アムステルダムのレビュー・感想・評価
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豪華キャストと個性的すぎるキャラ
面白い風。
歴史コメディースリラーってそもそも謎すぎ。
いや、面白いっちゃ面白かったけどキャストが豪華で個性的なキャラクターが多すぎていかせきれてない感じが勿体なかった。
デニーロは個性的な通り越してヤバいやつやろーって思ったけど、まさかの一番まともなキャラやった😂
"あの"デヴィッド・O・ラッセル帰還!とはならず…?
久しぶりのデヴィッド・O・ラッセル監督による歴史コメディは、賢く興味深い題材かもしれないけど、超豪華キャストをうまく調理しきれず散らかった印象。嫌いじゃないけど、この異常に華やかなメンツからすると弱めな作品。
戦い抜こう、必ずなんとかなる。愛とは誰かを選ぶことであって必要とすることではない。2つの世界大戦の間に隠された独裁者誕生の陰謀に、愛と憎しみ。これもまた男2女1(あるいは逆パターンも)による不思議な"男女3人同居モノ"の類でやはりそこには恋愛と友情が絡み合うのが付き物。『ファイター』『アメリカン・ハッスル』デヴィッド・O・ラッセル作品といったらやっぱりこの人!!『マネー・ショート』に続き義眼のクリスチャン・ベイルに、『ブラッククランズマン』に続き白人どものヤバい陰謀に黒人としてジョン・デヴィッド・ワシントンの死線を共に乗り越えた復員兵コンビ、そして賞レース賑わせるような作品に出ることも多い脂ノリまくりなマーゴット・ロビーの主人公3人の固い絆。アムステルダムを去ると不吉なことが起きる…医者、弁護士、看護師。あと、デヴィッド・O・ラッセル作品の常連と言ったらロバート・デ・ニーロも。けど今回はそれ以上にやっぱりスター達が無駄遣い(?)されまくっている。
豪華すぎるキャスティング
第一次世界大戦の戦地で知り合い深い絆で結ばれた3人が、再会し、自らの冤罪を晴らそうと奔走する話。
主役3人だけでもお腹いっぱいなのに、脇を固めるのもラミ・マレック、アニャ・テーラー・ジョイ、ロバート・デ・ニーロなどなど超豪華。ハリウッドのお祭り映画っぽいけど、今作は意外とこの豪華な配役がうまく機能してるように感じた。
今作は、ナチスのような独裁政権を企む勢力とそれに乗っかって金儲けをたくらむ富裕層や権力に、太刀打ちしていこうとするっていう話。この陰謀に立ち向か歌めに集まる人達が豪華なハリウッドの面々。まるで時代は繰り返せど映画はいつだって独裁政権を許さないし、私達がいつでも立ち向かうという宣言に見えた。
1番わかりやすいのが、戦友会中に企業のトップと面会するシーン。企業側のちょー平凡そうなオジ達と無駄に美しくてイケメンで派手なハリウッドの面々がほぼ同じカットに入らない。さらにヴァレリーはしっかりとビデオを回しているので、映画!って感じ。
芸術は愛を表現する(ヴァレリーが馬鹿っぽく言ってたのはわざとそういう演出だったんかなぁ)だけじゃなくて政治的な主張も大切、という意気込みを感じた。だから、最近政治的発言が多くなったテイラーがキャスティングされてるのも納得。
まぁ、難しいこと考えなくても全員主役級が次々に現れて演技合戦を繰り広げるから見てて飽きない。クリスチャン・ベイルとラミ・マレックもうクセ強ですごい楽しそうだったもんね。
