ひとりぼっちじゃないのレビュー・感想・評価
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他の映画と見方を変えたら楽しめそう
去年の映画祭で初めて観て、わけが分かんなくて原作を読んでも分からず、逆に気になったのでまた観に行きました。
もう1回観てもやっぱりわからない…結局、美術やロケーションや映像が美しいなぁ…御三方の演技素敵だなぁ…ということばかり眺めて終わってしまった笑(所々自分の経験と重ねて感じるものがあったとは言え、ストーリー全体の面白さはわからなかった)
後日井口さんと監督のインスタライブを観たところ、要は展開もセリフの真意も何を言いたかったかも、どうやら自由に決めて良く、観た人に委ねる映画、一緒に観た人とあれはどういう意味なの?って盛り上がって欲しい映画、ということのようです。(確かに盛り上がった)
そう考えると、誰にでもある感情や行動が、色んな形や視点で出てきていて、自分の性格や考え方を思い起こすきっかけになるし、ストーリーを自分で想像してつなげていくのは面白いかもです。
確かに「映画とは受け身でストーリーを観るもの」「映画とは笑わせてもらったり、感動させてもらうもの」って思い込んで映画館に足を運んでいるところがあるので、そうじゃない作品だとわかってれば最初からもっと楽しめるのかな。
先にもっと映画の主旨や楽しみ方を事前にわかりやすく説明するような宣伝をしておいた方が多くの人が楽しめるのかなーと思いました。
私は井口さんと馬場さんが好きだった事もあり、もっと作品を知りたいと思って何とかここまでたどり着いたけど、なんとなく観に行った人は1度観て面白くなかったで終わっちゃうだろうから、素敵な作品なのにもったいないです。
で、結局やっぱり気になってしまうので、また観に行きたいです笑
『キャスト(井口理他)ファンのみ向け映画…辛口』
稀代のボーカリスト King Gnu 井口理の初長編映画主演への挑戦作。
話題作になる筈だったのだろうが…井口理の無駄遣いになってしまい、残念な映画。
井口くんが好きな人にだけお勧めしたい。殆どの画面に彼が出ているから、ずっと眺めていられる。でも普段バラエティなどで見る井口くんとはまるで違うので覚悟して観てほしい。
「映画が意味不明に長い」と書いているのに、感想も長いです。面倒な人は斜め読みしてね。
長い。長すぎる上に中身がない。
ひたすら暗く笑顔が一つもない。ススメ宮子共にとにかく暗い。終盤ススメが母親に会うシーンで少し微笑みが出るが、その微かな微笑みにさえ救われると思ってしまう程に暗い。
暗い映画が悪い映画とは言えないが、この作品はただ暗く長いだけだ。
映画は、特に邦画が好きで(字幕を読むのと映像を観るのを同時にするのが苦手)ままあまあの数を観ているが…。
途中で出たくなった。そんな映画は滅多にない、もしかしたら初めてかも。
でも井口くんが頑張っているから、私も観続けようと頑張った。時計をチラ見しながら、延々と続くダルいシーンを耐えた。
邦画は好きだし、 King Gnu は好きだし、井口理くんも好きだから、当然楽しみにしていた。それがこれとは…。
封切り間もないので、あまり悪くは言いたくないが、井口くんを観たい人のみに好意的に受け止められる可能性があるだろう映画。それでも「こんな井口くん見たくなかった」と思う人もいるかも知れない。馬場ふみかさんは初めて見たが、彼女が好きな人にはこの作品はどう見えるのだろう。河合優実さんが好きな人には?
