「吹替版も字幕版も観ました♪」リトル・マーメイド iccoさんの映画レビュー(感想・評価)
吹替版も字幕版も観ました♪
①1度目はジャパンプレミアにて吹替版を鑑賞。
とにかく圧倒的な臨場感!!
撮影?編集?の技術がすごいのかIMAXがすごかったのかわからないけど、海の中をすごいスピードで走り回るアリエルと一緒に自分も魚になったみたいな感覚を得られました。
あまりにもリアルに体感しすぎて酔ってしまったけど、初めての感覚を味わえました。
リトルマーメイドは人魚のお話だから、海の中の生物のお話なので、実写は難しいんだろうなと思っていたけど。これは水の中を漂う髪や、自在に動き回る生き物たちの動きが本当に違和感なくリアルでびっくり。
目線もアリエルの中に入り込んだかのように一緒に動くので、魚はこんな視界なのかー!というなんか新たな感動が。
魚(フランダー)やカニ(セバスチャン)を含めて、実写版では実在のものに変身(にしか見えない)しているので、そこもなんか色々面白くて楽しめたかな。一番面白かったのはseahorseだな!笑
思わず吹き出してしまった。
クラゲのシーンが美しくて忘れられない。
②2度目の鑑賞記録。
2度目は極音シアターで、字幕版を鑑賞。
二度目なので落ち着いて細部まで鑑賞。
主にアニメとの違いについて考察。
前回も思ったけど、トリトン王のマントを魚の群れで表現したり、甲冑が貝のキラキラ部分だったり、衣装が凝っていてとても素敵。
ディズニーの実写はどの姫もドレスがため息出るほど素敵なのだけど、アリエルもプリンセスには珍しい膝丈のドレスで、たっぷり生地を使っててふわふわでとても美しかった。
アニメの方だとアリエルが王子に一目惚れしただけみたいに見えたけど、実写版の方ではなんで彼にアリエルが惹かれたのかの理由が描かれてたのが大きな違いかな。
王子とアリエルの価値観がとても似ている。
二人とも狭い世界を抜け出して、自分の知らない世界を見てみたいと言う願望、好奇心が強い。
そこが惹かれあった理由になっているようにみえた。
家族の設定も色んな人種が同じファミリーを形成していて、今っぽい感じ。周りとの価値観が違うことへの悩みや、違いがあっても好きなものや興味が同じだと仲良くなれるのだ、ということをディズニーはいつも伝えてくれるなと思う。