「世界一失礼な映画レビューで御免なさい。」エンパイア・オブ・ライト bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
世界一失礼な映画レビューで御免なさい。
80年代の「男子の成長物語」なんですよ、これが。「年上の女人」な訳ですよ、おそらく。それがですね。もうね。思いっきり忖度無しで率直に無礼なことを言いますが。これはオリビア・コールマンじゃ無くない...????
シアーシャ・ローナン(28)、レア・セドゥ(37)、キャリー・マリガン(37)とかなら、全然印象が変わると思うんですけど。「甘美さ」が出ますよね。進学のために故郷を離れることも、切なさな痛みが伴う感じが出る。オリビア・コールマンって、ママより年上に見えてしまう。ちょっと、さすがに、そりゃヤバイ。いろいろと。ショタコンにもほどがありますがな。しかも、やっちゃってるし。仕事中に。あれあれあれあれぇ、ですがな。するんか?そこは、するんか?
よって、故郷を離れていくことが、単に「前途洋々」だけに見えちゃうと言う。
オリビア・コールマンの演技そのものには、何の文句もありません。貫禄です。オスカー女優としての力をいかんなく発揮で、素晴らしいの一言でございます。
ただ、これは、ちょっと違うw
映画としては良かったです。アカデミー賞撮影賞にノミネートは納得の画のすばらしさ。冒頭の数分、その絵画的な美しさには見惚れてしまいました。
イギリスの経済衰退と社会の荒廃。4つあるシアターの半分しか稼働していない「帝国劇場」。白人至上主義者の出現。移民問題と人種差別。女性の性的対象化。などなど、バンバンぶっ込んで来てます。時間軸はゆったり気味。
で、思ったのが。
あー、これキュアロンの「ROMA」と一緒じゃ....
サム・メンデスの頭の中にある80年代のイギリスと自身の若いころを脚本に重ね合わせての映像表現。自叙伝、なんていう、直接的で濃いものじゃなくって、自分が生きてきた時代を振り返る作品っていう。
すごく良いんですよ。
良いんですけど。
リア・セドゥだったら、満点だったよ。間違いなくw
良かった。普通に。
オリヴィア・コールマン(49 )みため55 だからいいんですけど。 スティーブンだってドーテー君じゃないし、むしろ場数こなしている感じでした。4階の壁際のラブシーンなんか、襲いかかりながらも、濡れてるかどうか慎重に探るようにしていたし。面白いレビューですけど、そりゃあんまりなので、共感ポチリは割愛しますね。