井口くんのススメは悪くない。良かったとも言える(ファンの欲目か)。
彼の中にある暗さや、他人とのコミニュケーションに対する気弱で不安そうな部分の、素を使って役柄の空気を上手く作っている。自然な演技で映画初主演としては上出来だ。けれど、馬場ふみか演ずる宮子の、能面のような表情から間が空きすぎて繰り出される棒読みの台詞の一つ一つの意味がわからない。謎の女らしいがその魅力が全く描かれていない。ススメは彼女のどこが良いのだろう。意味不明な言動のみの宮子が、ススメの理解者だとはとても思えない。河合優実の蓉子も宮子と似たり寄ったり。主演二人よりはやや抑揚ありか。
135分とにかくストーリーの展開が殆どない。文芸映像作品なのかとも考えてもみるが、しかし全体的に映像が美しい訳ではない。宮子とのセックスシーンもいまいち(無意味な暗転多用で、これは演出が悪い)だが、好きな人の友達ともしてしまう必然性がどこにもない。ススメが性欲のやたら強い男だという描写もない。こんなことを言っては気の毒だが、ススメの自分の部屋のゴミ箱に向かってする自慰シーンは秀逸、井口くん頑張ったね。
最後に唐突に「長崎に行く」と。これがまた意味不明。長崎の借りたばかりの何もない部屋にしゃがみ込むススメの映像でいきなり映画が終わってしまう。これだけひたすら意味深に引っ張ったんだから、その先を見せてよ、と思う。
あちこちに散見する超常現象の伏線回収も全くない。どういう意味だったのか。
その他自殺云々の話の回収もなく、どこまで観客を途方に暮れさせるのか。
宮子の植物に覆われた部屋と、エンドロールのその部屋でのうさぎは良かった。うーん、うさぎが一番良かったかな。
流石にうさぎでは何なので。
セックスシーンではなく二人が服を着て横たわるシーンは、宮子バージョン蓉子バージョン共、照明衣装も良くどちらも綺麗な絵だった。
道路に横たわる宮子とその横に佇む蓉子に向かって「何やってんだよ!」と叫んで走るシーンだけは、ススメが爽やかだった。というよりこれが普通だよね感。
以前自分も芝居をやっていたので、多くの人達が時間もエネルギーも創意工夫も全力投球した作品を悪く言うのは好きではない(因みに劇中劇の小劇団の芝居は酷い)。
けれど、今日映画を観てきて食事の時に感想を話していたら、小学二年生の子供に「なんでそんな悪口ばかり言うの?もうその話やめて!」と言われたのでここに書いてみた。
この感想を書かずにはいられないと思い、「映画.com」に初めて登録した。
言いたくないけど、ぶっちゃけテンポ悪くてタルくて…まあ観なくても良い…かも?
井口理さん、馬場ふみかさん、河合優実さん、ごめんなさい。
井口くんがエゴサーチして、この感想文を読まないでくれることを願う。
こんなレビュー書いておきながら、そんなことを言う私こそ訳わかんないね。
井口くん、次の作品には恵まれることを祈るよ。あるいは、やはりシンガーとしての道を極めて欲しい…かも。
井口理くんの演技は、YouTubeドラマ『 GOSSP BOX 』の方が断然良い。
共演者もテンポも展開も圧倒的に良い。
4話に分かれていて短いので、検索して観てみて。
木彫りするセンスは怖い
コミュ障歯科医とアロマ女の恋愛物語。
緑に囲まれたアパートの101号室、部屋の中も緑だらけというマッタリ宮子に恋をして、そういう関係にもなったけれど…。
生き霊がどうとか言ったり、それ風の映像もあったりして、もしやオカルト?とか思ったりもしたけれど、単にそういう女だったってこと!?
兎に角マッタリゆったりヌロ~っと展開していき、何をみせられているのか???
引き出しからの流れはまあ判るけれど、それ以外はこれといってという感じだし、勝手に踊って見切ってという感じ?
