「どう観るかで評価の変わる作品」アムステルダム ゆるさんの映画レビュー(感想・評価)
どう観るかで評価の変わる作品
時間は短い、愛こそ真実だ。
…といつ冒頭の会話に全てが集約されています。
作品の切り取り方は様々ですが、史実に基づいたスパイもの/サスペンス的な見方をすると物足りないかもしれません。
全体的にコメディタッチで華やか、監督らしさが出ています。
作中のセリフに『愛』を問う台詞が繰り返されますが、男女関係に限らず、選択こそが人生を作る。そのことが各キャラクターのクライマックスを通して体現されており、切なさや高揚感の余韻があります。
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