「23-110」福田村事件 航さんの映画レビュー(感想・評価)
23-110
閉鎖的な村社会、
異物を嫌い、集団迎合に安心を求める。
讃岐も四国も知らない人々が、
妄信的に国に忠義を抱き、
国が全正義と信じて拠り所とする。
地震の混乱、恐怖に
集団心理とデマが混ぜ込まれ
真実を判断する心の余裕も奪われる。
彼の北の国々も同一なのだろう。
社会文化の成熟、
基本教育の浸透、
公平公正な情報の開示、
まだまだこの国も十分には思えない。
悲しいけれど真実を突きつけられると
心が沈む。
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