「裸でしろよ。」正欲 大吉さんの映画レビュー（感想・評価）
裸でしろよ。
ガッキーが出てるから、ゴローちゃんが出てるから、磯村勇斗が出てるから、観に行ったけど、ガッキーでなくても、ゴローちゃんでなくても、磯村勇斗でなくてもよかったな。この3人だったから最後まで魅せられたけど、役回りに合った地味な俳優さんたちが演じてたら誰も観に行かないか。
子どもは学校行けよ、とか、水出しっぱなしにすんなよ、とか言ってしまう明日も生きていたいと思ってる年寄りには響かなかった。
普通の人の役まわりの稲垣吾郎にとどめの一言を浴びせたかったんだろうけど、最後の方の展開必要だったのかなぁ。（あの一言はよかったですね）
岩代太郎の音楽はいつも美しく、そんなに盛り上がるような場面でなくてもしっかり盛り上げてくれる。
磯村勇斗は、ビリーバーズ、波紋、渇水、と水続きだな。あ、CMもか。
わかりあえるところ、ひとりじゃない、お互いが大事に思えるところがよかったですね。
セックスするならまず裸になりましょう。
映画館の大きなスクリーンでワクワクするような映画を観たいという普通の人間（普通ですよね？）の欲は満たしてくれなかった。
ガッキーは、表情の変化がとてもうまかったですね。
嫌気がさしているときの苛々感に、どうでもいいや感が混ざったときは、もう本当に😮💨
ラストの清々しさは、彼女の行く先がそれまでとは違うことが表れていてギリギリでもなんとか切り開けた道を感じました。
コメントありがとうございます😊
全てに大共感です！本作を見て吾郎ちゃん主演の｢窓辺にて｣がめちゃくちゃ見たくなっちゃいました。ぶっ飛んでいたり、衝撃的だったり、意外性がある映画がやっぱり大好きです。大吉さんの仰るような主人公の方が、絶対に面白いはずです。マイノリティだから〜を許すようになった日本を批判するという逆張りで。
共感ありがとうございます。
こういう人々も他人に迷惑さえかけなければ幸せになっていいのに・・まぁそう単純に行かないのが、複雑になり過ぎた現在の人間社会なんでしょうが・・正直に気持ちをぶつけてくるJDはいいなぁと思いました。
夏月たちの水への「性的」欲求の部分の描写があまりにお上品だったので、どうも「単に水が好きすぎて人間に興味がない」という誤解が一部に生じているような気がします。そう解釈した人が悪いのではなく、少数派の性的指向がモチーフの作品なのに、「性的」の部分の扱い方が及び腰のように感じました。そこは確実に伝わる描写をした方がよかったのではと思います。
疑似セックスも、服を脱いでも興奮しない、という描写をちゃんとした方がよかった気がします。
共感とコメントありがとうございます！
吾郎ちゃんはごくふつーの人で、それがなんか「悪い」ような印象で描かれていて、なんだかなあ、と思いました。
私は、死ぬほど追い詰められてまで学校行くことはないけど、それなら学校教育に代わるだけの教育をしてあげるのが親の役目じゃないかと思うので、吾郎ちゃんの奥さんのやり方は本当に子供の為を思うものとは思えませんでした。
