ひとりぼっちじゃないのレビュー・感想・評価
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めっちゃこだわりを感じる。私には合わなかったです。 雰囲気や間を楽...
めっちゃこだわりを感じる。私には合わなかったです。
雰囲気や間を楽しむ映画…?
薄く延ばされてるように思って、長く感じた。実際2時間16分で長い映画か。
間やカメラワークにこだわってそうで、適当に撮ってない。
役者の演技も要望通りなのかもしれないが、下手に見えた。
しっかりコントロールされてる映画だと思うが、そのコントロールでストーリーをもっと引っ張っていって欲しかった。
主人公の彼をとても説明したくて、丁寧に描写してると思った。繊細でナイーブな彼を視聴者に知ってもらいたい感じ。
配信にあったからなんとなく見た。
この映画の予告を見たことをなんとなく覚えてた。
King Gnuのボーカルが出てて、予告がエロそうで馬場ふみかさんが出てるから、宣伝に釣られて見た。
馬場さんが井口さんの相手役として引っ張ってく感じかと思ったら、二人とものっそりだった。彼女は多作と全然違ったのでそういう要望だったと思う。
この映画の雰囲気に登場人物たちは合ってた。ただ私の好みと合わなかった。
前半のヌードのところは美しく撮られてた。
けど、緊張感が伝わってきて見てられない感じ。
撮影では二人とも身体張ってるだろうが映像では配慮がされてて、
エロを映像のメインにしてなくて彼女の裸体に頼ってないのは好感が持てた。
井口さんのお尻の方が映ってた。
エロを見どころにしてる映画かと思ったが、キャラクターが見どころの映画。
独特な世界観
つまんないけど最後までそれなりに観れた。不思議な物語。なんか悲しいような切ないような。寂しい気持ちのドラマでした。こーいうのも邦画ならでは。
井口さん演技上手かったなー。
お尻出したり、◯◯◯シーンとかあるのによく引き受けたなーって感心もした。
今後に期待する俳優です。
登場人物ほぼ全員がどこかおかしな人間ばかり。 シュールな世界観に途...
登場人物ほぼ全員がどこかおかしな人間ばかり。
シュールな世界観に途中からついて行けなくなった。
正直、何を描きたいのかよく分からない。
好き嫌いは大きく分かれそう
友人との約束をドタキャンされ時間を埋めるためになんとなく観た映画でしたが、観終わった後いろいろな意味で心にドロドロ、ジワジワと残る映画でした。好き嫌いはかなり分かれそうですが、主人公にシンパシーを感じた自分には刺さりました。
派手な展開や主人公達の言動の細かい説明はないので、映画にわかりやすさや大きな山場を求める人には不向きかも。観た側に委ねられ、想像力が必要な映画です。あれこれ考察したくなりました。原作小説があるとのことで読んでみたいと思います。
役者については、主人公を演じているのがKing Gnuのボーカルだという事を知らずに観たのですが、ネットで見かけた井口理のミュージシャンとしてのイメージが邪魔をすることなく、主人公・ススメとして終始映画を観ることができました。台詞は少ないものの、表情や話し方、体の動きで演じられる役者なのだと思いました。なかなか面白い役者で、今後は役者として注目したいと思います。
主役の脇を固める女優達の演技も良かったです。
ラストはハッピーエンドなのかバッドエンドなのか観る人によって分かれそうですが、個人的にはハッピーエンドだと思いました。というか、主人公に自分を重ねた者としてはハッピーエンドだと信じたいです。
小説らしい雰囲気ある作品
138席シアターを独占鑑賞。効果音も含めて小説らしい雰囲気のある作品で想像力が試されているようです。また主演・馬場ふみかの魅力も満載で、まるで彼女のプロモーション映像と思えるぐらいの美しいカメラワークに引き込まれた。
2023-56
こういうタイプの映画は初めて
いろいろ考えたり考察するのが楽しい映画。
一方で分かりやすさや細かい説明が欲しい人には不向きかも。
主人公ススメの視点で描かれてるので、主人公の見てない所では何が起こってるのか?何を話してるのか?何を考えてるのか?わからない。(実生活だってそうだよね)
コミュニケーションが苦手な主人公なので尚更、確認したりする事が出来ない。ススメの頭の中も視聴者と同じように「?」なのだろう。
とにかく映像が美しい。宮子の植物だらけの部屋や真っ赤な蓉子部屋、序盤はキレイなのに宮子にのめり込むにつれて荒れていくススメの部屋にも人物像が表れている。
役者さん達の演技も良かったです。
確認したい所があるのでもう一回見たいです。
うーん、よく分からなかった。。 ただ、眠くならせない演出や展開では...
