アムステルダムのレビュー・感想・評価
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歴史を変えた魅力的な3人の素敵な関係
勇気ある行動で歴史を変えた偉大な事実を
豪華俳優陣の共演で。
アクション映画のように派手な見せ場は無くても
ほぼ実話に基づいている訴求力と
役者の力でスクリーンに釘付けです。
差別のないヴァレリー演じる
マーゴット・ロビーの登場シーンが特に好き。
そこから始まる3人の素敵な関係。
カメレオン俳優と言われたクリスチャン・ベールと
ロバート・デ・ニーロの共演は本当に贅沢。
しかも、ヒーローでも犯罪者でも
マフィアでもない。
そして最後の見せ場の素晴らしさ、そして誠実さ。
身の危険を顧みず信念を貫く軍人の尊さ。
カルトと平気で連むような矜持も良識も捨てた
保身の為には舌が2枚にも3枚にもなる
腐り切った今の自民党議員に見て欲しい。
ほぼ実話って!
戦争は、兵士は死に
偉いさんは、儲ける。そんな図式やな。
しかし
マーゴットロビーは、美しい。アナティーラも
個性的だ。ロバートデニーロの貫禄がいいね。
しかし
戦争は、終わらないね。
陰謀論者の妄想?
ぼくがアホなだけかもしれないが、話でよく分からないところが多く、中盤から陰謀論者の妄想を見せられてる気分になった。
ミーキンス将軍とその娘が「秘密の組織」によって殺されて、その組織や真犯人を追う、というある意味わかりやすいストーリーではあるのだが、「秘密の組織」の行動があまりに一貫してないので混乱する。
ミーキンス将軍や娘は簡単に殺すのに、主人公たちはいくらでも殺せる状況があるのに殺さないとか、「秘密の組織」の正体である五人委員会(?)が簡単に組織の名前を出すとか…。
主人公たちの行動もよく分からなくて、五人委員会の所轄の病院を主人公たちがつきとめて、そこにミーキンスの娘を殺したやつもいたのに、そこを警察に教えるとか調査するとかしなくてわけがわからん。
最後にロバート・デ・ニーロ演じるディレンベック将軍が黒幕の正体を演説するのだが、これも謎だらけ。主人公たちがこの演説に関わっているのは明らかなはずなのに、黒幕たちがのこのこ出てきてたり、主人公たちも自分たちの存在を隠そうともしてなかったり、???の連続。はちゃめちゃでとてもこの話が「実話」だとは信じられない。
この映画が実は陰謀論者の妄想で、その混乱した頭の中を見せられてる映画だ、というなら納得できる。
ただ、独特な映像美や雰囲気が魅力な映画のように思う。バート、ハロルド、ヴァレリーはそれぞれとても魅力的なキャラ。とくにヴァレリーはすばらしい。アムステルダムでの甘美な生活とその生活への郷愁はぐっとくるものがある。映画のポスターにもなっている印象的な色合いの画面や、ヴァレリーの作品群も幻術的な意味で良い。それぞれの人物のアップ、ほとんどカメラ目線ではないか、というような目線も向け方も、ドキっとする。
ラッセル監督の映画って実は本作ではじめて観たのだが、もしかしてこの独特な作風が人気なんだろうか。
アメリカに○○○崇拝者が居たのは驚き
第1次世界大戦の戦地ヨーロッパで知り合い、終戦後にオランダのアムステルダムで一緒に過ごし、親友となったバート、ハロルド、ヴァレリーの3人は、何があってもお互いを守り合う、と誓い合っていた。その後、10数年経ったある時、バートとハロルドが将軍の死の真相調査を娘から依頼され、一緒に居た時その娘が車道に突き飛ばされ殺された。そして、2人は殺人事件の容疑者にされてしまった。濡れ衣を着せられた彼らは、疑いを晴らすために行動していくが、次第に大きな陰謀に巻き込まれていく、という話。
