「想像以上に胸に響く」バビロン alvoさんの映画レビュー(感想・評価)
想像以上に胸に響く
チャゼル監督とブラピ、くらいの期待感で観に行ったけど、想像以上に胸に響く映画だった。
サイレント映画時代の栄光に一時間、トーキー時代での挫折まで一時間、そしてそこからのすざまじい転落人生は息つかせぬ展開であっという間。最後の締めくくりはグッとくる。大スクリーンで見れてよかった。
音のない映画を撮っていた時代のドタバタ、
初めて音を撮ることになった時のやきもき、
時代とともにただ終わってしまった人たち、
ララランドの曲!?と思うあの音の外れた鍵盤、
そしてパーカーの見事なトランペット
音楽との絡みもよく、面白かった。。
劇中にも何度か出てくる雨に唄えば、歌しか知らなかったけど、ちゃんと見てこの時代の移り変わりをまたなぞってみたい。
しかしアメリカの退廃時代を描いた乱痴気騒ぎとアンダーグラウンドの悪趣味さ、過激に描いたことはわかるが心の底からこの国とは相入れないと思ったわ。R15だけど日本の高校生こんなの見て大丈夫なのか?とやや心配。。
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