あと、復員兵達が戦争の後遺症を薬で紛らわしていると言う描写が、良いことと悪いことは繰り返すという今作で何度も言われるテーマと被って見えた。薬で一時痛みを和らげてもまた苦しみはやってきて、それの繰り返しで根本の原因は治癒してないよってことかな。
ちょっと単調気味です
『アルマゲドン』の松田聖子を超える災難にブチ当たるテイラー・スウィフトに大爆笑させられました
舞台は1930年代のニューヨーク。第1次大戦に従軍し片目を失ったバートは開業医、戦友のハロルドは弁護士として生計を立てている。二人は戦地での恩人ミーキンズ将軍の娘リズから将軍が亡くなったことを知らされる。将軍が何者かに殺されたと主張するリズはバートに検死を依頼するが・・・からのドタバタサスペンス。
巨大な陰謀に巻き込まれる話ですが、どことなくほのぼのとした雰囲気が終始漂っているのが印象的。クリスチャン・ベール、ジョン・デビッド・ワシントン、マーゴット・ロビーが主に物語を転がしていきますが、脇を固めているのがロバート・デ・ニーロ、マイケル・シャノン、マイク・マイヤーズ、ゾーイ・サルダナ、クリス・ロック、ラミ・マレック、アニャ=テイラー・ジョイにテイラー・スウィフトと壮絶に豪華なキャストなので地味なサスペンスなのに金粉でも塗しているかのようなゴージャスさも纏っています。そんなキラ星キャストの中で頭一つ二つ抜きん出ているクリスチャン・ベールの怪演がやはり圧巻です。石を投げれば出演作に当たるくらい大量の映画に出演してかつての名声に泥を塗っている感があるロバート・デ・ニーロが昭和の丹波哲郎ばりにごっそり見せ場を持っていくのも痛快、クライマックスに向けて畳み掛けてくる現代社会に対する痛烈な風刺の絨毯爆撃の殺傷能力を研ぎ澄ませています。
個人的に面白かったのはテイラー・スウィフト。SF珍大作『アルマゲドン』における松田聖子を超える酷い目に遭うので思わずウワッ!って叫んだ後に大爆笑してしまいました。そのシーンが一番面白かったかも。
●豪華キャストのオンパレードで、確かに全員素晴らしい演技。 ●特に...
大事な所でさぁ・・・
第一次世界大戦中に出会い、友情を深めた3人が、国家を揺るがしかねない陰謀に巻き込まれ解決に奔走する物語。
「解剖よろしく‼私、レストランで待ってるから‼」
「やっぱりヤバそうだからこの件から降りるわ‼」
・・・という、序盤も序盤からイライラさせられてと思ったら次の瞬間スカッとして今度は主人公らが犯人扱いされてさぁ大変といった所から物語はスタートする(雑)。
その後はコメディ感も含みながら、時系列を行ったり来たり。
そして、まざまざと見せつけるかのように豪華キャストが次々出てきて、やや物語を見失いがちに。。
それでも、自身らの潔白を晴らそうと巨大な陰謀に近づいていく様は見応えがあったし、難解な中でも少しづつ真実が見え始めてからはガッツリのめり込ませられたが。。
何と言うか、終始散りばめられたコメディ感はらしくて良いんだけど、ここだけはシリアスに行ってよって所でよくわからんボーっとしたような演出が・・・個人的に凄く拍子抜けしてしまったかな。。
まぁアレを打ったことによる作用なんだろうけど。。
クライマックスに向けての緊張感のなさが残念だったけど、130分越えのやや長尺を感じさせないストーリー展開は面白かった。
キャラクターとしては、ギル将軍がお気に入り。まったく動じない所が滅茶苦茶カッコ良い‼本作のベストシーン!!
