「どの瞬間を切り取っても美しいカメラワーク」エンパイア・オブ・ライト モトコさんの映画レビュー(感想・評価)
どの瞬間を切り取っても美しいカメラワーク
イギリスの小さな街の映画館を舞台とした物語。
どの瞬間を切り取ってもそこに映る絵は美しく、最小限のカメラワークに留めていることが、その美しさをより強調していたと思った。
それは冒頭のスタッフロールのシーンだけでも十分に感じられた。
ガラスという壁の外側と内側という構図が印象的で、その演出により主人公の心のうちと外を上手く演出しているのではと感じた。
美しい景色と登場人物のやさしさから、観た後に心が洗われた気分になれる作品だった。
コメントする