Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バックのレビュー・感想・評価
全33件中、21~33件目を表示
(映倫の)レーティングがぶっ飛びすぎ…。まぁ趣旨は分かるけど…。
今年373本目(合計648本目/今月(2022年12月度)26本目)。
今週は「かがみの孤城」におされてこの映画も大きな映画館なのに小さい部屋割り当てで3人だけというさみしい状況。
内容としては「そこそこ犯罪性がある」趣旨を扱ったシスターフッドもの、というところです。あえて趣旨的に同じものをあげるなら「プリテンダーズ」(2021)があげられるかな…というところです。また、いわゆるフェミニスト思想が背後に見え隠れしています。
良かった点としては、登場人物が実質かなり少ない(数えても10人ほどもいない?)ため、理解の妨げになる点がほぼないこと、また若干短めで、映画の趣旨は(不完全ながらにも)理解が可能な点でしょうか。この点では「特段の意味もなく妙に長い」「おまけ要素・ファン要素を入れすぎた結果無茶苦茶長い」という映画もあるのも事実なので、それらと比べるとよかった点でしょう(極端に短くても困りますが、特段の趣旨なく妙に長いのも困る)。
一方、他の方も書かれている通り、かなり「クセ」の強い映画で、「よくPG12で通ったなぁ」と思えるほどの全体的な描写で(主に性的表現)、間違ってもPG12だからってカップルで行くと確実に凍り付くことになるんじゃないか…というところです(一部、かなり不穏当な表現もありますが、それでもPG12。映倫の指定が本当に謎すぎる…)。
総じていえば、アメリカ映画でさくっと短時間で(90分ほど)「そこそこ社会的話題がある」(ここでは、フェミニスト思想)映画を見たい方にはおすすめですが、間違ってもポップコーンだのチキンだのを持ちこむ映画のタイプではない(終始アダルトな表現がきついので、「どこでなら食べられるか」という議論も難しい)ので注意です。
採点としては下記が気になったところです。
------------------------------------------------------------
(減点0.2/映倫の指定する基準と比べると、やや気分を害する方が出うる)
・ …といっても「1つ違いかな」と思える点は減点なしか0.2未満(これのみでは4.5評価にはしない)扱いですが、終始、かなり「性的表現」は多いので注意です(PG12なので配慮はあるが、明確に特定の行為を想定したりするなど結構厳しい)。
(減点0.2/英文法その他)
・ 以下、気になった点です。
・ 動詞recommend は2重目的語を取らない動詞です(日本の英文法教育では、「第4文型にならない動詞」)。
・ 英文の英文として前置詞で終わるのは(特にイギリス英語では)非文扱いされえます(ただし、全体として理解ができればよいという扱いで、それほどのものではない)。
(減点なし/参考/字幕がやや(一部の法律系資格持ちに)混乱させる)
・ 序盤の大型コンビニ(スーパー?)で出てくる「損失補償が何とか」というのは、単に「損失を埋めてね」という意味でしかありません(行政法でいう国家賠償法等でいうところの「損失補償」とはそもそも意味が違う。漢字通りの意味で見たほうが早い)。
------------------------------------------------------------
最高!今年一番笑った
おバカ映画とみせかけた巧妙な社会派作品ですね。
アナーカ(アナルコ)・フェミニズムってこういうことかと理解した。
レストランの店長の言葉がよかった。将来だとか安定なんか考えず、今この瞬間を愉しむってことが生きることなんだと思う。やるなら今しかねえ。
結論
ミソジニー野郎にはゲロをぶっかけたうえで金を奪ってもいい。
Hot dog
A24関連で「Zola ゾラ」と似たものがティザーの時点で感じましたが、あっちよりかは楽しめました。
基本的にクスリにまみれ、海に行きたいだけなのに色々と巻き込まれるという珍道中が展開されます。突き抜けたバカっぷりに時々引きましたが、突き抜けていること自体は評価したいです。
吐血のようにゲロを吐いてキモ親父をぶっ倒したのはめっちゃ笑いました。ここが今作のハイライトでした。
内容は面白いくらいないですが、たまの息抜きにこう言うのも悪くないなと思えた次第です。まぁバカすぎるのは問題ありですが…。A24今年もお疲れ様〜。
