ひとりぼっちじゃないのレビュー・感想・評価
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独特な世界観
つまんないけど最後までそれなりに観れた。不思議な物語。なんか悲しいような切ないような。寂しい気持ちのドラマでした。こーいうのも邦画ならでは。
井口さん演技上手かったなー。
お尻出したり、◯◯◯シーンとかあるのによく引き受けたなーって感心もした。
今後に期待する俳優です。
登場人物ほぼ全員がどこかおかしな人間ばかり。 シュールな世界観に途...
登場人物ほぼ全員がどこかおかしな人間ばかり。
シュールな世界観に途中からついて行けなくなった。
正直、何を描きたいのかよく分からない。
好き嫌いは大きく分かれそう
友人との約束をドタキャンされ時間を埋めるためになんとなく観た映画でしたが、観終わった後いろいろな意味で心にドロドロ、ジワジワと残る映画でした。好き嫌いはかなり分かれそうですが、主人公にシンパシーを感じた自分には刺さりました。
派手な展開や主人公達の言動の細かい説明はないので、映画にわかりやすさや大きな山場を求める人には不向きかも。観た側に委ねられ、想像力が必要な映画です。あれこれ考察したくなりました。原作小説があるとのことで読んでみたいと思います。
役者については、主人公を演じているのがKing Gnuのボーカルだという事を知らずに観たのですが、ネットで見かけた井口理のミュージシャンとしてのイメージが邪魔をすることなく、主人公・ススメとして終始映画を観ることができました。台詞は少ないものの、表情や話し方、体の動きで演じられる役者なのだと思いました。なかなか面白い役者で、今後は役者として注目したいと思います。
主役の脇を固める女優達の演技も良かったです。
ラストはハッピーエンドなのかバッドエンドなのか観る人によって分かれそうですが、個人的にはハッピーエンドだと思いました。というか、主人公に自分を重ねた者としてはハッピーエンドだと信じたいです。
小説らしい雰囲気ある作品
138席シアターを独占鑑賞。効果音も含めて小説らしい雰囲気のある作品で想像力が試されているようです。また主演・馬場ふみかの魅力も満載で、まるで彼女のプロモーション映像と思えるぐらいの美しいカメラワークに引き込まれた。
2023-56
こういうタイプの映画は初めて
いろいろ考えたり考察するのが楽しい映画。
一方で分かりやすさや細かい説明が欲しい人には不向きかも。
主人公ススメの視点で描かれてるので、主人公の見てない所では何が起こってるのか?何を話してるのか?何を考えてるのか?わからない。(実生活だってそうだよね)
コミュニケーションが苦手な主人公なので尚更、確認したりする事が出来ない。ススメの頭の中も視聴者と同じように「?」なのだろう。
とにかく映像が美しい。宮子の植物だらけの部屋や真っ赤な蓉子部屋、序盤はキレイなのに宮子にのめり込むにつれて荒れていくススメの部屋にも人物像が表れている。
役者さん達の演技も良かったです。
確認したい所があるのでもう一回見たいです。
うーん、よく分からなかった。。 ただ、眠くならせない演出や展開では...
うーん、よく分からなかった。。
ただ、眠くならせない演出や展開ではあったが、最終的にまー、そうだよね着地はうーんだった。
カメラワークは遠くから寄ったり、変な角度から撮ったりと、なんだが独特で印象に残った。
雰囲気はあるけど、中身がない。
なんだろうなぁ、似てると言えば鈴木清順の「陽炎座」かなぁ、、生きてるんだか死んでるんだか、ふわふわして主体性の見えない沼のような、霞のような女のファムファタール物です。こういう緩い人と付き合うのは大変だなぁ、自分も緩くないと続かない。
なんか思いつきや不思議な絵を紡いでストーリーは二の次的な部分はリンチに似てるかもしれないが(あ、誉めてないです)強い世界観やメッセージも無く、ふわっと不思議な子に振り回されて足を踏み外しそうになったのを救ったのは母ちゃんという日常であった、、という話(?)宮子は子宮なんだな、、たぶん。
馬場ふみかはこの役をどう解釈して演じてたんだろう?井口氏のキャラはダメ感出ててよいけどお世辞にも上手くない。ススメという名前も自虐十字架で親呪うレベル。
まあ河合優美がかっこよかったから許そう。
謎の映画
なんか謎の映画でした。
高校生が文化祭のクラスの演し物で、初めて映画を作る時に、脚本を書くのが初めての子が思いがいっぱいすぎて、なかなか観客に伝えたいのに伝わらない、というような感じの話でした。もちろん、プロの方々が作った作品ですから、すごいなと思うところばかりでしたし、俳優さんたちの頑張りが見ていてわかるくらいでした。ただ、とにかく脚本とそれを書いた意図がよくわかりませんでした。
馬場ふみかと河合優実の無駄遣い
コミュニケーションが苦手な歯科医のススメは、アロマ店を営む宮子に恋をする。宮子は部屋に鍵をかけず、急に連絡が取れなくなったりする謎の女だった。ススメは自分のことを宮子が理解してくれてうれしく感じる一方で、自分が彼女のことを理解できず悩んでいた。そんなある日、ススメは宮子の友人である蓉子から、宮子についての事実を聞いた。そして・・・てな話。
これ何なんだろう?
ススメに全く共感出来ず、良い女を両方抱いて、何考えてんだろう?