長かったーーーーー。
始まって早々から隣の寝息が凄かったw
うーん、今週(3/10の週)は数こそ少ないけど、これは…。
今年76本目(合計728本目/今月(2023年3月度)11本目)。
大阪ステーションシネマで見て、3割くらいの入りだったのですが(相変わらず、ちぎらくんとドラえもんばっかり…)、途中で帰る人が続出していたのが印象的でした。
私は「お体が不自由な方」にあたるので、1000円で鑑賞できますので、極端な体調不良や急な仕事依頼ほかでない限り、途中で抜けることはしない主義です。
…とはいえ、この映画、他の方もかなりの低評価であることからわかる通り、「何を述べたいのか」が本当によくわからないのですよね…。
この原因の一つが「セリフの少なさ」と、「突然大人の営みのシーンになる」など脈略のない展開やわかりにくい展開(セリフがないのは、音響施設がぶっ壊れているのかとすら思った)になり、そういう映画も確かにありますが(お客さんに考えてね、というタイプの映画)、そうすると法律系資格持ちは「法律的な観点」から見るくらいしかないのですが、上述通り「セリフの少なさ」がすごいので「何が論点で何が論点でないのか」さえつかめない(そういう論点を論じる前提として、何が問題なのかという「具体的描写がほとんどない」)のです。
どうも原作小説はあるようなので、その小説を読んでいないほうが悪いと言われればそれまでですが、通常は何らかの配慮がありますし、私一人だけでなく他の方もかなりこの点、「何が言いたいのか映画の趣旨がよくわからない」点には触れているので、程度の差はあっても、この点はやはりマイナスポイントになるのでは…と思います。
正直、余りにのセリフの少なさに「ストーリーの展開がおえない」状態で、「評価サイトなのに評価ができない」という珍妙な状況になっています。
ただ、「そういうテイストの監督さんなんだ」という点や、「積極的に低品質のものを流したものとは認めがたい」(2022年だと、大怪獣~や「それがいる森」レベル)ことも考えると、これらとの比較は必要になります。
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(減点1.0/映画の趣旨が理解しがたい)
・ 私一人だけならともかく、多くの方が問題視されているので、程度の差はあってもこの点は(個人差はあるにせよ)この点はどうしても否めません。
ストーリーの進みというところで交わされる「会話」すらもほとんどないので(音響施設のトラブルかと思えるレベル)、「何がどうなっているのか」さえ追いにくいです。
原作小説を読んでいる方だとある程度理解できるのかもしれませんが、私一人だけでなく多くの方が触れている以上、この評価は免れないのでは…と思います。
ただ前述の通り、「積極的な悪意を持って低品質の映画を流す」ということにはなっていないので(気分を害する表現、どうでもいい趣味的な表現、ジャンルだましほか)がない以上、減点幅としてもこれが限界(あるいは、0.8で4.2として4.0まで切り捨て)になると思います。
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見に行かれる方は本サイトのみならず、他サイトの評価サイトの評価も参考に行かれることをお勧めします(3/10の週の映画の中では特に群を抜いてわかりにくい)。
ゲスの極みを観たいですか‼️❓
原作者兼監督兼脚本家が、どんなに言い訳しても、主人公は性欲だけで生きる男。
不器用な見掛けや、病的な行動をどんなに考慮しても、宮子の友達の女の子を性欲の捌け口にしながら人間性のかけらも無い、ただ、自分が良く見られて、宮子を支配したい、性欲だけで、理解してくれると言いながら、誰一人として理解しようとしない。
ちなみに主人公は有名なミュージシャンで、この映画では、カメラ横のカンペを棒読みして、多分三日くらいの撮影、映画ファンをバカにした製作。
演技派の女優を演技させずに棒立ちさせる贅沢さ、贅沢の極み。
アレがいる森のコピペ、無意味。
こんなのがロードショーとは奇怪なり。
冥土の土産に観たらどうですか時間と金が無限にあるなら、どうぞ。