しかしあの落ち着き様だと、ワタクシが実際にその場にいたなら絶対に「これヤラセだ‼、パフォーマンスだ‼」と思うだろうなぁw
本作は史実を元にしているとのことだが、奴らの悪巧みがもし成功していたらと思うと…
改めて背筋が凍るような話ですね…。
あと、どうでも良いけど、3人が良い時を過ごした場所ってのはわかるけど、タイトルにするほどアムステルダムに大きな意味はあったかなぁ・・・。
とてもつまらない
デビッド・O・ラッセル監督作品はこれまでとても面白かったし、特に『世界に一つのプレイブック』は大好きだ。キャストも豪華でどう考えても必見作品なのだけど、とてもつまらない。やたらと会話が長くて会話の内容がつまらない。アムステルダムは室内での描写のみ。見どころは最近やる気のない出番ばかりのデ・ニーロが重要な役どころだったくらいかな。
美人数珠繋ぎ。
いやー、こんなに自分の好きな女優さんばっかり湯水のようにドバドバ出て来る映画も珍しいなぁ。
マーゴット、アーニャ、ゾーイ、アンドレアにテイラースイフトまで出てる。
眼福です。
話は第一次大戦で怪我した時に知り合った仲良し三人組がドイツ、イタリアを席巻していた勢力のアメリカ進出を阻止する話です。
どうやら実際にあった話しがベースになっているようでぞっとしました。まあ確かにひとつの考え方なんで、世界中に何かしら共鳴する個人や組織が有ってもおかしくないんですが自由の国を売りにしているアメリカにもあったのは驚きでした。少し戦争と政治の知識が必要な基本コメディです。
話は少し三人の友情とバックグラウンドに前半ドタバタ時間使ってしまい、進みが遅い感じしましたが好きな女優どんどん出てくるから許します。
少し皮肉屋でクセのある脚本のため分かりづらく、テンポ悪く感じますが、、あ、監督が脚本も書いてるのかぁ、、、なかなかこのレベルの俳優達が集まるのも珍しいですが、話の内容と脚本の良さなのかも知れません、、言葉わからんから本当凄く洒落た会話なのかも、、知らんけど。
好きな女優どんどん出てくるから許します。
あ、それでアムステルダムって、、なんで?
ミステリーを追いかける3人の友情と青春ノスタルジー とにかくキャス...
100年前のニューヨーク!
日比谷にて鑑賞。スペンサーと迷ったけど時間の関係でこちらに。
正直この監督の作品はあまり見たことがなく、謎解きありつつコメディタッチという感じでしたが他の作品もそうなのかな?
第二次世界大戦やナチス関係はたくさん映画化されてて見る機会も多いけど、この時代はあまりピンときてなかったのが正直なところ。ミュージカル畑の人は、禁酒法とかアニーのあたりって言えばわかりやすいかな?(笑)
ミステリーとしてとの面白さもあるけど、やはり3人の友情や恋という人間関係や感情が描かれてるので時代や環境は今の私たちとは全く違うけど心に響きます。医者、弁護士、そしてヒロインは芸術家ですがフランスの善戦で看護婦として働いてた時に二人と出会います。戦争は、こういう風に素晴らしい才能持ってる人の生活を簡単に奪うんですよね…
最後、将校役で出てきた年配の俳優…ロバートデニーロ!!なんとノーチェックでした、映画レビューとか書いときながらごめんなさい🙇♀️このあたりもエンドロールで実在のスピーチが流れたり、あー、実話なんだ!と感じます。
ファンタジーやエンタメ作品も好きですがやはり実話が元で音声もあると実感しますよね。
そうそう!当時はまだ有名ではなかったヒットラーも映画の中に出てきたのも印象的。こういう思想が数十年後には繋がっていくんだと思うと震える…
そして約100年前のニューヨーク、世界恐慌の後だけどやはり独特の活気もあってなつかしい気持ち…
この流れのなかに刻まれていた言葉をひろいたい
劇場での予告にぎゅうっと惹かれて持ってかれ、公開を心待ちにしていた。
死体を前に、第一次世界対戦中に出会って再会した義眼の医師のバートが弁護士ハロルドと看護師ヴァレリーに言う。
「楽観的に考えよう。」
冒頭から衝撃的で、アメリカ史上にある陰謀事件にのっとったほぼ事実ときてる。
殺人がベースにあるし国が絡んでいるようだし、
これはこの先どんなにシリアスさが進んでいくかとおもっていたが、ユーモラスさとコミカルさが随所にたたみこまれて次々と飛び出してくる。