第一次世界大戦に参戦し、負傷した2人がフランスで看護師の女性と会い、この3人が終戦後にアムステルダムでひとときの楽しい時間を過ごしたが、既婚者のバートは妻に会いたくなりアメリカへ帰ったことから事件が起きる流れはわかったが、陰でヒットラーを崇拝してたアメリカ人が居たことは驚きだった。
これから第二次世界大戦が起きるから、アムステルダムへ行ってたらドイツのナチスにやられてただろう、なんてその後を考えてしまった。
金持ちによるスパイのような裏で脅しや殺人が有ったという史実を知ることが出来て勉強になった。
ヴァレリー役のマーゴット・ロビーが美しかった。
吹替版で鑑賞しました
ブエナビスタだから、ボイスキャストもディズニーがしっかりコントロールしてたみたいで
違和感なく没入できました。いちばん最後に専門会社の社名が出てきました
普段、吹替嫌いなんですけどビュレットトレインで試してから、ありだと思ってます。
テイラースウィフトが出てるの知らなかったので、字幕版も行こうとしてます
うらやまし過ぎるアムステルダムの3人の生活、そこから続く友情
映画館で観てよかったです
どこまでが事実なのか、鑑賞中に気になってたのですが、エンドクレジットで
記録動画をきちんと用意してくれて、少なくともそこは本当にあったのだと
伝えてくれています
リンドバーグが大統領にならなくてよかった
ロシアや中国では製作はおろか、上映もできそうもないかもしれませんが
やっぱり脚本書いた監督さんは今のアメリカの人にたくさん観てもらいたい、
そう願ってる気がしました
端的に言うとスカ。オールモスト・スカ。
超豪華キャストを揃えて、こりゃ無いよ。って言うくらいに話がショボイ。5人委員会のメンバーに新聞社と放送局が入ってたのが、あー、やっぱり!って言うくらいで。そこは現代日本でも同じだったりしてw
なんで、こんなにつまらないんだろう、って考えてみたんですが。リアリティが希薄。浮いてるんですよね、人物もセリフ回しも、芝居も。ほぼ史実なんですよね。にしては、現実感の無い演出にした理由も分からなくって。
兎に角。何か足りない。肝心な何かを入れ忘れました!な映画でした。
IMAX以外は吹き替えだ、っつーからIMAXで鑑賞。俺史上、最低のIMAX作品だったかも。少なくとも、IMAXとしての価値を感じる場面は皆無でした。
つまらなかった。
かなり。
このような映画を製作するアメリカが羨ましい!
舞台設定が1933年と知り、何となくファシズムと関係しているなと思ったら、正解だった。あとは観てのお楽しみである。
危機の年をユーモアを交えて描く洋画が羨ましい。邦画だと真面目に取り組み過ぎて、息が詰まってしまう。かっては邦画も「馬鹿が戦車に乗ってやって来た」みたいな作品を作っていたのに、残念だ。
顔見知りの俳優がいっぱい出演している。脚本を読んで出てみたくなったのだろう。私の好みではないが、良くできていて感心した。
主演のクリスチャン・ベールはもう性格俳優と言っていいだろう。もともとは二枚目俳優だったのに、もうその面影はない。この演技力なら、長く活躍していくだろう。
私の父は第二次世界大戦時中国戦線に出征し、五体満足で生還してきた。定年後、戦友会の催しに積極的に参加し幹事役まで長年引き受けいた。息子からみて、何でそんなに入れ込むのか不思議だった。
死線をくぐり抜けた戦友の結びつきの強さは、世界共通らしい。
平和な時代に生まれた日本人はこの幸運に感謝しなければならない。
ピーナッツ♪
テンポの良い予告と出演する俳優の方が素晴らしかったので鑑賞しました!
仲の良い3人組が、あやしい医者・弁護士・看護師なのがおもしろかったです笑😂
ヴァレリーが摘出した砲弾で作る作品やアートが印象的でした。
3人組以外の俳優さんの場面もしっかりあったのが意外で良かったです!
