ウィッシュのレビュー・感想・評価
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ディズニー好きにお勧め
同時上映の「ワンスアポンアスタジオ」の長編版みたいな内容。
過去作のオマージュが数え切れない位多い。
ディズニー作品を見るのがこの作品が始めての人にはあまりお勧めできない。※過去作オマージュ多過ぎるから。映画も過去作をいくつか見ている前提で作られている感じがありました。
本作で新しくなった3DCGが凄い。2Dっぽい3Dという独特な質感。映像美はさすがディズニークォリティ。感無量。
歌は本場のパワフルさを感じたいのなら字幕で。気軽に見たいのなら吹替で。私は既に字幕3回視聴しました。
本作のヴィラン「マグニフィコ」王ですが、元から悪ではありません。アーシャが反論してしまったことがきっかけで、冷静さを失って闇堕ちしてしまいます。
ロサス国民は闇堕ち前マグニフィコの下でも何不自由なく平和に暮らしている印象でした。
願いを差し出した後は損失感に襲われるが、毎月誰か1人が叶えれているのを見て「自分もいつか...」と洗脳状態になってるのか...
と色々考えさせられる映画でした。
字幕版ではマグニフィコに国民で立ち向かうシーン「この願いリプライズ」で「あなたが教えてくれた」なんて国王をめちゃくちゃ皮肉ってました。
「この願いリプライズ」は吹替の方が内容は分かりやすいです。
純粋な心を忘れてしまった私をお許しください🙏
純粋にDisney映画を楽しめるピュアさを失ってしまったのかな、あたし。
【良かった点】
・タイトルの“Wish”が「みんなの願い」的に複数形になっていない点。単数系のおかげで「みんなの‘ただ一つの’願い」という意識の強さが感じられる。
【何だかなー、だった点】
・『多様性』の履き違え。主人公には褐色のお肌のそばかすガール。でも悪役王(というか主人公アーシャ以外全員)はお肌ツルッツルのぷりっぷり。そして親友がdisabled、仲間内に恐らくトランスかと思われるキャラがいたり、盛り込めばいいってもんぢゃない…
・悪い王様に搾取された希望を…って予告でやってるけど、実際に観てると物語の前半で王様は決して悪くない。(後半ではダークサイドに落ちるけどあくまでも前半は普通。)国家の運営には様々な理由があって、携わっていないものには理解できないことだってたくさんあるはず。それなのに勝手に“それはおかしい!あたしが何とかする!!”ってな具合で主人公が勝手に過激派に転じる。なんならテロ行為。
・過激な思想を持った主人公のテロ物語と感じた時点でストーリーにも感情にも身が入らなかったから余計なんだろうけど、この作品の裏側にチラチラ見えるお金の匂いにげんなり。
曲目自体は悪くないけど、その映像上の演出が今後舞台化した時に映えることを意識して作られたものに感じるし、様々なシーン(大量のニワトリとか本のライドとか)はこれから何年か経った時にディズニーランドのアトラクションに加わってきそうだなー、とか。
100周年ともなると肖ろうと裏でいっぱいお金が動いてるんだろーなー。
・大切なforgivenessの精神が偏ってる。裏切った仲間は許すけど、王様は見せ物に………ってなんで??
実は短編の方が感動する
あれ?星の子カービーがディズニーに?ついに任天堂ともコラボか!…ていうか大丈夫これ?
