「1人じゃ無かったらいいね」正欲 ハンバーグさんの映画レビュー(感想・評価)
1人じゃ無かったらいいね
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本でも読んだことがあったが、映像化された作品を観てまた違った印象を感じました。性欲というのは、あまり人に話す事が無いので何が正しいのかなんて誰にも判断するのは、難しい事だと思います。自分が感じていることが全て正しい訳でもなく、間違っているのでもなくそれを捉える人による部分が大きいのかなって思いました。
誰かを傷つけてやることは違うのかもしれない。
それを隠して生きてけば、誰からも変な目で見られることもなく世間が言う普通というもののはいていけるかもしれません。
自分の呼吸を止めて生きていくような人生になるかもしれない。
だけど、この映画で良かったと思うのは最後に主人公に救いを与えてる部分がとても良かった。
「いなくならないから」
普通に生きているはずなのになぜかぶつかってしまった検事と異常者として世間から白い目を向けられてしまった夫との対比が見事でした。
普通のはずなのに
相手は異常者なのに
なぜ、分かりあえない
何故、分かり会えるのか
言葉では、表しづらい部分を表現した作品だなと思いました。
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