テイラー・スウィフトさんが可哀想でした😭
映画中にいろいろジョークがありますが、カッコウの話が同じ過ちを犯す人類のようで好きでした笑
ラストのまとめ方は好きですが、前半部分が長く感じてしまいました。
もう少し上映時間をコンパクトにするか、音楽があると良いなと思いました…
【聖三角形映画】1967年映画流行語 戦争(191?年〜アムステルダム〜ニューヨーク(1933年戦争陰謀画策する組織に翻弄されながらも闘った3人 レトロでお洒落、セピア色が合う画像(カラー作品)
デビット・O・ラッセル監督は初鑑賞。
実在の事件からの制作。
良くもここまで揃えた豪華俳優に、目をひいたのが予告編。嘗ての【聖三角形映画】「冒険者たち」1967年 が頭を過りました。ユダヤ人系の医者、弁護士志望の黒人、アメリカから逃げた前衛芸術家の女性、3人。人物関係も似た配置で、クリスチャン・ベール、ジョン・デビット・ワシントン、それに マーゴット・ロビー、映画「冒険者たち」のヒロイン同様輝いていて、青春モノかと思えるシーンやウエットにとんだ会話など、楽しめる会話、名言が出てきます。
本編は上記記載の、3場面の構成で作られている。
❶戦争場面はシリアス→②アムステルダムは友情の発展と存亡へ→❸ニューヨークは友情・闘い。
前半は会話中心で、物語の中身に入り込むにやや地味に進みますが、バラバラのパズルだらけのようなまとまりの無い進行の中から、少しづつ糸が解け、やんわりとわかり始めた後半からはサスペンス(犯人探し)が楽しめてくる。歴史的な戦争組織のトップの人物も見えてきて、大御所俳優と共に最終局面を迎えます。
もし、この事が暴かれなかったら、アメリカの内政や世界情勢も・・・?
全体、渋い落ち着いた作品に観えましたが、全体を鑑賞してみると、観るものを、時事事の流れ作品ながら、画がオシャレ、3人ともポジティブで個性豊かで謎解きに冒険する有様に共感させられ、応援している自分になっていて、満足感のある映画でした。
★映画「冒険者たち」ロベールアンリコ監督作品と構成は違うものの、同列の表現と余韻を感じました。
★Digital5.1ch鑑賞
★音圧 △
★重低音 △
★移動音 △
★分離度 ★
★サイド(左右、後、活躍度) △
★サラウンド △
シアター音響は、前スクリーンの(左、中央、右)の分離度の良い音声がメインでサラウンドは弱い残響成分でシアター感を演出している。音楽、効果音も純粋なレトロな音作り(決して薄い音ではない)に徹してる。
義眼
アメリカでの評判・興行共に失敗しており、一体どうなってしまうんだ?と思いつつも鑑賞。
確かに話は複雑ですし、テンポもお世辞にも良いとは言えない作品でしたが、酷評するほど悪い作品には思えませんでした。
まず第一に役者陣は最高でした。クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デビッド・ワシントンと3人の主演たちのシリアスな場面からコミカルな場面まで幅広い演技合戦を楽しめます。3人の友情を満遍なく味わえるので、ある種青春映画の側面もあったなぁと思いました。アニヤ・テイラー=ジョイやラミ・マレックなどの実力派が脇を固めているという事もあり、コロコロ変わる表情や行動を思う存分堪能できます。随所にある言葉遊びや下ネタもクスッと笑えてよかったです。ヴァレリーのフェチに最初は首を傾げましたが、彼女の生活ぶりや3人での関係性を見ていると段々どうでもよくなってきました笑
戦前のアメリカのセットも精密に再現されており、違和感なくその時代の物語を楽しめたのもまた良かったです。小道具から飲み物食べ物、服まで拘ってるなぁと思いました。
ラストシーンで3人が別れ、パート、ヴァレリーとハロルドのキラキラした感じもゾクゾクっときました。こんな学生チックな青春をほんの数分で味わえたので満足ものです。パートの心の声でのセリフもキザっぽくなく抽象的ではありますが意外とストレートにくるのがまた良かったです。
