「2023年12月24日鑑賞、以下個人的メモ」ウィッシュ ikedacatsさんの映画レビュー(感想・評価)
2023年12月24日鑑賞、以下個人的メモ
良い点
・アーシャや王様、ダリアなどのデザインは好き(アーシャか可愛くないという意見も多いけど、普通の子って雰囲気で好き。ダリアも、サブカルかじった文系みたいなデザインで、サブキャラクターとしていいと思う。マグニフィコ王はイケメン。闇堕ちしたDr.ストレンジ)
・福山ボイスでの歌はいい感じ(さすが歌手。個人的には福山味をもっと感じさせる言い回し・話し方でもいいと思ったけど、普通にヴィラン感は出てた)
悪い点
・アーシャに共感できない(確かに願いを叶えてもらえないなら、せめてその願いを返して欲しいって気持ちはわかる。ただ全体的に、王様とは別の意味で独善的に見えて…あと、祖父の願いだから叶えて欲しいとか、弟子面接してるときに言うのはどうかと)
・友達たちのキャラが立っていない(ダリア以外の友人達がただいるだけ、お助けキャラ程度の存在感しかない。活躍も特に個人の特性を活かしたものではなく、印象に残らない。特に男連中。七人の小人リスペクトらしいけど…)
・王様の処遇に納得がいかない(最後の方はともかく、それまでは曲がりなりにも国をきちんと統治してたし、一部の魔法を禁じるくらいの倫理観はあった。罰は受けるべきだが、為政者として民のために頑張っていたことを考えると、魔法に支配されたまま鏡に封印されてしまうのはあまりにも悲しい)
・女王の仲間化が納得できない(王に思うところがある、アーシャに期待してるといった描写もあったけど、描写的には王の思想を支持し今まで支えてきたのだから、鏡に封印された王に対してもう少し温情のある接し方をしてほしかった。あと隠し部屋に潜んでいたアーシャたちと合流してたけど、なんでお前はその部屋の存在を知ってるんだ)
・スターの存在(アーシャが強く願ったから現れた。まあそれは分からんでもないけど、他の人だって同じくらい強く願うこともあったでしょうに、なんでアーシャの元だけに…あとスターの願い叶える力が強すぎて、アーシャたちが努力してるという感じがしないのです。スターを利用してるようにしか見えない)
叶える叶えないの判断は独断と偏見によるものだけど、王としては国を脅かしそうな願い・危険思想は叶えたくないよねえ。おじいちゃんも、人前で歌う!みたいな願いなら自力で叶えても良かったんじゃないかしら。
バレンティノは賑やかし役として認識してたので、やかましくてややウザいとは思ったけど、そこまで嫌悪感は無かったです。