よく分からないけど、個性のある監督になりそう
評価が著しく低いので、見るか迷いましたが、他の映画クチコミではそこまで低くないので鑑賞です。
クチコミサイトの特性ですが、公開時に低評価の口コミが重なると厳しいですね。逆も然りですが。
決めては、河合優美が出ていることと、この春、同じ監督でもう一作品あるそうなので。
監督はもともと脚本家で、ドラマ映画アニメなどで活躍されて、この映画の原作の小説を出版されたそうです。Amazonの評価も高いので、これも観る決心のひとつに。
脚本家と小説家は似ている部分が大きいと思います。あたまの中のストーリーを文字に起こすという意味では同じ作業なので。
ただ、それを映像にする監督となると話しば別なのかも知れません。
見た感想ですが、「よく分からない」というところです。
まず、主人公のススメのキャラがよく分からない。悩んだりいろいろしますが、とても感情移入は出来ないです。他のキャラも同じで、なんでそうなるのか謎の行動が多く、何か種明かしとか大どんでん返しがあるのかと思いましたが。
ネットにある原作のあらすじを読むと、全然違う話でびっくり。
多分、映画の2時間に収めようとした段階で、色々とカットした部分が多いようですが、カットした部分が悪かったのか。
ネタバレなしにしますが、最後のあの決断も、「へぇー、そうなんだ、でもなんで?」って感じで、何も心が動かない。
原作レイプと言ってもいいくらいのレベルですが、原作の小説も脚本も監督自身なので、レイプではなく自爆ですね。
監督の頭の中にはキャラが描けているのだとも思いますが、初見の観客目線が欲しいですね。かなり厳しい。
ただ、絵作りとかとてもアーティスティックで、映画っぽい、綺麗なシーンやかっこいいシーンもあったので、個性のある映画監督になるのかなと思います。
不思議な部屋で住んでみたいと思いました。
「無駄なシーン」というには勿体ないですが、それでもやっぱり同じ時間使ってキャラクターを描いた方が良い気がします。
脚本家出身の新人監督さんということで、これからも期待です。もしかしたら自分の原作じゃない方がいいのかも。次の4月の映画「サイドバイサイド」は楽しみです。
最初から最後まで何やってるのか
2023年劇場鑑賞57本目。
なんか歯科医と馬場ふみかがいる話。
いやもうこうとしか言えない。
関係性もよく分からないし、今どういうことになっているのかも分からないし、どうなったのかも分からない。自分がバカになったのか、めちゃくちゃ国語の苦手な子の作文読まされているのか、さっぱり分からない映画でした。
晩ごはん何にしようか迷っていましたが、この映画で町の中華屋さんにしようと決められたので☆0.5プラス(笑)
宮子さんは何者ですか
ゆったり~とした台詞
会話もポツリポツリ
抑揚なく話す
感情がどうなのか
わかりにくい
…宮子って何者なんだろう
男でも女でも付き合う
不思議な行動とか
種を明かさないまま…
そんな宮子に主人公のススメは
宮子と変わらないテンポではなし
宮子の世界を理解しようと
…がんばる
最初、なかなかでした
テンポにのれるか心配でしたが…
容子が現れてからなんとか
映像面でも
顔を出さない声だけの人とか
足をひかれても足を映さなかったり
音ととしてBGM の代わりの様な
水の中の音だったり
部屋いっぱいの観葉植物だったり
ベッドがなく床で寝たり
そしてベランダの物置の穴
とか気になるところがいっぱい
劇中のなかでちょっとした劇がある
この作品も劇ぽいのに…
その中で初めてススメは宮子と
反対の感想を述べる
…この事が彼を変えていく切っ掛けに
彼女のことを知りたい
と思っても彼女は何も話さないから
…宮子の一面しかわからない
道路で寝転んでいる宮子は…
不思議でいっぱい(理解できない)
何年も一緒に暮らしている
相手でも分からないことはある
ということなのかな
どんどん引き込まれていきます
相手を知ろうと頑張った…結果
自分自身も知りたいと
いま居る所を離れて暮らしたい
車の免許もとって…
いろんな世界を見てみたい
母親と仲良しの女友達の関係性
…人と関わって生きる人生
もいいなと思えた
…彼の独立宣言物語です