鑑賞日 12/18
鑑賞時間 17:45〜19:20
座席 G-5
くだらなくてお下品でしょうもなくて最高…
若い頃に戻りたいな
青春映画なんですが、青春と言っても色々な形が有ると思います。
本作品は、青春映画なんですが、リアルな部分と一緒におバカなをMaxにしたような内容で、仲のいい、なんか訳ありの2人組の少女の数日間のお話・・・・
おバカ度全開なので、この手の内容が嫌いな人に受け入れて貰えないと言うか、私的には、こんな環境でも、若いっていいなと思ってしまうような内容でした(笑い)
主演のカミラ・モローネってレオナルド・ディカプリオと交際している女性ですよ、もうひとりの主人公マイア・ミッチェルよりも私的には好みな女性で、全編通して、ドキュメンタリーを見ているように自然な演技、自然展開が、何ともリアリズムをついています。
しかし、よくこんな映画をつくつたよな・・・・
単に海に行きたいだけなのに、様々な事件に巻き込まれていく、人の付き合いって本当に大切だよな・・・・
しかし、アメリカの若者の現実って本当に本作品のようなモノなのかな・・・日本では考え難いです。
正直、ラストは、私的には好みではなかったので、評価としては、ちょっとマイナス・・・
しかし、本作品、なぜお正月映画なんでしょうか・・・お正月に見る作風ではちょっとないかな・・・・
【貧しき女子高生2人の再生の物語かなと思ったら、トンでもおバカ&お下劣ムービーだった。”ええっ、そんな事を描いて良いんですか!”シーン満載のクスクス笑える作品である。】
ー アンジェラとジェシーは、高校にも行かず兄ダスティン(えーっと、どっちの兄貴だっけ・・。)と同居している。部屋では二人で一緒にベッドに寝て、クスリもやっている。
で、時折、ダイナーでバイト(店長、超良い奴である。)するダラダラした日々を過ごしている。
だが、アンジェラがジェシーの17歳の誕生日を祝うために、”サプラーイズ!”で予約したリゾートビーチを家賃を使う所から、おバカムービーは、始まる・・。
◆感想
・クスリの密売に手を出したダスティンたちのせいで、警察にクスリの使用跡を見つけられたアンジェラとジェシーは、アッサリ勾留。
で、旅行費用に使ってしまった家賃を稼ぐためにシフトを沢山いれていたのに、ダイナーに行けなくなってしまい・・。
ー ココから、ジェシーの便秘の日々が始まる。どーやら、家のトイレでないと駄目らしい。クスクス。で漸く釈放となる訳だが、誘われたパーティで汚れたダイナーの制服を洗濯しようと思ったら、クスリパーティで・・。
油断して、特製ビスケットをガツガツ食べていたら,そこにはクスリがテンコ盛り・・。
アンジェラとジェシーのクスリで飛んじゃってる表情。
けれど、ダイナーの店長に詫びを入れるために、必死に店へ辿り着くが・・。
序でに言うと、二人が過去、店長に詫びを入れるシーンが可笑しい。
1.交通事故に遭ったと見せかけるため、アンジェラがジェシーの顔をブロックで殴ろうとするシーン
2.店の牛乳をがぶ飲みして、店長の前に豪快に吐き出すシーン。
□:で、二人を赦した店長。アンタは、偉い!
だが、今回ばかりは駄目であった・・。そりゃそーだろう。ラリッテいるし、制服ボロボロだし・・。-
・一番びっくりしながらも、面白かったのは、ブランドンが任されているちっちゃなアメリカンドッグの店での騒動だろう。
アンジェラとジェシーはブランドンに3Pを持ち掛け、その間にレジの金を盗もうとするが(ここの、3人の掛け合い漫才みたいな遣り取りが可笑しい。)そこに現れたのは、スーパーマーケットで、ジェシーの便秘を治すために、つまみ食いをしていた二人に、説教垂れた大柄な老白人。で、ブランドン大慌て。老白人は店のオーナーだった!
慌てて隠れたアンジェラとジェシー。そして、アンジェラが見たモノ・・。
”あのアメリカンドッグは、食べたくないな!”それにしても、若い女性に説教を垂れるような輩には変態が多いのかな・・。
で、突然ジェシーを襲って来る激しい便意!で、・・ジェシーはバケツに・・(以下、略)。で、その強烈な臭いのせいで、ドアを開けて変態老白人にアンジェラは激しく嘔吐を繰り返し・・。
□:イヤー、吃驚したなあ。アンナ可愛い女性のアンナシーンを見てしまうとは・・。
<けれども、失神したオーナーから金庫の金をたんまりと盗んで、二人は憧れのリゾートビーチへ行きましたとさ。犯罪じゃん!!
面白かったなあ・・。私もこの作品が面白く感じたという事は、変態なのであろうか・・。ウーム。>
劇場鑑賞か?配信待ちか?
