「自分と似ていない他者を恐れない💖🌈」リトル・マーメイド うさえさんの映画レビュー(感想・評価)
自分と似ていない他者を恐れない💖🌈
海底の世界のシーン、アリエル、人魚達の美しさにドキドキ…
アリエルの陸の世界を切望する姿、陸の世界のドキドキ、初めての失望、失恋…
純粋で天真爛漫なアリエル、純粋で真っ直ぐなエリックとのかわいいデートシーンにはキュンキュンした!
いつまでも綺麗な心のままの2人でいてほしい!と願わずにいられない
セバスチャン、フランダー、スカットルのお三方もとってもキュート‼︎
アニメ版のヨーロピアンとは違う、南国の雰囲気の陸の世界がとっても素敵だった
新曲、BGMも最高すぎた…メンケンさん、ミランダさん、ありがとう🥺💖
はしゃぐアリエルが愛おしくて、見ている自分もときめいていた
初めてリトルマーメイドのアニメーションを見た子どもの頃のときめきが蘇った✨
アニメ版と同じく、作品のメッセージは同じ
「自分と似ていない他者を恐れない」
(ボーグのインタビューでロブマーシャルが言っていた言葉)
ラストシーンは、アニメ版リトルマーメイド2で描かれていた、「隆と海が一つになる」未来を示唆しているように感じた
こんな素敵なメッセージを作品から受け取ることができずに、レイシズム、ルッキズムに基づく批判がたくさんあることに驚くし
すごく悲しい
(※ビジュアルについて批判的な人は、ディズニー過去作の「美女と野獣」「ノートルダムの鐘」を履修して「人を見た目の印象で判断しない」ということを学習してきてください😉どちらもアランメンケンによる音楽が素晴らしいです)
分断されている現代社会だからこそ、必要なメッセージがたくさん詰められている作品だと思う
今の時代にタイムリーな物語
自分と違うもの、親しみのないものに対して、アリエルやエリックのように心を開いて...
ディズニーからの優しいメッセージだと思う
今の大人達には通じなかったとしても、これからの時代を生きていく子ども達にはこのメッセージがきっと届きますように。
アリエル役のハリー自身はアリエルのようにディズニープリンセスらしく、真っ直ぐ純粋で心優しく芯が強い
「私の祖先たちが経験したものに比べれば、私に向けられるヘイトなんて何でもありません」
「自分たちは美しいし、自分たちだってプリンセスになれるんだ
とわかってもらえた。それだけで胸がいっぱいでした。」
(ボーグのインタビューにて)
アリエルかわいかったですね。このレビューを読んで、私が見た時の感想を思い出しました。
「自分と似ていない他者を恐れない」いい言葉です。
ただ私の場合、実際には自分と異質なものに対して、最初はどうしても警戒感を持ってしまいます。ある意味、本能的なものかもしれません。それを乗り越えていくことはとても大切なことだと改めて思いました。
アリエル役の女優さんも素敵な人みたいですね。このレビューを読んでよくわかりました。