「太鼓の音が」福田村事件 おんこさんの映画レビュー(感想・評価)
太鼓の音が
前半は何だかさらりと過ぎてしまった感が。
性描写(というほどではないけど)は必要なかったとか、感想にあったけど、必要でしょ。
それよか後半に向けて、もっと「人間の欲」みたいなものをえげつなく表現されていることを期待していました。
いきなり群集心理がはたらくわけでなく
じわじわとねじまがったものが積み上げられ、
そして「自分もいかないと村八分になる」と
タガが外れる。
蔑むための存在を勝手に作りあげ、
無知がゆえの想像力のなさ。
竹やりを別の物に替え、
現代の私たちもその渦の中にいるのでは。
東出さんがいい味出してましたね。
群れない人は、集団ヒステリーに飲み込まれないのかも。
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