「悲しい史実があったんだ。」福田村事件 倭さんの映画レビュー(感想・評価)
悲しい史実があったんだ。
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福田村事件を知り上映待ちでした。
記憶の継承が語り継がれる意味のある映画だったと思います。
日本と朝鮮人に対する差別や迫害、同じ人間でありながら集団となった狂気が潜んでる社会の裏側の怖さ、身震いする程伝わって来ました。
関東大震災から100年経過したこの時代に事件を風化させる事なく伝えていく事件でもあると思いました。
誰も止める事が出来なかった殺戮、湾曲した背景に《お国のために》を称える人々の浅ましさが当時を物語っていたのてしょう。
まさか飴を買ってくれたお礼にと貰った扇子が命取りになってしまった事や亡くなった九人の名前を呼ぶ少年を見た時、身震いする自分がいました。
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