うーん、よく分からなかった。。
ただ、眠くならせない演出や展開ではあったが、最終的にまー、そうだよね着地はうーんだった。
カメラワークは遠くから寄ったり、変な角度から撮ったりと、なんだが独特で印象に残った。
雰囲気はあるけど、中身がない。
なんだろうなぁ、似てると言えば鈴木清順の「陽炎座」かなぁ、、生きてるんだか死んでるんだか、ふわふわして主体性の見えない沼のような、霞のような女のファムファタール物です。こういう緩い人と付き合うのは大変だなぁ、自分も緩くないと続かない。
なんか思いつきや不思議な絵を紡いでストーリーは二の次的な部分はリンチに似てるかもしれないが(あ、誉めてないです)強い世界観やメッセージも無く、ふわっと不思議な子に振り回されて足を踏み外しそうになったのを救ったのは母ちゃんという日常であった、、という話(?)宮子は子宮なんだな、、たぶん。
馬場ふみかはこの役をどう解釈して演じてたんだろう?井口氏のキャラはダメ感出ててよいけどお世辞にも上手くない。ススメという名前も自虐十字架で親呪うレベル。
まあ河合優美がかっこよかったから許そう。
謎の映画
なんか謎の映画でした。
高校生が文化祭のクラスの演し物で、初めて映画を作る時に、脚本を書くのが初めての子が思いがいっぱいすぎて、なかなか観客に伝えたいのに伝わらない、というような感じの話でした。もちろん、プロの方々が作った作品ですから、すごいなと思うところばかりでしたし、俳優さんたちの頑張りが見ていてわかるくらいでした。ただ、とにかく脚本とそれを書いた意図がよくわかりませんでした。
馬場ふみかと河合優実の無駄遣い
コミュニケーションが苦手な歯科医のススメは、アロマ店を営む宮子に恋をする。宮子は部屋に鍵をかけず、急に連絡が取れなくなったりする謎の女だった。ススメは自分のことを宮子が理解してくれてうれしく感じる一方で、自分が彼女のことを理解できず悩んでいた。そんなある日、ススメは宮子の友人である蓉子から、宮子についての事実を聞いた。そして・・・てな話。
これ何なんだろう?
ススメに全く共感出来ず、良い女を両方抱いて、何考えてんだろう?