荘厳で華麗に美しい美術館の中を歩いてるが、しかけにニヤリとするようなポップなびっくり箱がそこら中からたくさん出てくる感じ。
色や形に惹かれる私は映像の絶妙な色合いや、衣装、ニュアンスありのセットにぴったりな音楽をたっぷりふりかけたような世界観に痺れながらすぐに圧倒された。
しかし、そこに夢中になりすぎると、時代背景や場面の切り替えにスピード感があるので、危うく頭がすっきり整理できず、正直、あわてて何度か気合いの入れなおしをした。
そう、コミカルだがシリアスだから楽ちんには観てられない。
だけど、その間、さっきのバートのセリフが、あたまにずっとこびりついたまま…どっちよーという感じ笑
主役男女3人は貫禄のうまさで画面にせまってくる。隙もそつも全くない。しかし、戦時中の縁からの友情を感じさせるシーンでは、ほのぼのとしたあたたかさと青春の淡いにおいも滲んでいて何か言い表せない愛おしさすらある。
その関係をみているとどんな時代や状況下でも、人類の持つ心に通ずる普遍的なものも感じるのだ。某国の指導者にもそれが残っているとしたら、それを思いださせる相手は誰か?もはやそれが唯一の光なのではとふと感じたりしつつ。。。
脇役の演者たちもそろって個性に満ち魅力的にすばらしく存在している。メイクなどの仕事、演出もあわせて、ここに全てのプロ感が満ちているTHEエンターテイメント!であるのがわかる。
スピード感、スロー感、ハードさ、甘さ、切なさなど感情のすべてが映画を見ながら混ぜられ、場内の空気にもってかれてスクリーンにはねていって奏でられてブーメラン的に戻ってくる。その繰りかえすこと。非常に贅沢だ。
戦争がふたたび身近にある今、深刻だからこそ、幅広く伝えるためなのかな。振り切ったような演出は。あえてなのではないかなー。と感じた。
賛否両論あるようだが私はそう受けた。
そして、刻まれていた意味深い言葉をかみしめている。
愛とは必要でなく、選択。
間違った神を追うな。
そうだ。
「楽観的に考えてばかりではいけない」こともある。
もう一度観たらもっとはっきり胸に落とし込めるものがある気がしていてうずうずする。
きっと足を運びます。
よく寝て頭がさっぱりしてる日に〜。
これは上質なエンターテイメントだった
歴史から消されているルーズベルト政権転覆計画
これを画策したのが国際金融資本、グローバリストである。
そのグローバリストに担がれたのがデニーロ演じるスメドリー・バトラーである。
海兵隊の英雄。愛称はマーベリック。
トップガンはここから取っていると思われる。
作品ではムッソリーニ、ヒトラーのファシズムの陰謀と描かれているが、
実際は彼らを支援したグローバリストの陰謀である。
独裁者になることを拒否したルーズベルトへの脅しである。
この脅しに屈したのかルーズベルトはグローバリストの要求通り
日本を追い込み第二次世界大戦を起こすことになる。
グローバリストにとっては戦争ほど儲かる商売はない。
今起きてるウクライナ紛争。
これもグローバリストの謀略。
プーチンを批判するのは見当違い。
2014年、親ロシア派の政権をクーデターで倒し、
ウクライナをNATOに加盟させようと画策した。
それはロシアの首筋に短刀を突きつけるのと同じことだ。
ロシアとしては安全保障上絶対に容認できない。
それはキューバ危機でケネディが核戦争を決意したこと、
朝鮮半島を巡って日清戦争、日露戦争が起きたことを見ても明らかである。
プーチンを戦争に追い込んだものこそグローバリスト勢力である。
安倍政権の闇を描いた「新聞記者」に日本映画界はアカデミー賞を贈った。
グローバリストの真実を白日の下に晒したこの作品に、ハリウッドは・・・
豪華俳優陣の演技に救われた
テーマは、ロバートレニーロのスピーチが、全て
レニーロは、この台本だから
出演OKしたのだろう?と
思わせる、重要なスピーチ。
第二次世界大戦前の時代が舞台、
を忘れさせる、怖さがある。
世界の動向は、経済、ビジネスが
動かしている?
2022年 現在も
同様なことが、世界あちこちで
うごめいている。
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