映像と音響が素晴らしいのはもう大前提として、史上最強のヴィラン福山君が意外に簡単にやられちゃったり山ちゃんを無理やり引っ張り出したり、仲間達の存在感がかなり薄かったりとディズニー100周年の集大成というより過去作品のごった煮総集編、という色合いが強い感じ。もちろんそれなりに楽しめたが、総集編という意味では同時上映の短編に、色々な思い出も相まって涙をそそられてしまった。ミッキーがウオルトの肖像画を見上げる時に流れるシャーマン兄弟の曲とかね。
マグニフィコ王は善人のふりをした悪人でした
マグニフィコ王が善人であるというレビューが結構多いのが気になります。
これがシナリオのわかりにくさから来ているのであれば、作品の評価が低くなるのも仕方ないかも知れません。
ですがマグニフィコ王は明らかに悪人です。
映画の中に一瞬だけマグニフィコ王の過去に何か不幸があったのだろう事がわかるシーンがあります。
おそらくマグニフィコ王はその不幸な過去のせいで、強い願いから来る強い感情は人を不幸にする、と思い込んでしまったのでしょう。
だけど、民衆に強い願いを捨てろと言っても誰も耳を傾けてもらえない。
そこでマグニフィコ王は民衆を騙して願いを奪う事を考える。
魔法で願いを叶えると嘘をつき、民衆から願いを取り上げる。願いを取り戻そうとしない様に魔法で願いの事を忘れさせる。
その上でマグニフィコ王には害が無い願いを少しだけ本当に叶えて、民衆に本当に願いが叶うと信じさせる。叶える願いが少しなのは魔法の力を貯めるのに時間がかかる、とでも言い訳をしていたのでしょう。
願いを忘れ、強い感情を失った民衆はマグニフィコ王を盲目的に信じる様に洗脳され、誘導されていく。
最初のマグニフィコ王を賛美するシーンなどは、新興宗教の教祖をあがめる様でとても気持ち悪さを感じました。このシーンを単純に素晴らしい平和な国だと感じている方が結構いる事に驚きます。
マグニフィコ王のやっている事は明らかにネズミ講や悪徳な新興宗教などと同じ詐欺であり、搾取です。
マグニフィコ王はだんだん独善的な性質を強くしていき、民衆は愚かで私の言う事を聞いていれば良いのだ、と思い込んでいく。
願いは大事に保管していたのではなく、使い道も無いので単に隠してあっただけです。王妃に対して、いつか願いを叶えるため、とかの言い訳のために捨てられなかっただけでしょう。
そういう背景が映画中ではほとんど語られないので、マグニフィコ王が悪かどうかわからない方が多くなっているのでしょう。
独善的なマグニフィコ王は、自分に盲目的に憧れる主人公に、自分がこんなに良い王なのだと自慢するため、自分の秘密を垣間見せてしまう。
だが、主人公は正しい感覚を持っていたため、マグニフィコ王の誤りに気付いて、マグニフィコ王から願いを取り戻そうとする。
最初は家族の願いだけを取り戻すだけのつもりだった主人公だが、民衆に自分の悪事が暴かれる事を恐れるマグニフィコ王は暴走し始める。
偶然、願いを破壊して取り込む事で自分の魔法の力が強くなると知ったマグニフィコ王は、民衆の事など無視して、多くの願いを破壊して取り込んでいく。
ネズミ講で破綻していく犯罪者の典型です。殺人などの凶悪さは無いかも知れませんが、大勢の人々を不幸にしていく最悪の権力者です。
追放され、投獄されるのは当然の結末でしょう。
評価を低くしている方は、マグニフィコ王が善人だと感じているか、主人公が白人のプリンセスでは無い事が不満であるか、ストーリーが単純でつまらないと感じているか、という3点が多い様に見受けられます。
どれも的外れである様に思います。マグニフィコ王は悪人だし、一般人で未熟な子供だけど正しい感覚を持つ芯の強い行動力のある素晴らしい主人公だし、100周年記念で誰にでもストレートに伝わる王道なストーリーを目指したのだと思います。
まぁ、伝わらずに評価が低い人が多いなら、それはディズニーの失敗でしょう。
ただ、私は歌も映像も素晴らしいシンプルなストーリーで、100周年記念のお祭り的な作品としては、ディズニーらしい良い映画だと感じました。たくさんの過去作へのオマージュが楽しい作品です。
個人的には王妃だけでなくプリンセスも出てくれば良かったかな、と思いました。スターではなくプリンセスが主人公の友達として、主人公に協力して王を倒す方がディズニーらしかったかも。スターはすごく可愛らしいのですが、その存在がちょっと唐突で説明不足なので。
まぁ、ディズニーの魔法の世界で細かい事を言うのも野暮というものでしょう。楽しい映画でした。生田絵梨花さんも福山雅治さんも素晴らしい歌と演技でしたね。
ファンだけが楽しめる映画
ファンの人は十分楽しめると思います。映像やミュージカルの演出などはさすがディズニーといった感じですし、過去作のオマージュを探す楽しさもありました。そこは評価できる点だと思います。
ただ、この作品を「ディズニー」の映画ではなく純粋な作品として見た時、評価点を上回る不快感がありました。それが他の皆さんも書いているように、マグニフィコ王の扱いの酷さなんですよね...
