「ベルバラの入り口として捉えることにしました」ベルサイユのばら ぬのかわぎけんさんの映画レビュー(感想・評価)
ベルバラの入り口として捉えることにしました
原作、アニメ視聴済み
つい最近神戸で50周年記念展やっていたのを見に行くくらいには思い入れがあります
で。
原作やアニメに思い入れのある方は結構覚悟が必要だと思います
視聴前から不安はあったんです。「え?これ何部作?もしかしてこれ一本だけ?尺足りるの?」という不安
でもその不安をあさっての方向で飛び越えてきました
「いや、気高さどこに置いてきた?あんたらキャラ違うやん?」ってのと
「んーミュージカル?ミュージックビデオ?宝塚へのリスペクトですか?」って方向で。
尺の関係で駆け足なのはわかるのですが…前半の見せ方が見せ方なので感情移入できなくてキャラが薄い…
いやまぁ、綺麗は綺麗なんですよ。絢爛豪華?よく描き込まれるてるなぁとは思います。
スタッフは「ベルばら」を作りたかったのか、それとも令和の技術で「ベルばらの世界観」を表現したかったのか、どっち?と疑問符がつくほどには。
それぞれのキャラに立場があり、立場と感情の葛藤を、長い年月を重ねた上でのキャラの決断と行動に周囲が感化されるのだと思います。
その紆余曲折の表現が全然足りていない気がします。薔薇が気高く咲いていません。( ´∀`)
しますが…面白かったとのレビューも見受けられますので、これは「令和版ベルばら布教映像」と捉えることにしました
是非、原作やアニメ版もご覧ください。ベルばらの世界が広がると思います
できるならスクリーンで「薔薇は美しく散る」を聴きたかった…今からでも追加してくれませんかね?そしたらもう一回見に行きます。_(:3 」∠)_
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