「ソドムの都から生まれる永遠の生命」バビロン シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
ソドムの都から生まれる永遠の生命
イマイチ評価が低いけど、蓋を開けたらぶっ飛びの退廃的で狂乱のパーティに放り込まれてビックリしました。めくるめく酒池肉林パーティが30分続いた後にやっとタイトル、その後も撮影現場でのスタッフや役者達の狂騒ぶり、映画館の観客の歓喜の声、そしてまた発狂したようなパーティと、全編通じて毒々しくも甘い腐臭を放つハリウッド社会とそこで生きている人間を極彩色で描いていきます。言わば、同じ監督の『ラ・ラ・ランド』のダークサイド版で、その分、ハリウッドから退場する者の過酷な運命には茫然とします。それでも、最後に映し出される様々な映画のカットで、映画が生み出すものへのデミアン・チャゼルの愛が感じられました。役者では、ダントツにマーゴット・ロビーで彼女の代表作と言えます。ブラッド・ピットも、クラシックなハリウッドスター役が決まってました。
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グレシャムの法則さんのコメント
2023年2月25日
コメントありがとうございます。
『ラ・ラ・ランド』のダークサイド版。
この映画の雰囲気を一言で伝えるのに、最適な表現‼️
どんな映画だった?
と聞かれたら、使わせていただきます🙏🏻