私は「国民や国の事を思う心優しき優秀な王が、活動家によるテロによって徹底的に追い詰められる」ようにしか見えなかった。正直、途中からは映像の美しさよりもその不快感の方が上回っていましたね。なんかこう、最終的に王と和解する展開にするとか、悪役にしたいのならもっと悪役っぽい設定にしたりとか、もっと物語の筋が通るようにするべきだったんじゃないかな。設定や背景を見る限りマグニフィコ王が悪に見えないから、こういった扱いを受ける事にも、主人公を含めた他のキャラが王を陥れようとする事にも、違和感があるんですよね...
映画としては、100周年作品としては、間違いなく駄作です。
願いは自分で叶えるものだ
10年以上ぶりにディズニーアニメ映画を観ましたが、期待以上に見応えがありました。ゴールデングローブ賞のアニメ部門にノミネートされているので、結果が気になります。(日本のアニメ映画2作が優勢かな?)
まず、生田絵梨花さんの声がアーシャにピッタリで、のびやかな歌声が気持ちよかったです。
映像も夢の世界にいるような感覚で美しく、スターやバレンティノのきめ細やかなしぐさが上手く表現されていました。「屋根裏のラジャー」の映像が薄く感じたのも「ウィッシュ」の予告を見たせいかもしれません。
メッセージ性も感じ、王様は偽善者や独裁者を比喩していて、つい今起こっている戦争を思い出しました。
また、ルッキズム批判も感じとれて、アーシャのそばかすやドレッドヘアー、浅黒い肌も気にするなということでしょう。対照的に王様はハンサムでナルシズムを誇張しており、外見だけで人を判断してはいけないということでしょう。願いは他力本願ではなくて、自分の努力も必要だなというメッセージ性も感じました。
ストーリーは少し強引な展開もあり、悪く言えばワンパターンになっていると感じ、意外な展開も見たいところです。
全体的には、今までディズニー映画で感じていたタルさはなく、ワクワクする満足度の高い映画でした。
個人的にはあり
ディズニーアニメ映画は、主人公が人間(魔法使いも含む)だと今一つで、人間以外のものだと面白い気がする。だから「アナ雪」もあまりハマらなかった。設定がファンタジーすぎて話に深みがないと感じてしまうことが多かったから。ミュージカルがあまり得意ではないことも影響しているかもしれない。
さて100周年記念となる本作。字幕版で鑑賞。まず驚かされたのは絵画のような淡い色彩のアニメ。とても綺麗だった。新しいことに挑戦するディズニーの気合を感じた。そして歌唱シーンの演出と楽曲の出来がとにかく素晴らしかった。さらにスターというキャラクターとしての可愛らしさが突出している。これだけでこの映画が成功したと言っても過言ではない。ところがアメリカではコケたらしい。映画の興行って難しい。
レビューでも低い評価にしている人が多そうだ。その気持ちもわからないではない。だって、王様はそんなに悪い人ではないし、冒頭にあれだけ素晴らしい国です!って歌っていた主人公が、祖父の願いを叶えてもらえないだけで国の体制に疑問を持ってしまうし。あの暴走した王様の扱いを見て、これって正義なんだろうかと戸惑ってしまう。
でも、歌と踊りのシーンとスターの可愛さがよかったから個人的にはあり。本来苦手なはずの、人間が主人公でミュージカルメインのディズニーアニメのはずだが面白かった。
