女子大小路の名探偵のレビュー・感想・評価
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連ドラ一回目のキャラ紹介
「剛力彩芽がついにシネロサ単館公開映画に」という驚きで観に行ったの。そしたらメ~テレシネマだった。なるほど。メ~テレシネマは面白いけど微妙な線という印象があるね。その印象は変わらなかったよ。
これテレビシリーズ展開するのかな。キャラ紹介っぽいエピソードだったんだよね。
そうでないとすると、色々とあれだなあ。
オープニングぶつ切れでシーンが入って、「なに? どうなるの?」と身を乗り出す感じじゃなくて、「なんだこりゃ」って感じなんだけど、そこで強引にオープニングにいくんだよね。連続もののテレビドラマなら分かる。でも映画だからね。
それで色々とやるんだけど、半グレのヤマモトさんとのやり取り、いる? 田中要次のキャラ紹介以上の意味がなかったと思うんだけど。
まあこれで、事件の「犯人わかった!」って感じになるんだけど、二時間ものの掟で、最初に犯人と思わされた奴は違うんだよね。
そこで真犯人が出てくるんだけど、秦さんミステリも書いてるけど、この出し方はギリセーフってことなのかな。意味なく入れ込んだワンシーンで出してたしね。
そして犯人を逮捕し、剛力彩芽は弟との確執をちょっと解消した感じになり、枯れ専だからか気になってる田中要次との仲も進展して終わり。
なんか、キャラ配置と筋はいいんだよね。
でも、途中途中「いや、それはないだろ」っていうのがあって、脚本が下手に感じるの。「東京、大阪に続く第三の都市なのに、脚本家さがすと、こうなっちゃうのかな」とか思いながら観てたら、秦建日子さんだった。「秦さん、脚本で芽が出なくて小説いったんだっけ」と思って調べたら逆だね。脚本家から小説家になってる。それで、どうして、この脚本になるのか。制作の闇を覗いてみたいと思ったよ。
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