「さすがサム•メンデス」エンパイア・オブ・ライト マクラビンさんの映画レビュー(感想・評価)
さすがサム•メンデス
地味な話ながら、描写のバランス、ロケーション、キャスティングも絶妙な作品でした。
オリヴィア・コールマン起用が絶妙で、性描写までも描くことでヒラリーの存在が親近感や同情だけではなく嫌悪感までもがリアルに感じ取れた。個人的にコールマンは苦手な女優ですが実力は凄いし良い作品を選んで出演していると感じる。
スティーブンをはじめ劇場スタッフがいい人過ぎて、そこはリアルを感じなかった。反面、暴徒の行動は非常に恐ろしく無縁の日本にいて現実を教えられた。
最近サーチライトは佳作が多くすごく勢いを感じる。
以前映画館でアルバイトをしていたので、その時映写室をもっと見せてもらえばよかった。映写技師の方も映画業界に携わっていた事を誇りに思っていたような気がする。
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