「鑑賞後のとても深い余韻。」バビロン ショーン・Pさんの映画レビュー(感想・評価)
鑑賞後のとても深い余韻。
クリックして本文を読む
最初はよくある冴えない主人公のサクセスストーリかと思い気楽に観て居たが、徐々に濃密になり沼にハマって行く様にズブズブと映画の世界観に溺れていく感覚。
マーゴット・ロビー、ハーレイ・クインのイメージが若干チラホラ見えるも各シーンで別の顔を魅せ充分すぎる存在感。
ブラッド・ピットの本編の勢いとは逆に存在が薄れ失速して行く姿がなんともリアルで哀愁より悲壮感に包まれていく雰囲気がより世界観に引き込まれる。ブラッド・ピットのあの映画に対するセリフ。観客や業界に投げたセリフの様で胸が熱くなった。
ラストの数分では映画の歴史を観る事になる。
最初はIMAXでなくとも…と感じていたが、激しいフラッシュバックと共に移り変わる時代と映画の歴史を表したかのようなシーン。この演出を観た時、IMAXを選んで正解だったと思わせられた。 ※激しい点滅に注意⚠
鑑賞後はとてもとても深く深く余韻に浸りました。
コメントする