劇場公開日 2022年11月19日

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「公開劇場拡大希望。皆さんに見てほしい!」森の中のレストラン ジャッキー西矢さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0公開劇場拡大希望。皆さんに見てほしい!

2022年12月5日
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泣ける

冒頭の森の中から始まる。
爽やか朝を思わせる景色だが何故が木々がしなる音ばかりする←何やら不安を感じましたね。
これから良からぬことがあるんだなーと思っていると主人公 京一の自害シーン。まぁ、なんやかんやで介抱してくれた老人 欣二が経営する森の中のレストランを任されることになる。CGでもなく本当に真っ暗。森の中にレスランの明かりがポツンです。

かつて三つ星レストランのシェフだった京一の料理はピカイチで昼間は料理を求めてくる客が絶えなかった。しかし死人のように生きているゆえに他人に興味がなく、夜一人で暗い表情をした客が最後の晩餐に来るも、説得などはせず帰してしまいます。
村人からも大バッシングを受けます。

見ていると、なんじゃコイツはーって思います。
京一が何故こんなふうになったのか?見ていくうちに理由が明らかになってきます。
(でもこのままじゃ…ダメだろうと思いますがね。)

そんなある日、この世に絶望を感じて最後の晩餐に来た少女沙耶に出会います。
はたして京一は沙耶を救うのだろうか?

この映画は自殺を助長するものでなく、生きる事の大切さ、そして大切な命を救う、「誰かが救わないと…人間一人じゃ生きていけない。」そう言ったメッセージが込められています。

主人公京一とそれを取り巻く人たちが映画を通して教えてくれる素晴らしい映画でした。

泉原航一監督 今回ゲートキーパーという言葉を初めて知り、これを映画に昇華していこうとされました。
なのでストーリー構成がよくできており見ていて暇になる時間がなかった。本当に終わるまで釘付けでした。

こんなにいい映画、上映館数もっと増えて欲しい。上映時期過ぎてもDVD、Blu-rayリリースしてほしいです。

ここからは私の歪んだ役者さんの感想(読まなくていいところですが…暇ができた人は読んでほしい。)


沙耶役の畑芽育ちゃんがカワイイ! 悩んでいる時、泣いている時、笑っている時どれをとっても最高でした。
大阪で舞台挨拶に来てほしかったな〜。

主人公 京一の元妻役 奥菜ちゃん幾つになっても美人!
演技に磨きがかかって益々演技派女優になったなぁ〜って思います。
大阪で舞台挨拶来てほしかったなぁ〜。

沙耶の母役 佐伯日奈子さんのキャスティングはすごく良かったです。大阪で舞台挨拶に来てほしかったなぁ〜。…そればっかりですみません。

主人公 京一役の船ヶ山哲さん
本当に暗い表情を段階的に調整できる人ですね〜。今回長編映画初めてで、役者二年目とは思えないくらいです。

小宮さん MC小宮以来のハマり役てした。お元気そうで何よりです。

泉原航一監督 ありがとう。

ジャッキー西矢
さとぴさんのコメント
2023年1月2日

公開劇場拡大やDVD Blu-rayに同感です!!
こんないい作品はもっと拡大して欲しいですね!

さとぴ