宮子役の馬場ふみか、蓉子役の河合優実とも無駄遣いとしか思えなかった。
ススメ役の井口理は良くも悪くも、なんとも言えない。
題の意味も理解できず。
難しくて眠かった。
けっして
わかりにくいわけじゃないです。
ただ、意味深なシーンがぶちぶちに途切れていて、何か一つ芯があるわけでもなかった。
ただ色味がきれいだった。
ツッコミどころは満載です。
2度3度観たい映画がたくさんある中で、
選んでしまった。
お金と時間を返して欲しい、かな。
薄いレイヤーが何層にも重なって、淡い絵を描いているみたいな印象
長くて静かな映画だったけど、不思議と飽きずに最後まで観れた。
強い主張はないのに、ネチネチと訴え続ける持久力がある。
誰にでもある普遍的な、自意識過剰の自分を持て余す感覚を、10倍くらい拡大した感じの主人公に、自分の日記を読み返すような親近感を覚えた。
主人公ススメの不器用な言動や、怯えた視線には共感せずにはいられない説得力がある。
それなのに何故か、映画を見終わると、ススメの存在感は夢の記憶のように一瞬で溶けて消えてしまう。
確かにそこに居たはずなのに、実在感が危うく、曖昧な手応えしか残らない。
親しみ易い空気を出しつつ、底知れない虚無感を醸す主人公。
原作では、もっと主人公の在り方は生々しかった気がした。
映画の主人公が、何処かは計り知れない浮遊感を醸しているように感じられたのは、俳優としての井口さんの根本的な特性に起因するところもあるのかもしれない。
一見どこにでもいる人に見えて、実はどうにも掴みどころのない、底知れない何かを秘めるキャラクター。
井口さんは、物語の作り手の創造力を、激しく刺激するタイプの役者になって行くのかも知れないと思う。
映画の進み方については、ちょっとゆっくり過ぎる感じがした。映画内の時間経過は、観る側が脳内で恣意的に伸び縮みさせながら捉えているので、物理的に長尺を押し付けられると却って集中力が阻害されてしまう気がした。もっと観る側を信じて、粗い要素を積み上げてくれても良かったかなと僭越ながら感じた。
とにかく、誰もが日常と非日常の狭間で、必然的に迷い込みたいという願望を持つような世界が、一瞬目の前に開けたような気持ちになれる素敵な映画だったと思います。
観る人の想像力により展開が膨らむ不思議な映画
場面ごとに緻密に配置された沢山のしかけを読み解くことにより映画の展開が何パターンも変わってくる魔法のような映画だと思います。
観る人の想像力が豊かなほど脳内に沢山のストーリーが産まれる、究極の観客に展開を委ねる系映画。
刺さらない人には刺さらないけど刺さる人にはとんでもなく刺さるはず。(出演俳優のファンだろうと)
私にはとても刺さりました。想像力や考察欲を刺激されるめちゃめちゃ面白い映画です。意図的にわかりやすさを排除してあると思う。
主演の井口さんの画面の中での空気感、存在感に惹き付けられました。
ひとりよがりじゃん
井口さん主演&馬場ふみかさん、河合優実さん共演ということでこれは無条件で観なければと思い鑑賞。女性客が多めでしたが、井口さん人気すごいですね。
久々に観なければよかった…と思ってしまうくらいの駄作でした。分かりにくいストーリー、唐突な展開、魅力のないSEX、気味の悪いカメラワーク、意味不明な終わり方、99%くらい無駄に思えてしまえる作品で、何度劇場を出たいと思ったことか…。
まずほぼほぼ無いけれど微かにあった良いところを挙げると、河合優実さんのホラーじみた表情が良かったです。やはりこの人は凄いなと再確認させられる表情でした。これを監督が自分の手腕だと勘違いしなければいいんですが。あと装飾は中々に凝ってました。そこじゃなくて物語を凝ってくれよと思ってしまいましたが笑
もうあとはゴリッゴリの批判意見ばかりです。開始直後からあんまり乗れないなと思ったテンションがどんどん下がっていき、地の底を這いずりまくっていました。
まず役者の無駄遣いが酷すぎます。井口さんはまぁ可もなく不可もなく…といった感じですが、馬場さんと河合さんは本当に無駄遣いだと思いました。馬場さんは色気漂う表情や仕草が魅力的で、そこが出ていない役割でも存在感がハッキリと出ている素晴らしい女優さんなんですが、今作だとステレオタイプな不思議ちゃんで全く役が生きていない様に思えました。SEXシーンだって体張って全部脱いでるのに全くエロく見えない…。監督の自己満足が過ぎています。
