「何とも惜しい」ベルサイユのばら 破雲泥さんの映画レビュー(感想・評価)
何とも惜しい
物語を一本の映画にするとすると
どうしてもダイジェストになってしまうところを
各シーンをPVでつなぐことで時間の経過と状況の変化を見せる構成は良いと思う
マリーアントワネットの演技の変化で
オスカルとの立場の変化と隔たりが描かれてるのも良かった
ただ、なにか肝心なものが抜け落ちたまま製作に入ってしまったかのような
上っ面だけなぞった感がぬぐえないのが残念にならない
オスカルが家の都合で男性として生きねばならぬ不自由さを抱えたキャラなのが
さらっと流されすぎてるのもちょっと気になるところではあるんだよな
冒頭でナレーションで流されてるだけだし
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