「「雨に唄えば」へのオマージュたっぷり」バビロン arlecchinoさんの映画レビュー(感想・評価)
「雨に唄えば」へのオマージュたっぷり
チャゼル監督にしてはなかなか良かったです。でもなげーよ。ちょっといろいろ盛り込み過ぎてとっ散らかっちゃったね。もう少しフォーカスを絞って凝縮したほうがいい映画になったんじゃないかな。例えばトランぺッターのシドのエピソード。それはそれでいい話で監督が描きたかったんだろうけど、この映画全体として必要かと言われるとそうでもない気がするんだよなあ。
トーキーへの転換期の話で、「雨に唄えば」へのオマージュたっぷりでした。「踊る騎士」のメイクで「ピエール」とか言ってるシーンがあるし笑。「雨に唄えば」もそういう過渡期の話なわけですが、トーキーに適応できなくて消えていった俳優って多いんでしょうね。
マーゴット・ロビーは熱演でした。魅力的ですね! でも○○みたいな声って可哀想でしたが、まあ当たらずとも遠からず?
コメントする
Mさんのコメント
2023年7月8日
マーゴット・ロビーが最初に演技するシーンが(私にとっては)一番印象に残ったシーンでした。
これが90分に凝縮してあれば名作になったと思います。(110分程度でも佳作ですよね)
じゃあ、どこを絞ればということになりますが、やっぱり、ゲロ等の(人によっては)不快になるような場面は、最初に省いて欲しいと思いました。