宮子役の馬場ふみか、蓉子役の河合優実とも無駄遣いとしか思えなかった。
ススメ役の井口理は良くも悪くも、なんとも言えない。
題の意味も理解できず。
難しくて眠かった。
けっして
わかりにくいわけじゃないです。
ただ、意味深なシーンがぶちぶちに途切れていて、何か一つ芯があるわけでもなかった。
ただ色味がきれいだった。
ツッコミどころは満載です。
2度3度観たい映画がたくさんある中で、
選んでしまった。
お金と時間を返して欲しい、かな。
薄いレイヤーが何層にも重なって、淡い絵を描いているみたいな印象
長くて静かな映画だったけど、不思議と飽きずに最後まで観れた。
強い主張はないのに、ネチネチと訴え続ける持久力がある。
誰にでもある普遍的な、自意識過剰の自分を持て余す感覚を、10倍くらい拡大した感じの主人公に、自分の日記を読み返すような親近感を覚えた。
主人公ススメの不器用な言動や、怯えた視線には共感せずにはいられない説得力がある。
それなのに何故か、映画を見終わると、ススメの存在感は夢の記憶のように一瞬で溶けて消えてしまう。
確かにそこに居たはずなのに、実在感が危うく、曖昧な手応えしか残らない。
親しみ易い空気を出しつつ、底知れない虚無感を醸す主人公。
原作では、もっと主人公の在り方は生々しかった気がした。
映画の主人公が、何処かは計り知れない浮遊感を醸しているように感じられたのは、俳優としての井口さんの根本的な特性に起因するところもあるのかもしれない。
一見どこにでもいる人に見えて、実はどうにも掴みどころのない、底知れない何かを秘めるキャラクター。
井口さんは、物語の作り手の創造力を、激しく刺激するタイプの役者になって行くのかも知れないと思う。
映画の進み方については、ちょっとゆっくり過ぎる感じがした。映画内の時間経過は、観る側が脳内で恣意的に伸び縮みさせながら捉えているので、物理的に長尺を押し付けられると却って集中力が阻害されてしまう気がした。もっと観る側を信じて、粗い要素を積み上げてくれても良かったかなと僭越ながら感じた。
とにかく、誰もが日常と非日常の狭間で、必然的に迷い込みたいという願望を持つような世界が、一瞬目の前に開けたような気持ちになれる素敵な映画だったと思います。
観る人の想像力により展開が膨らむ不思議な映画
場面ごとに緻密に配置された沢山のしかけを読み解くことにより映画の展開が何パターンも変わってくる魔法のような映画だと思います。
観る人の想像力が豊かなほど脳内に沢山のストーリーが産まれる、究極の観客に展開を委ねる系映画。
刺さらない人には刺さらないけど刺さる人にはとんでもなく刺さるはず。(出演俳優のファンだろうと)
私にはとても刺さりました。想像力や考察欲を刺激されるめちゃめちゃ面白い映画です。意図的にわかりやすさを排除してあると思う。
主演の井口さんの画面の中での空気感、存在感に惹き付けられました。
ふたりぼっち
馬場ふみかちゃんと河合優実ちゃんのふたりを鑑賞に劇場へ。その価値はありました。よって☆3は二人が出演してくれた事に対する評価です。
さて肝心の内容ですが、既に辛口評価が飛び交っているとおりです。寝落ちしなかった自分を褒めたいくらい。
コマ切れの展開にストーリー性はなく起承転結など皆無です。そういう作品なんですよ!と監督が言っているように途中から思う事にしました。
若き名女優二人に会えただけで私的には満足しておきます。
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他の映画と見方を変えたら楽しめそう
去年の映画祭で初めて観て、わけが分かんなくて原作を読んでも分からず、逆に気になったのでまた観に行きました。
もう1回観てもやっぱりわからない…結局、美術やロケーションや映像が美しいなぁ…御三方の演技素敵だなぁ…ということばかり眺めて終わってしまった笑(所々自分の経験と重ねて感じるものがあったとは言え、ストーリー全体の面白さはわからなかった)
後日井口さんと監督のインスタライブを観たところ、要は展開もセリフの真意も何を言いたかったかも、どうやら自由に決めて良く、観た人に委ねる映画、一緒に観た人とあれはどういう意味なの?って盛り上がって欲しい映画、ということのようです。(確かに盛り上がった)
そう考えると、誰にでもある感情や行動が、色んな形や視点で出てきていて、自分の性格や考え方を思い起こすきっかけになるし、ストーリーを自分で想像してつなげていくのは面白いかもです。
確かに「映画とは受け身でストーリーを観るもの」「映画とは笑わせてもらったり、感動させてもらうもの」って思い込んで映画館に足を運んでいるところがあるので、そうじゃない作品だとわかってれば最初からもっと楽しめるのかな。
先にもっと映画の主旨や楽しみ方を事前にわかりやすく説明するような宣伝をしておいた方が多くの人が楽しめるのかなーと思いました。
私は井口さんと馬場さんが好きだった事もあり、もっと作品を知りたいと思って何とかここまでたどり着いたけど、なんとなく観に行った人は1度観て面白くなかったで終わっちゃうだろうから、素敵な作品なのにもったいないです。
で、結局やっぱり気になってしまうので、また観に行きたいです笑
木彫りするセンスは怖い
コミュ障歯科医とアロマ女の恋愛物語。
緑に囲まれたアパートの101号室、部屋の中も緑だらけというマッタリ宮子に恋をして、そういう関係にもなったけれど…。
生き霊がどうとか言ったり、それ風の映像もあったりして、もしやオカルト?とか思ったりもしたけれど、単にそういう女だったってこと!?
兎に角マッタリゆったりヌロ~っと展開していき、何をみせられているのか???
引き出しからの流れはまあ判るけれど、それ以外はこれといってという感じだし、勝手に踊って見切ってという感じ?
長かったーーーーー。
始まって早々から隣の寝息が凄かったw
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