劇場公開日 2022年12月30日

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「歴史エンターテイメントもどき」近江商人、走る! bionさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0歴史エンターテイメントもどき

2022年12月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 しょっぱなから子役の棒演技を見せられて嫌な予感がする。しかも標準語。湖西地方だろうと近江だろうと標準語ってことはないでしょ。

 人間犬にまたがった奉行が登場するに至って、真面目に時代劇を作るつもりがないということはわかったので、バカ映画として鑑賞を続行。

 時代考証を期待する作品ではないとしても、しゃべり言葉は統一してほしいね。最悪、標準語ドラマでもいいんだけど、中途半端に関西弁がまじる。

 どうやってケリをつけるのかと思いきや、あの時代劇フォーマットですか。半笑いです。

 阿弥陀如来に来世を任せて、商売に邁進した近江商人は、近代資本主義を生み出したプロテスタントに近いと言われている。その一端を知ることができると期待した自分が、おバカでございました。

bion