「短編だけは良かった」ウィッシュ ちはるさんの映画レビュー(感想・評価)
短編だけは良かった
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吹替で鑑賞しました。
本編前の100周年短編映画はすごく良かったですが、肝心の本編がつまらなかったです。
どうしても主人公と国民が好きになれなかったし、共感も出来なかった。自分で努力して願いを叶えるというメッセージ性はいいだけに、とかく残念でした。
・序盤で、主人公が願いを渡して気持ちスッキリと歌っていましたが、叶えてくれない願いなら返すべきと王に進言するところから共感しづらい。スッキリするんじゃないの?そもそも国の多くの人々の願いを集めているのに、願いを叶えられるのは月に1人なんだから、叶えられない願いがあるのは分かるはずでは。
・フレンドリーな王様という設定なのだろうが、主人公の王への態度が非常に軽く感じた。緊張しているとはいえ、尊敬している王なら尚のことあんな態度にならないし、身内の願いを叶えてなんて言えない。
ほかにも色々ありますが、共感しづらい要素が多々ありました。
また、ディズニー映画ということもあり歌にも期待していましたが、期待しすぎました。主人公の方は歌も演技も下手ではありませんが、やはり他キャラクターの歌唱力・演技力にのまれてます。肝心の歌のパートもなんだかなぁ…と。せめて歌の部分は別の方に歌っていただきたかったです。
結論としては、ストーリー・歌ともに微妙で、少なくとも吹替版は映画館で見る必要ないと思います(字幕版だと印象・評価も多少は変わるかも)。
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