最後に、ポリコレに配慮する方向に突き進んでいたディズニーが、本作では若干抑えめになった気がするのは私だけだろうか。たしかに主人公は白人ではないし、わかりやすい美人というわけでもない。友人は障害を持っていて歩くのに杖を使っていたりする。でも、わかりやすいLGBTQのキャラは登場しなかったし、何より多様性についてのあからさまな説教臭さはなかった(他の側面でやや説教臭かったけど)。これくらいならあまり気にならない。
集大成の映画っぽくはない
まぁまぁ面白い映画でした。
長さ的にも問題ありません。
最初は歌のインパクト弱めかなと思いましたが、主題となる歌はとても良かったです。吹替で見ましたが生田さんの歌きれいでした。
願いを王に授けると、その夢を忘れてしまうというのがポイントですね。
かなりの国民がいることから、自分の願いが叶う日がかなり遠いことは誰でもわかるかと思います。その夢をずっと忘れないといけないのは辛いですね。
そうやって国の治安を守る方法には納得というか、頭いいなと思ってしまう自分もいます。ああ、そういう方法があるんだな、と。
王はそういうちょっとした企みはありつつも、アーシャが行動してスターが出現するまでは、そこまで悪い人じゃなかったと思います。
アーシャが不審がる気持ちもわかるので誰が悪いとかじゃないですけど王が完全邪悪体になってしまい、なんだか可哀想だなと思いました。完全に王のせいとも思えないんです。
王妃も途中で完全に王から離れちゃいましたね笑。
終始喋るヒツジがうるさく、何かアシストすることもなく、ただ映画を見に来た子どもたちにオラフ的なキャラを提供するだけだったのが残念です。オラフのほうが愛嬌もあって可愛かったです。
前半で王がすで悪者とわかる描写が出たので、実は別の王妃あたりが黒幕かと思って見てましたが、結局そのまま王が悪いだけでしたね笑
吹替版めちゃくちゃいいです!!
ディズニー100周年の記念すべき映画🎞️
それだけでも期待値が膨らみ、ずっと楽しみにしていました!
字幕版と都合がつかず、最初は吹替版へ💨
もともと歌番組で、いくちゃんが歌っているのを聞いていたので音楽に期待して行きましたが、、想像以上!!
吹替版とても良かったです!!!
いくちゃん歌うますぎる!!あんなに上手なのか!!!
福山さんもバチバチに決まっていて、歌を聞くためだけに吹替版また行きたいくらいです。
ようこそ!ロサス王国へと無礼者たちへは、鼻歌でつい歌っちゃうくらい好きになりました🎵
あと真実を掲げの繰り返される重低音!!!!身体の奥まで響く感じで、ドキドキしてすごい盛り上がりました!!
最後の、ウィッシュ〜この願い〜は映画館が震えてるんじゃないかっていうくらい響いていて圧倒&魅了されました✨
とにかく、吹替版素晴らしかったです!😍
音楽の感想はここまで、以下内容の感想です。
正直、1番伝えたい内容は?と思います。
「願いは自分で叶えるもの」を1番伝えたいのであったら、そこに行き着くまでのストーリーが少し弱いかもと思いました。
マグニフィコ王がみんなの願いを叶えるフリして集める→叶えないし悪用している→願いを取り戻す
ならまだ分かります(終盤はそうなっています)が、実際は平和な王国を守るためにそれを脅かす恐れのある願いを叶えないように願いを選んでいる(叶えない願いはきちんと保管している)でした。
マグニフィコ王は盗賊に家族を殺され、そこから魔法を学び平和な国を1から作り上げました。
そして制限なく外から人々を受け入れ、国をまとめ上げていました。
権威を脅かされたくないという気持ちはあるかもしれませんが、国を維持するために叶える願いを選ぶことはしてもいいのでは?と思ってしまいました。
頑張ってるよ!マグニフィコ王!