これもコロナの影響か、近頃立て続けに日本公開が続くA24作品。元々は「(A24なら)観られる作品は全部観る」意気込みもあったものの、癖強な作品性もいわゆるA24らしさ。最近は少々ペースダウンして作品によっては「これは配信待ちかな」と消極姿勢も否めません。
そんな状況に、何故これを劇場鑑賞に選んだのか観終わっても説明がつきませんが、結論的には終始笑えて十分楽しめました。まぁ、くだらないと言えばそれまでなんですが、お約束をきっちり観せてくれています。それにしても監督の「自身の実体験をもとに脚本を執筆」って、アメリカ素敵ですw
可笑しいし、音楽もいいし、登場人物が全員可愛らしくて愛おしい。店長優しいし。あ、もちろん彼女たちがバイトしていた方の店長ねww
とは言え、これこそ配信でもいいのでは?と自分でも思いつつ、公開1週目の土曜午前中のシャンテ1は空いてました。まぁ多分皆さん、隣のミッドタウンでアバター新作観てるんでしょう。と言うか、私と一緒に今日こっちを観ている人の中にも、すでに昨日アバター観ている人がいるのかもしれませんが、私は「こっちが好き」で「こっちでよかった」と思ってますよ!
最高に「ハイ」ってやつだ
ものごとの優先順位付けがおかしいヒャッハーギャル2人組の行き当たりばったりなお話。
1週間後に誕生日を迎えるジェシーにサプライズとしてガルベストンのビーチへの旅行を予約したことをアンジェラが告げて巻き起こって行くストーリー。
サプライズではあるけれど、旅費は2人の家賃で、バイトのシフト増やせば何とかなるとか、いくら若気の至りとはいえ…。
あらすじには刑務所って書かれているけれど、留置所だし、高校中退って書いてあるけれど学校行きたくないって言ってなかった?
何れにしても、捕まったのも大麻クッキー食べたのもそのせいでやらかしたことも自業自得。
一応コミカルさはあるものの、ただ単にパリピがバカ騒ぎしているだけ。
そして何の努力も苦労も良心も無くハッピーエンド。
便意の我慢は努力だとでも?
何だこれ?若い人はこれが愉しくみえたり羨ましく感じるのか?
影響されたバカが増えないことを願います(=_=;)
バカまっしぐら
1人じゃないって最高!
あー面白かった!
みんなおバカで笑えますが、とくにお兄ちゃんと友達のくだりがダメすぎて、いちいち笑えます。
笑いが生まれる根底にある、偏見だったり社会問題だったりを匂わせるだけに留めるセンスが、むしろじわじわ響いてきます。
ラストは思わず主人公達と一緒に「うそでしょー?!」と目を見張る展開の連続で、爆発力のある笑いにノックアウトされました。
音楽のセンスも笑いに拍車をかけてくる!
1人じゃないって最高!
2人なら最強!!
いや、1人だったらここまでグズグズにはならなかったかもしれないけど。笑
良くも悪くも2人なら大丈夫。
ドラッグでハイな演技がリアルで面白い。知らんけど。
A24の『ムーンライト』は最後の最後のセリフに全て持っていかれて号泣でしたが、
本作はエンドロールの最後に持っていかれました。
『Never Goin' Back』
二度と戻らない若さのバカさ。
最低だけど、それも最高じゃん。
#Never Goin' Back #ネバーゴーインバック
実はお下劣コメディ
マトモな人間ほぼ皆無のロマンシス映画
仲良しの2人組女子が、家賃に充てるはずのお金でリゾート旅行を計画するも、降りかかる災難に巻き込まれ…
観ながら頭をよぎったのは、童貞の男子高生2人が彼女をゲットすべくパーティで飲む酒を買い込んで届けようとする珍道中を描いた『スーパーバッド/童貞ウォーズ』。本作の女子達も、最悪な日常から抜け出るべくあれこれ奔走するも、事態がどんどん悪化していく点で似ている(監督も影響を受けた作品と公言していた)。
『スーパーバッド』も登場人物の大半がどうしようもない連中ばっかりだったけど、本作はそれに輪をかけて出てくる人物がバカばっかり。まあ一番のバカは女子2人ながらも、彼女達は切羽詰まった状況に陥りながらも、友愛とその場の成り行きに任せて行動できるのが強み。行動自体は褒められたものじゃないが、そのバイタリティはちょっと見習いたくなる。新たなロマンシス映画の登場といったところ。
クスリまみれハッパまみれ、おまけにウ〇ゲ〇まみれな映画なので、劇場で観る際は注意すべし。ゲ〇まみれといえば、『スーパーバッド』の源流ともいえるあの少年4人組映画ともダブるなぁ…
全33件中、21~33件目を表示










