U・ボート オペレーション・シーウルフのレビュー・感想・評価
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ベテラン艦長の葛藤
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第二次大戦末期、ドイツ軍が潜水艦に搭載したV1ミサイルでニューヨークを爆撃しようとするシーウルフ作戦のお話。まあ、空軍のV1は陸軍のV2より小型だし、今の核ミサイル程の脅威ではないですが、米国本土攻撃はドイツ軍の最後の意地・・。
主人公のケスラー・ハインリッヒ(ドルフ・ラングレン)は第一次大戦からの根っからの潜水艦乗りで潜水艦部隊の司令官兼艦長、若手の多い船員ばかりで気乗りしないが任務に就くことに、味方の艦は早々に撃沈され残るは艦長の艦1隻のみ、ミスの多い副官との揉め事の中、艦長としての役割を必死で務める葛藤の様を描いてゆくのがメイン。潜水艦映画に駄作無しとはよく言われるけれど、敵艦との頭脳戦や戦闘シーンは少なくチープなので数ある潜水艦映画の名作と比べると期待しない方が良いでしょう。
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