河合優実さんも完全な無駄遣いで、そもそもどんな役割かも分からないくらいフワフワしたポジションなので、時たま出てきて煽ったり、話したり、SEXしたり、最後の方狂気じみた表情が活きていましたが、どうにも河合さんが何も発揮できてないまま終わった感じが拭えません。去年の「百花」もこんな感じだったので、日本映画はもっと河合さんを大事にするべきだと思いました。
監督の問題だと思うんですが、原作も監督が書かれていて、脚本も監督ということで、そもそも原作から合わない気がしましたが、作中何度も文章のまま映画になっているなと思うくらい間が長いです。いつカット切るんだ?と思うくらい待たされるんですが、やんわり暗転かと思いきやそんなことなくダラっと続く訳わからない場面を何度も目撃しました。
作中のSEXも別に理由なく行われるもので、タイトルの"ひとりぼっち"の部分がコミュ障である主人公、全然ひとりぼっちじゃないじゃんというところにもツッコミが入ります。コミュニケーションが下手くそならそこへ辿り着くなんてもっと時間がかかると思うんですが、SEXは秒速で辿り着くなんていう都合の良さ。あとヴーと唸るシーンがあるんですが、あれは一種の発達障害なのでは?と思ってしまう場面があり、描き方としては雑だなという印象が拭えませんでした。
容子の部屋で男が死んでたとか、倉庫に男が敷き詰められていたり、突然のウサギだったり、主人公のブチギレだったり、車道に横たわっていたり(クソ迷惑)、劇場で謎に振り向いた人だったり、何かと絡めようとしているんですが、結局絡めず終いで放りっぱなしというやり投げっぷり。全てを回収しろとまでは言いませんが、そこまで放られると監督に怒りをぶつけたくなってしまいます。
終盤に急に長崎へ向かう事を決意した事を母親に告げますが、それもまた理由なしに移住、アテもないけどなんとなくという適当なもの、個人制作で知り合いに見せるくらいならこのくらいの理由でも良いと思いますが、これは劇場に流すものなので締めくらいはしっかりして欲しかったです。
カメラワークも謎のズームアップだったり、役者を画面の左半分に寄せて右半分は壁を映すとかいう謎技があったりと、色んなところで頭を抱えてしまいました。
生涯ワースト…と言ってもいいくらいの作品だと思いました。そもそも映画にカウントしたくないくらいの未完成作品を世に出した製作陣にも多少の問題が…。そもそも役者の使い方をもう少し考えてから映画を作って欲しいなと思いました。この監督は要注意だなと思いましたが、もう早速「サイドバイサイド」でまた役者が豪華という共通点が見えており、こっちは頼むからもう少しまともであってくれ…と願うばかりです。2023年のワースト入りはほぼ確定だと思います。
鑑賞日 3/15
鑑賞時間 13:10〜15:30
座席 G-13
雄大な行間
公式サイトに「雄弁な行間」との言葉があるが、『雄大』の間違いだろう。
あまりに広すぎて、次の行へ辿り着けない。
ぶつ切りのイメージ映像ばかりなので、ストーリーは作品を観るよりあらすじを読んだ方が分かり易いです。
登場人物の言動行動はことごとく意味不明。
時間軸も繋がっているのか日を跨いだのかすら分からず、現実非現実も曖昧。
意味深にカットがかからないが、結局何も起こらなかったり。
設定だけ決めて、5人くらいの脚本家が自由に書き、また5人くらいの監督が自由に撮ったような。
あの内容でよく演技プラン立てたな、と思うくらい演技は良かった。
井口理も上手かったし、馬場ふみかも(ゆったり口調はダルかったが)雰囲気出てましたね。
河合優実の新しい顔が見られたことと、歯科助手のコが可愛かったことは収穫。
ふたりぼっち
馬場ふみかちゃんと河合優実ちゃんのふたりを鑑賞に劇場へ。その価値はありました。よって☆3は二人が出演してくれた事に対する評価です。
さて肝心の内容ですが、既に辛口評価が飛び交っているとおりです。寝落ちしなかった自分を褒めたいくらい。
コマ切れの展開にストーリー性はなく起承転結など皆無です。そういう作品なんですよ!と監督が言っているように途中から思う事にしました。
若き名女優二人に会えただけで私的には満足しておきます。
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