「設定が…」ウィッシュ ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
設定が…
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魔法使いが王様で、民の願いを預かり、定期的に選抜し、それを叶えるシステム…? ふつう、願いなんてひとつだけじゃないと思うけど。それにみんなの願いを見てると、病気を治して欲しいとか、失くしたものを取り戻したいとか、切実なものがない。この国の民は、満ち足りた生活をしてて、不幸ゆえの渇望とかがないみたい。また、王様に願いを差し出しても、具合が悪くなるわけでもないし、何年も叶わなくても頭がおかしくなるわけでもない。でも、自分の願いを自分に戻さないと、何かが欠けるんだね。なんとビミョーな。
100才のおじいちゃんの孫が17才、ってことは、お母さんが35才で娘を生んだとして現在52才、さらにお母さんはおじいちゃんが48才の時の子供になる。なんと晩婚一家なんだ。100才にこだわるなら、ひいおじいちゃんって設定にすれば良かったのでは。しかし、100才のおじいちゃんがボート漕いだり、楽器演奏したり、年の割に元気過ぎないか。
なんか、ディズニー100年記念にこだわるあまり、企画会議が紛糾したのでは、と勘ぐってしまった。あちこち破綻したまま、後戻りできず作った作品に思えて仕方ない。救いは音楽かな。生田絵梨花の歌は良かった。福山雅治は歌が下手なわけではないが、ミュージカルには合わないと思った。
日テレ金曜ロードショーを鑑賞。
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