「意味不明な上に面白くない」ウィッシュ サブレさんの映画レビュー(感想・評価)
意味不明な上に面白くない
「なんで?」「どういう理屈?」で感想が終わってしまう映画。ディズニー100周年記念作品としてこんな与太が提供されるとは思わなかった。まさに世紀の駄作と呼ぶにふさわしい。
まず設定の肝の肝が飲み込めない。願いを渡すと心が軽くなるって何?そんな訳ないだろ。生きる希望とまで言い切ってるのに。
で、願いを叶えてもらうって何?挙げ句に叶えてもらえないなら返してくれ、返してくれないなんてひどい!ってどういう了見?自分で差し出したくせに何を被害者みたいに描かれてるの?
と、観ていてずーーーーっと不満を抱いていた。文字数の許す限りいくらでも不満を書けるが、やめておく。途中で劇場を抜けたくなったのも初めて。もちろんオチも不満。王様一人悪者にして終わり!ってアホか。
せめて「設定はわからんけどなんかすごい!」と思わせてほしかった。「設定はわかるけど、そうなるわけねーだろ」と思いたくなかった。
ミュージカルパートは基本褒めてきたのだが、ストーリーのポンコツっぷりが歌詞にまで侵食しており、折角の派手な映像が台無しになっていたと思う。
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