他力本願な国民を置いておいて、マグニフィコ王が悪にされるのは今までの努力があることを考えると可愛そう🥲
王妃ともすごくいいパートナーであると思っていましたが、王妃もマグニフィコ王を見切るんですね🥲
あとあと、結局アーシャの願いってなんだったのでしょう?祖父の願いが叶うこと?
願いが叶う国にいないのでそう思うかもしれませんが、ギターを上手く演奏したいや憧れの騎士になりたいというような夢はいつ叶うかわからない願い(そしてその願いも忘れてしまう)に託すよりも、自分で叶えてこその夢ですよね!
そういう夢を託すことが、マグニフィコ的に無礼者!だったのかもしれないですね😌
個人的にはスターの存在もちょっと疑問で、、、。
スターのようななんでも魔法でできちゃう!万能!(しかし喋らない、何のために出てきたかいまいちわからない)なキャラクターがいては、ストーリーの構成においてちょっとずるいのでは〜と思いました。
スターが最後吸い込まれてしまうことで、
希望だったものがなくなる→危機!→人々の夢や希望を願う気持ちで逆転!
の構成になっていると思いますが、スターの立ち位置がうやむやでその危機的状況も弱いように感じました。
加えて、ウィッシュは今までのディズニーの物語より少し前のお話で、人々がなぜ星に願いを思うようになったかがわかると聞きましたが、なぜなんですか〜〜。
夢や願いは自分で叶えるものだけど、星を見つめて願うことで心を強く持ち続けるためでしょうか〜〜〜。
と、何とか言っていますが歌は本当に素晴らしかったので映画館で観れてよかったです😊
エンドロールの星に願いを、とても響いていてよかったです💫
あくまでも個人的感想ですのでまた他の方のレビューを参考にします〜!
ウィッシュ上映前のワンス・アポン・ア・スタジオ、とても良かったです!
ブラザーベアー出てきて胸熱でした🐻
ディズニー100周年、心よりおめでとうございます🎊
『ONCE UPON A STUDIO』よかったですね!
本編が始まる前のオマケ的な『ONCE UPON A STUDIO』が思いのほかよくって3倍くらいの尺でも良かったんじゃないかと。ディズニー版『WE ARE THE WORLD 』あるいは「「Do They Know It's Christmas?」的な?!ビルボードランキングに何度も登場するアーティスト、スーパースターたちが一堂に会したビデオは当時それだけでレーザーディスクになって買っちゃいました!(今の若い人たちにはわかんないだろうなー?レーザーディスクも曲も。なんせ40 年くらい前の曲だもんね!)そんな感じで「あっ、これもディズニーのキャラなんだ!3Dも2Dも実写も入り混じって、さすがだなー」みたいに純粋に驚くやら感心するやら。豪華絢爛な登場人物たちに感動すら覚えました。何しろ100年の歴史を持つディズニーならではの作品でもっと観たかったなぁ!
さて本編は相変わらず美しい映像と音楽、少し長めのプロモーションビデオを見た感じでしたね。声優陣はなんとも豪華でした。生田絵梨花さん福山雅治さんはセリフだけでなく歌も素晴らしく上手いお二人で感心しました。
ただ福山さんは本人が色々演じられている役が印象的なので「実に面白い」とか「あんちゃん!」または「ズバリ言っていいかな」なんて言い出しそうでドキドキしながらも少し期待してしまいました。
『ズートピア』でウサギの新米警官・ジュディを演じた上戸彩さんが今回もウサギを演じられてました。しかしながら作品中でだんだん成長していく主人公が心地よく感じたのに比べ、今回のアーシャはそのあたりがちょっと残念でしたね。
全体的に可もなく不可もなくってところで前段の小品が思いのほかよかったのでその分物足りない感ありかな?いうのが正直な感想です。
レビューの長さが物語っている次第ですかね?
