「大衆へと降る古代都市」バビロン berkeleyさんの映画レビュー(感想・評価)
大衆へと降る古代都市
クリックして本文を読む
Babylon
主要4キャラクター達は皆、映画に対しては誠実に向き合い、真摯な仕事をしている。
時代に合わせ、変わっていくことは意味のないことか。
記者は、流行の移り変わりは、何かが悪いわけではないという。冒頭の酒池肉林は、後に違う形で姿を再度見せることになる。
成長と時代と共に価値観は変わるが、最終的には、皆正しく幸せになりたかったように思える。
マニーは、ネリーに対してずっと誠実でいた。本人からしてみれば、愛しているので当然か?その現実のシーンが、映画の錚々たる名シーンに包まれている。映画文化だけでなく、それを愛する大衆の生活を讃えたエンディングに、ジャックの強調した娯楽の重要性が重なっていく。
コメントする