ヴィーガンズ・ハムのレビュー・感想・評価
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ノッてんねぇ!フランス!
面白かった!とにかく!
テンポ感とブラックユーモアで全てを包み込みながらも殺人への葛藤や逮捕に至るスイッチも欠かさなかった。完成度が高い。
冷えきった夫婦仲や好き勝手やる娘、友人夫婦とのマウント合戦など「あるあるネタ」を取り込むことで突飛なテーマとのアンバランスさも強調されて良かった。
あくまで殺人・カニバリズムコメディ
ヴィーガニズムを真面目に考えようとかそんなきちんとした映画ではなく、
あくまでブラックなコメディ。
過激派ヴィーガンの行動の怖さは一応描かれている。
(本当にこんな感じなのかは分からないけれど、本当だとしたらヤクザかよってくらい非人道的過ぎて怖い笑)
気持ちいいくらい人がバッタバッタ死んでいきます。
グロいんだけれども死に過ぎて目が慣れてくる。
あ、また死んだ(笑)。みたいな
グロだけでなく卑猥なシーンもちらほらあるので子供は観ちゃダメです。
夫婦の犯行がいつバレるのかと、ストーリーが進むにつれてドキドキが増していく。
皮肉を一本のハムに
行き過ぎた抗議活動をするヴィーガンも、ハムにしてしまえば美味しく食べられる。
全員が美味しいと感じられる飯はないが、多くの人にとって美味しいと感じられる飯はある。全員がまずい飯を食う必要はない。
Vパワー
肉屋がヴィーガンの合言葉「Vパワー!」と言いながら士気をあげているのは笑ってしまった
最後の「ウィニー、、、」の一言も面白い笑
捕まったのはウィニーを“イラン豚”にしてしてしまったことが原因だもんなあ、、、まさかの体内にペースメーカーが混入していたとは笑笑
あー笑える
一番笑ったところは、
「Vパワー!!!と雄叫びしながら友人(この友人というのは見せかけの友人で、よくランチするがマウント取り合うだけのうわべだけの友達という関係笑)のお店を襲撃するシーン。
オーナーの主人の等身大看板に対して日頃自慢ばかりされているうっぷんを晴らしながら襲っているシーンが笑えた。
それと、
奥さんがめちゃめちゃ完全犯罪を特集したテレビにハマっていて毎週見ていて、それぞれの犯罪者の手口を熟知していていちいち旦那にその手口を説明してあげて、殺し方を教えてあげてるとこ笑
まさかの途中で、
「世界で一番ウマイ肉は神戸牛だ」
と言っていてそうなの?😳と思った😳
神戸牛て有名だけど世界でも有名なんだとびっくり😳
主人公が「コーベビーフ」と言っていてなんか日本ワードにとても親近感があった笑
意外に、、結構グロい。
子供には見せられない😂
面白かったけど、もうやめとけってなる映画苦手なので疲れた。 マリナ...
面白かったけど、もうやめとけってなる映画苦手なので疲れた。
マリナ・フォイスさんは相変わらず、コメディもシリアスなドラマも演じられてかっこいい。
今回は、夫への失望と、奥に秘めたサイコパス感と
愛の復活にときめく姿を上手く融合させて
怖いがどこかチャーミングな可愛いらしさのある人物像を作り上げてて凄い。
夫役の人も瞳がピュアネスをたたえているからこその不気味さと、殺しへの戸惑いを抱えた人になってて良かった。
構成も皮肉たっぷりなオチが洒落ている。
無駄にキマったポージング殺しシークエンスは、面白かった。
配信で鑑賞
こういうのが好きなんだなと
登場人物がほとんどイカれてる。
「過剰なヴィーガンたちを揶揄している」とも解釈できなくもないが、そんな考察がどうでも良くなるくらいにぶっ壊れた展開なのが最高。
こういう残酷なブラックコメディが好きなのだということを思い出した。
グロをコミカルで相殺
多少のグロは覚悟していましたが内臓系はほぼ無いしコミカルな雰囲気で嫌悪感は無し
ヴィーガンを代表とする思い込み押し付け野郎ども震えて眠れって感じかな
ラストフレーズが???っとなってググったのでそこは残念。もしくは俺の記憶力を嘆くべきか。
倫理観どこいった(笑)
「ディア・ファミリー」観た後にこれを観ている私も大概だが(笑)
「ジョジョの奇妙な冒険」でミスタが「豚や牛が美味いのは草食だからだ。人間は肉を食ってるから不味い!」って言ってたのが映画で証明されましたよ!ヴィーガンの肉はめちゃくちゃ美味しい。肉屋の店主と奥さんはそれを知ってしまった…。
人間の肉を店で売り捌くだけならここまで面白くはならなかったでしょう。冷え切った夫婦がヴィーガン肉をきっかけに修復していく、愛の物語でもあるのです。ヴィーガンを殺せば殺すほど、肉が売れれば売れるほど二人の愛は深まっていきます。…そんなわけあるかー!!!!www
倫理観が到底見当たらない、不謹慎極まりない作品。殺戮シーンで「マッチョ♪マッチョ♪メ~ン♫♪」って(笑)普通こういう映画観た後はお肉は控えたいところですが、無性にお肉食べたくなる不思議!控えめ(?)なグロと美味しそうなお肉、夫婦の爽やかな笑顔のせいでこっちの倫理観もバグってきます。
殺人シーンで笑っちゃうなんてなかなかない。貴重な体験をしました。…しなくていい体験かも…(笑)
センスの悪さ具合が良いセンス!?