希望を無くせば戦争はなくなる話のディズニー版
途中までは考えさせられる映画でした。
SF小説でありますね。
人々の希望をなくせば争いはなくなるという話。
市民は文句ばかりだが、かといって圧力で抑えるのもよくない。
現に何不自由なくみんな暮らせている。
企業で従業員やアルバイトのことを考えさせられる問題でした。
最高でした。なんでこんな低い?みんな他の作品見てます?と言いたい
今まで見てきたものの集大成でした。
ディズニーは長きにわたって私たちに夢と希望を与えてくれて、本当にありがたいと思っています。
もちろんビジネスではあるけど、夢を媒体にしているなんてディズニーだけですよね。
この映画を観て頑張ろうと思える自分でよかった。
「星に願いを」by「ピノキオ」‼️
ディズニー100周年の記念映画らしいのですが、今現在ディズニーは正念場でしょう‼️ディズニープラスも赤字、「スター・ウォーズ」もなかなか映画製作の目処が立たないみたいだし、ピクサーは配信スルーされる事もある、頼りのマーベルもヒーロー映画疲れで以前ほどはヒットしない状況‼️そして今作「ウィッシュ」もアメリカではあまりヒットしてないみたいだし‼️今回の「ウィッシュ」なんですが、人々から夢を奪い、自らの力にしようとする悪い魔法使い兼国王にヒロインが立ち向かう‼️いつものパターンですけど、これも王道ディズニー‼️ヒロインもなかなか魅力的だし、主題歌もなかなかイイ曲‼️でもやっぱりディズニーはキャラクターだと思う‼️グッズになって売れるような個性的なキャラクター‼️今回の喋るヤギも何か「シュレック」のドンキーのパクリみたいだし、金ピカの "スター" もどっかのゲームのスライムみたいで、なんか弱いですよね‼️結局ラストもみんなの夢が戻って振り出しに戻るような感じ‼️夢の王国ディズニーなんだからみんなの夢をかなえてやらないとダメでしょう‼️あまりにご都合主義かもしれないけど、それがディズニーだし、今までもそれでうまくやってきたんだから‼️それとエンドクレジットに歴代のディズニー・キャラが登場するんですが、確かに本作はディズニー100周年の記念映画かもしれませんが、その前に「ウィッシュ」という一つの作品のはず‼️品格を落とすような事はヤメてほしい‼️
テーマ、ストーリー、背景、世界観、どれをとっても綺麗で美しい映画。
今まで、「願いの力」をテーマに描き続けてたディズニーが、「願いの力」を真っ向から描いた作品である。
王様がそこまで悪くみえない、ストーリーが酷いなどの酷評が目立つが、私は「願いの力」をテーマにした作品として、非常に良くできた作品であったと感じた。
たしかに、マグニフィコ王は過去に酷い目にあい、魔法を学び王妃に出会い魔法を使い、多くの民を受け入れており、彼の寛大さの上にストーリーが成り立っていた。非道な道に歩みを進めなければハッピーエンドで追われただろうが、願いの力の強大さに気づいてしまったが故、独占をし悪用してしまったのであり、彼の人生の煌びやかな栄枯を感じた。
加えて、ストーリーはディズニーらしさや単純さが相まって展開が読めてしまうが、それはディズニー作品ではよく見られることであるし、そこを煌びやかな音楽やテーマで補っており、「願いの力」とディズニーの世界観にどっぷりと浸れることができた。
また、願いの力の偉大さと強大さを描くことによって、人々の欲や生きる糧として豊満な人生を歩むことができる、夢を見て、夢に向かって頑張ることで多くの人の心を掴むことや多くの人を巻き込んでいき良い方向に導いていく力があるといったことをストーリーとして示しており、ディズニーが伝えたい「願いの力」というものの秘めたる力を感じることができる作品であり、非常に見応えがあった。
また、ディズニー100周年ということで、今までのディズニー作品をオマージュした場面が多く見られ、100年を象徴し、ディズニー作品として記念すべき映画であることも感じられた。この記念すべき映画を見れたことを嬉しく思う。
2023/12/30 TOHOシネマズ六本木ヒルズにて
