「最後王から呪いを取り除く展開ならまだ良かった」ウィッシュ とうふさんの映画レビュー(感想・評価)
最後王から呪いを取り除く展開ならまだ良かった
18歳です。
18年間生きてきた中で最も不快でつまらない映画でした。不愉快すぎてレビューで不満を綴ろうと思っています。不快になるかもしれないのでこの映画が良かったと思う人は見ない方がいいです。共感してくれる人いたらコメント下さい。
私は映画で泣かないことがないぐらいすぐ涙目になる方ですが、ストーリーに1ミリも泣けませんでしたし感動しませんでした。(初めの国の案内の歌については、リズムが良くて感動しました)
☆1にした理由は、本編前のディズニー100周年ムービーに感動したからです。ミッキーがそろそろ行かないと、と言ってたところで泣きそうになりました。本編だけなら☆0でした。
いきなりネタバレに入りますが、まず王は自身が大切なものを失ったことで同じことが起きないように国を作り、困った人々を差別することなく歓迎し、主人公が邪魔をするまでは圧政を敷くこともなく平和に国を統治してました。願いの内容をみて、自分が守ってきた国の平和を乱す可能性のあるものを叶えないことの何が悪いのか。
主人公は王はみんなの願いを叶えようとしない!叶える気がないなら返せ!と言ってたが、平和の為に選んだだけだし、今まで平和に暮らせていたのならば現在維持でいいやん、別にその願いを危険に晒すことは無いし。王も願いを一生守ると言ってたやん。とツッコミを入れたくなった。
たしかに祖父の願いは明らかに危ないものではないし、祖父はいい人だ!と言う気持ちは分かる。しかし、面接に来たばっかで知り合いでもない主人公の、家族贔屓している発言を素直に信じるわけが無い。王の言うとおり、会ってすぐ祖父の願いを叶えてくれない?と言うところにも厚かましさを感じる。
あと願いのことをペラペラと家族や友だちに話すのもどうかと思う。自分勝手に祖父の願いは叶わないと伝えて怒られて泣いて…
王妃も、呪いの本に支配されてしまった王を助けることなくあの人は変わってしまったとは何だと思う。国民も王妃も今までしてきた王の功績を考慮せずやっつけるぞ!!はあまりにも酷すぎる。
王が暴走→呪いから王を救え→救う→王が改心→願いを返す→みんなハッピー
の展開ならニコニコしたまま映画館を出れました。
王に願いを奪われると願いを忘れてしまうってとこがミソなのかと。
王に奪われてしまったら、叶う願いも叶わないから、それを奪い返すのは少々強引とはいえ理には叶ってる気がしました。