「まずは告白じゃないっすか?」神回 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
まずは告白じゃないっすか?
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高校2年の夏休み、文化祭実行委員の女の子と教室で打ち合わせを始めたら、13時00分からの5分間をループしてしまう男の子の話で、男の子はループに気付くけれど、その他は説明しても次の回にはリセットという設定で展開していく。
最初こそ5分間を見せたけれど、後は端折って試行錯誤やその後の変遷を見せていき、コミカルな序盤はまだ良かったけれど、そこもコミカルさは足りない感じ。
そして人の話しを聞かない暑苦しいキャラの使い方がちょっとね…。
そしてダークなところはなかなか好みな感じではあったけれど、やっぱり繰り返しに怠さを感じる。
そして何より、フリだから仕方ないとはいえ教室の外から始まるオープニングで概ねどういうことか想像しちゃったまんまをネタバレされて、直ぐにオチに持っていって欲しいぐらいの内容を繰り返し観させられるから結構キツい。
甥っ子のエゴは苦痛しかないと思う自分には、これが幸せだとは思えないし当然感動なんかできないし、そもそもその話しだとループの意味は?
プロット自体は悪くないと思うけれど残念過ぎた。
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いぱねまさんのコメント
2023年8月11日
レビュー、参考にさせて頂きました 相変わらずのご考察に頭が下がります
元々、今作、悲劇性と現実性を主眼としているのではと感じたのですが、勿論、あり得ない話なので、そもそも論として破綻しているのですけどね(苦笑
ヒロインの肉感的ビジュアルに、DTが時空の狭間に堕ちてしまったという、よくあるエロ漫画のウォッシュ作品と思えば、邦画の一ジャンルの可能性だと思うのは、私の"犯罪係数"の異常値でしょうね(苦笑
この暑さで、PCと私の人生と脳が"オシャカ"になりましたw