以外と最後は楽しめました
エンドロールのカーテンかゆれる
演出もよくてゆったりした
気分になりました
※ところで宮子さんって
本当にいたのかそれとも
想像上の人物かよくわからない
わたしもこの作品の一面しか見えてないかも
コミュ障
丸で水の底(多分海水じゃなく淡水)に居る世界観を描いた作品である
その自己評価の低さを全面に纏う主人公 そして他人から観てもその形振りが非社会性を否定し得ないヒロイン そんな2人が水槽、又は川底で藻に絡みながら生きている姿を捉えた、かなりのダウナー系作品、もっといえば"環境映像"の親戚のような作品なのかも知れない
今作品の白眉はやはりヒロインの馬場ふみかの演技であることは間違いない 所謂"不思議ちゃん"をこれだけ綺麗に演じるイマジネーションの具現化に感服である
あくまで主人公のキングヌーは狂言回し ヒロインの摑み所の無さに翻弄される様を表現するピエロである 只、演技力が・・・ 研鑽を積むのか、それともあくまで本来の音楽活動に於ける表現幅の増強狙いか、今後の活動如何である
今作は原作本がマストのストーリーだということを鑑賞後のネット検索で認知した それ位設定や役柄の説明は無い そもそも環境映像だから削ぎ落としたのだろうし、もっと知りたければ小説を読めということなのだろう こういう演出、企画があっても私は応援したい
ポコポコ、ポコポコ。水の中。
周りの人たちと違っていて、生きづらそうな男。あの「ジョーカー」の主人公の場合、スタンダップコメディの劇場に通って社会と適合しようと努力したように、この男は、患者に見立てた模型を相手に苦手な会話術を克服しようと試みている。草花に囲まれることや、自分を理解してくれる女性(ほんとにそうなのか疑問だったが)がいることとか、彼なりのやすらぎの場があるのはありがたいことだろう。歯科医師になれるくらいなのだから頭はいいのだろうが、どうみても社会性に乏しい。それならそれでいいのだけど、だったらもっとセックスも不器用に描いて欲しいと思う。彼らのような人種は、もっと自分の殻の中でもがいている。もしかしたら、亡霊のようなものだけではなく、ミヤコもヨウコも、現実から逃れたい彼の願望が産んだ空想の世界の住民なのかも知れないとも思った。
最後の母子の会話に、ちょっと前向きな人生が見えてホロッときた。たぶんに千葉雅子の演技によるところも大きいが、現実の自分が母の立場に近い(つまり身内にそんな人間がいるということ)からだろう。だから母の気持ちがよくわかる。少なくとも、ジョーカーのように道を踏み外すことなく、自分が生きていける道を模索する作業を諦めないところに光明があった。
ただ、それまでの話があまりにも凡長に見えて、しかも映画の尺が長すぎた。長いわりには、伝えたいことがいまいち伝わってこなかった。まるで、こっちも水の中で息苦しいような気分だった。
馬場ふみかと河合優美の無駄使い
ネクラでコミュ障気味の主人公には似つかわしくない彼女は、主人公が脳内で作り出した幻覚なのかもと思ったが、そうでもないらしい。
冴えない主人公が、ミステリアスな彼女に振り回される話ではあるのだが、どこかフワフワとした感じの、夢とも現実ともつかない物語に戸惑うばかりで、結局、何が言いたいのかが分からない。
劇中、演劇を観た主人公が「イラついた」と言っていたが、訳も分からず、何の伏線にもなっていないエピソードの羅列を延々と見せつけられて、こちらも、いい加減、イラついてしまった。
それでも、もしかしたら、ラストに、「自殺」に絡めたアッと驚くようなオチが用意されているのかもしれないと淡い期待を抱いたが、これも完全に肩透かしだった。
作り手としては、観客に解釈を委ねたのかもしれないが、これでは、あまりにも説明不足で、不親切過ぎるのではないか?
残念ながら…
馬場ふみかと河合優実が出ているので観た。
馬場ふみかの伸びやかで美しい肢体、河合優実の芝居と珍しく蠱惑的な表情。
それだけが取り柄。
全般に間延びしていて退屈だし、「謎の女」であんなぽんわりした話し方ってステレオタイプ過ぎるでしょ。
原作者が監督ということだから、意図通りなんだとすると残念ながら私には合いませんでした…
全35件中、21~35件目を表示