「国籍、人種、年齢を超えて」エンパイア・オブ・ライト あささんの映画レビュー(感想・評価)
国籍、人種、年齢を超えて
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今にも海風にのって潮の香りが漂ってきそうなイギリス・港町の映画館を舞台に紡がれる、少し悲しく、美しいストーリー。
本作も映画館を舞台として、映画へのオマージュも一つのテーマだろう。
エンパイアで働く、コリン・ファース演じる糞支配人以外のスタッフは皆いい人。
屋上から眺める年越しの花火
海のデート
壮麗な映画館…
どれもこれも光や絵が美しく、スクリーンに引き込まれた。
傷を負ったものたち(鳩もそう)が寄り添い、思いやり、慰め合う…いつしかかけがえのない絆となって、お互いが成長していく。
彼の看護師のお母さんが素敵だったな…。
自分の息子が私よりも年上の(または同年代の)女性を連れてきたらあんな素敵な対応できるのかしら…。
ラストの描写に希望の光が。
本当に美しかった。
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humさんのコメント
2023年3月14日
こんばんは。
美しい作品でしたね。
そして、スティーヴンのお母さん…
私も息子がいるので、自分に当てはめて考えてしまいました。
握手に込めた思い、深かったですね。素敵でした。