2024/1/1 TOHOシネマズ新宿にて
もとの脚本を妄想してみた
あまり評判が良くないとは知っていたが、いうてもディズニー創立100周年記念作品ということだし、それなりに良い映画のはず、と期待していたが、想像を超えてびっくりするくらいつまらなかった。
世界観や脚本にアラがありすぎるし、テーマも浅い。感動する場面もない。「子供向け」というより「子供だまし」とさえ思った。唯一評価できるのは、映画の中にちりばめられた過去のディズニー作品の隠れ要素(ついでに言うと、前に上映された「ワンス・アポン・ア・スタジオ」はめちゃ良かった)。
ただ、それだけに大いに疑問が残る。創立100周年記念作品という絶対に失敗できない映画に対して、こんな不完全な脚本にOKが出るのだろうか?ということ。
妄想レベルの想像かもしれないが、ぼくは「この脚本はもともと違うものだったのでは?」と感じた。というのは、この映画には、数々の不自然な点があり、それは、脚本が変えられた、とすると腑に落ちる点があるように思うからだ。
まず、祖父について。祖父が100歳というところから、あきらかに祖父はディズニーを象徴するものとして出てきているはず。にもかかわらず、彼の「王様にとって危険な願い」が結局なんだったのか、最後まではっきりとしていない。
次に、主人公(アーシャ)について。彼女は自分の願いを言っていないにもかかわらず、王様は「お前の願いは魔法使いになることだろう」みたいなことを言う。また、物語の中盤ではスターに魔法の杖を渡されて、魔法使いとして戦うように仕向けられたり、最後にはアップデートした魔法の杖を渡されたりする。また、主人公はなぜか「魔法が下手」なことを恥じている。これで連想するのは、「ファンタジア」の中で魔法使いの弟子として登場するミッキー。祖父がディズニーなら、主人公はミッキーの象徴として出てきてもおかしくないだろう。
次に、王様について。王様はこの映画で最も大きな謎は、「王様はそれほど悪くないのに、とても悪い悪人として成敗されている」ということ。また、「魔法を使っていいのは王様だけ」という謎の決まりがある。
次にスター。彼の設定もあいまいで、彼がなぜ主人公の前にだけ現れたのか分からない。また、何ができて何ができないのかはっきりしない。
こうしたことを総合して、もともと別の脚本があったのではないか、と思った。としたら、どんなだったのかを勝手に想像(妄想)してみた。
王様は魔法の力で皆が平和に暮らせる国を作ろうとしていた。
それは、皆の「願い」を管理することで、国の体制をゆるがす危険思想の芽を摘み取る、というもの。
(独裁政権とか、全体主義国家みたいな思想)
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魔法使いの家系である祖父は、「願いはその人自身のものであるべきだ」という考えを持ち、王様に反発。
その過程で父親は王様に殺され、祖父は記憶を封印される。
王様以外に魔法を使ってはいけない、という法律ができる。
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王様を讃える意見しかない世界で、何の疑問も持たず主人公は成長する。
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主人公に危険な兆候が無いか王様は主人公を城に呼ぶが、逆に主人公は王様に疑問を持ってしまう。
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わずかに残る父親の記憶をきっかけに、主人公の「願い」により魔法が発動する。
もともと主人公の家系は魔法使いという設定だったが、その設定を失くした時、脚本の矛盾を補完するために「スター」というキャラがつくられたんじゃないだろうか。
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