「人生はタペストリー」
今年観た映画の中でもトップクラスの名言だなと思いました。
気になったというか自分が途中集中力が切れて物語について行けずに少し理解できない場面があったのが惜しかったです。心の声とセリフがごっちゃになっているので複雑ですし、少し間延びしてしまった感も否めないのは残念でした。日本人ウケという意味ではかなり分の悪い作品だったなと思いました。
惜しい作品だと思いますが、嫌いにはなれない、去年の「レミニセンス」のような評価になりました。確かにこれがヒットしないのは向こうにとってはかなりの痛手だなぁ…。
鑑賞日 10/28
鑑賞時間 11:30〜14:00
座席 H-4
【第一次世界大戦後、巨大な陰謀に巻き込まれて行く3人の男女の姿を、時にシリアスに、時にユーモアを交えて描いた作品。現況下を鑑みても、人間は過去に学ばない生き物であるなあ、と思った作品でもある。】
ー 第一次世界大戦中、重傷を負ったアメリカ軍のバート(クリスチャン・ベール)とハロルド(ジョン・デビッド・ワシントン)は従軍看護師バレリー(マーゴット・ロビー)は、意気投合し、アムステルダムで共同生活を送るが、ほどなく夫々の道を歩み始める。-
◆感想
・序盤は、登場人物の多さに脳内フル回転で、観賞する。
・そして、バートの元に戦場で出会った将軍の遺体の検視の依頼が舞い込む。将軍の胃液からは毒が盛られたことが分かるが、将軍の娘が殺された事で、バートとハロルドは殺人容疑として、追われる身に・・。
ー この辺りのストーリー展開は粗い。-
・だが、彼らは真相究明に奔走する中で、高名な将軍ギル(ロバート・デ・ニーロ)に辿り着き、自分達が、巨悪の陰謀に巻き込まれた事を知る。
・彼らの味方なのか、敵なのか分からない資産家トム(ラミ・マレック)と妻リビー(アニャ・テイラー=ジョイ)の存在を含め、物語は時にシリアスに、時にユーモアを交えながら描いている。
・巨悪の陰謀・・。それは、アメリカを独裁国家にし、様々な利権を得ようとする人々が画策したモノであった。
<第一次世界大戦終戦後、間もなく密かに進行していた独裁国家を作る事で、様々な利権を得ようとする人々の愚かしき姿。
現況下を鑑みても、人間は過去に学ばない生き物であるなあ、と思った作品である。>
歌が一番の薬さ! I shake it off! I shake it off!
第一次大戦下、戦地で出会った医師のバート、のちに弁護士となるハロルド、謎の芸術家ヴァレリーの3人の男女。
3人はアムステルダムのとある場所で友情を育み、互いを必ず守るという誓いを立てる。
時は流れ、1933年。
バートとハロルドのかつての上官ミーキンスが謎の死を遂げる。
ハロルドからの訃報のもと、バートは気乗りしないながらも解剖手術をし、何者かに薬物が投与され、殺害されたのではと疑う。
そこへきて、ミーキンスの娘リズが何者かに突き飛ばされ、轢死。その場に居合わせた2人は容疑者として追われる身となる。
リズの最期の言葉とカバンの中身を手がかりに
とあるキーマンに会いに行く。そこにはかつて誓いを立てたヴァレリーの姿が。
実話から着想を得た本作は一歩間違えればアメリカが独裁国家になっていたかもしれないという筋書きである。
豪華な俳優陣に加え、メッセージ性の高いいくつかのセリフはとても感慨深い。
戦時下においても、大切なものを「選び」、そのために戦う様はかっこいい。
とかく流されやすく、操られやすいわたしたちに大切な判断軸を教えてくれた。
これから、どんな世の中になるか分からないが、だれに何と言われようと、I shake it off ♪I shake it off♪♪
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