「十人十色!!絶妙な配役設定」アムステルダム keytonさんの映画レビュー(感想・評価)
十人十色!!絶妙な配役設定
PV見た感じはコメディ色で気楽な映画かと思いましたが、ミステリー色の強い映画で追いついていくのが大変でした。時代は第一次世界大戦と二次大戦が始まる間を描いた作品で、世界史に疎い自分でも理解できる内容でした。
とてもよかったのは、その時代の空気感、臨場感を味わえたことでした。カメラワークはキャラクターの心理描写をわかりやすく描いていたり、画面いっぱいの19世紀のモダンなアメリカを味わえて満足に楽しめました。
吹き替え版も観賞しました。主役をクリスチャン・ベールの声を当てた高橋広樹さんが面白くて、旧ハンター×ハンターのヒソカみたいな声で「コルセットがぁ~」という台詞がツボにはまりました。
計2回観賞して改めてこの作品はとてもすばらしい映画だと思っています。真相はともかく、性別・人種・職業を超えて支えあうバートン・ヴァレリー・ハロルドの三人の絆はとても美しかった。
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