「人それぞれの生きづらさ」正欲 椿さんの映画レビュー(感想・評価)
人それぞれの生きづらさ
出てくる人たちの生きづらさの描写が生々しくて胸が痛くなりました。私自身も普通になりたいのになれないことに悩みがちなのですが、案外そういう人は世の中にたくさんいて、それを隠しながら生きているのかもしれないなと思わされました。なんとなく安心しました。
あと、俳優さんたちの演技が抜群に良かったです。俳優さんそのものが全く出ていなくて、こういう人が街中に本当にいるんじゃないかと思えるほど役になじんでいました。エンドロールで「あの人あの俳優さんだったんだ!」とやっと気づいた感じです。
人それぞれ好みは分かれると思いますが、私は好きな映画でした。
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