何となく尺短めの軽いフランスコメディーを求めて鑑賞。
何の予備知識もないまま鑑賞しただけに、本作のユーモア具合には度肝を抜かされた。正直めちゃめちゃ笑えるのだが、これはブラックコメディーどころの騒ぎではない。あまりのぶっ飛び具合に閉口してしまうほどで、不適切にもほどがある。
観終えてしばらくは、さんざっぱら笑ってしまった罪悪感と食欲減退に苛まれたが…でも…どうしてももう一度じっくり観返したい衝動に駆られる中毒性あり(笑)
サン・アンピュール
コース料理と芸術に騙される事なかれ。国歌のサビで「進め、敵の汚い血で畑を潤すまで!」と歌い続けているのもまたフランスという国の一面である。
映画としての出来は決して良いとは言えないが、肩の力と倫理観のネジを抜いて観るにはちょうど良いブラックジョーク作品だ。徐々に狂ってゆく話かと思ったら、妻は序盤からエンジン全開で夫はシーンによってノリがころころ変わる。オチもしっくり来ないが、細かいことは気にしなくてもいい。
ヴィーガンをリズミカルにぶっ殺して、美味しいお肉ができました。それだけでいいのだ。
デリカテッセンとはまた違う
ざっとのストーリーは違うけれど、まぁデリカテッセンの
エッセンスがあるなと。ジュネ&キャロ懐かしい。
ベジタリアン→ヴィーガンに対象が進化しているというか
そっちの方が肉屋との対立軸を作りやすいモノね。
中盤まで笑える。後半イマイチスカッとしない。
50点
映画評価:50点
ストーリーラインも分かりやすいし、
ギャグセンスもあるので
人気作品になるのも頷けます。
ただ個人的には少し合わなかったです。
解体描写が妙にリアルだったり、
差別的な発言が飛び交っていたり………
このくらいぶっ飛んでいる方が
面白いのだとは思いますけどね(笑)
あと奥さんが好きになれなかったですね、
自身は手を汚してないのに、
夫任せにして、言葉責めする姿勢が………
総じると、
確かに面白いけど、人は選びます!
【2024.4.11観賞】
ある種のジビエ
うまいうまいとハムを喰ってる人らも滑稽だし
妙に攻撃的なヴィーガンたちも滑稽だしっていうコメディ。
「スウィーニー・トッド」を思い出しながらみたけど
映画としてこっちのほうがだんぜん好き。
そして魚よりも肉が好き。
ミサでキリストの肉だって食べるんだから問題なし!
人肉ハムを売り捌く肉屋の話! シュールなスピリッター映画
精肉店の店長が店をめちゃくちゃにした過激派ビーガンを殺すところから始まり、人肉ハムを売ってみたら、今までにないくらい美味しい😋、よし儲けるためにどんどん殺すぞ!!という流れ
ビーガンショップに行き太った客を見て霜降り肉だと喜ぶ様子や夫婦でイチャイチャしながら人肉を切るシーンなどシュールでイかれてる場面が多く面白かったです!
グロ注意!
タランティーノとハンニバルを足してミキサーにかけ、それをミンチにしたようなブラックコメディ。徐々にヒートアップするサイコパスな夫婦が笑えるw
そしてオチもまるで落語を見ていたかのような落とし方。ただしあまりにもグロいので、苦手な方は要注意です。。。
最高のブラックコメディ
めちゃくちゃ笑った
夫婦でヴィーガンを狩るシーンが最高で
ナチュラルボーンキラーズのミッキーとマロニーのカップルを思い出させてくれた
話としては肉屋が自分の店で憎きヴィーガンをイラン豚と偽って販売するというわかりやすい話で
ストーリーがシンプルなので笑えるシーンがたくさんあって楽しめた
主人は肉を愛する気弱な男だったんだけど
奥さんに上手いことコントロールされて終盤では同業者の耳を食いちぎるほどに凶暴化していてそこの変化も面白かったし
はじめは情けないおじさんにしか見えなかったのにそのシーンではカッコ良く見えてしまった
そして自分たちの利益のために散々人を殺めておいて
サイコパスにはなりたくないと言って苦悩するのも笑えた
監督がコメディアンで主演もしているところがさらにこの映画を好きにさせてくれた
また笑わせてくてるような映画を作ってくれる事に期待したい。
フランスばん…ざい…!
Amazonプライムにて視聴。
いやワロタ。過激ヴィーガン風刺に人種差別、宗教タブー、人倫崩壊てんこ盛り。
日本だったら即「市民団体」からの抗議殺到でSNS大炎上、関係者による謝罪会見ライブ配信…かな?さすが革命の国おフランス!なんでもアリ!
個人的には北米某国在住時、在留邦人のナンチャッテヴィーガンのグループに嫌な目に遭わされた記憶もあり、ニュース等で見聞するヴィーガンの自己中行動にも反感を持ってたのもあり…で、本作品には当時の溜飲を下げさせてもらいました。
作品としてはそこまでグロくはなく、手がミンチにされたり男性ソーセージがまるでソーセージのように犬に喰われたり、不謹慎だけどつい笑ってしまう。
日本にはまだそこまで過激なヴィーガンはいないけど、欧米では結構な数のヴィーがいて、普通の商店が被害に遭うことも少なくない。
くだんの北米某国のヴィーも「動物を守るために夜中に毛皮店のシャッターにベタベタと貼り紙してきてやった」「庭に鎖でつながれてる犬を助けるためなら侵入しても罪にはならない」とギラギラした目で捲し立ててて、正直怖かった。
本作の肉屋夫婦(どっちかってと嫁のほうがヤバい)はシリアルキラーサイコパスとして描かれてるけど、二人の軽妙な夫婦漫才っぽい会話のおかげで不気味さは微塵もない。むしろ被害者であるヴィーガン達の異常性の方が際立っているような気さえする。
宗教対立、移民問題、格差社会、現代フランスで起こっている様々な社会の闇をしれっと面白おかしく描くフランスのエスプリに乾杯!
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