ソウル・オブ・ワイン

劇場公開日:

ソウル・オブ・ワイン

解説

ワイン愛好家の聖地として知られるフランスのブルゴーニュ地方を舞台に、ロマネ=コンティなど、世界最高峰のワイン造りに魂を注ぐ人々の姿をとらえたドキュメンタリー。

高級ワインの代名詞であるロマネ=コンティをはじめ、ジュヴレ・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニー、ムルソー、ヴォルネイなど、世界中の人々を魅了し続けるブルゴーニュワイン。マリー=アンジュ・ゴルバネフスキー監督がワイン畑と人間の何世紀にもわたる関係にスポットを当て、世代を越えてワイン畑を守り続けてきた生産者たちの貴重な舞台裏を、四季を通して記録。最高級ワインが生まれるプロセスと、偉大なワインを追い求めて受け継がれる技と知恵を、ブルゴーニュ地方の美しい自然と共に詩的で芸術的な映像で描き出す。

2019年製作/102分/G/フランス
原題または英題:L'ame du vin
配給:ミモザフィルムズ
劇場公開日:2022年11月4日

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(C)2019 - SCHUCH Productions - Joparige Films - 127 Wall

映画レビュー

3.5ワインへの愛で満たされている。

2022年10月27日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

 世界最高峰のワインを生み出すワイン愛好家の聖地、“神に愛された土地”と言われる、フランス、ブルゴーニュ地方。1年を通じて名だたる畑を守る生産者たちがワイン造りに魂を注ぐ。手の届かない高級ワインを飲んでみたいという欲望をかきたてる以上に、このドキュメンタリーは、ワインへの愛で満たされている。

 生産者や樽職人たちが土壌や生育環境といった自然の真理について、有名ソムリエや醸造学者たちがワインやその歴史について語る内容は実に深く、哲学的でさえある。そんな言葉とともに、四季を通してワインができるまでを体験することができる作品だ。

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和田隆

4.0超高級ワイン、「ロマネ・コンティ」ができるまでを丹念に描いた珠玉の1本

2022年10月25日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

世界最高峰のブルゴーニュワイン、ロマネ・コンティができるまでの1年間を丹念に描いたドキュメンタリー。めちゃめちゃ貴重な映画です。本編には、ナレーションなし、音楽もなし。修道院の映画を思い出した。フランスのドキュメンタリーは、絵作りのレベルが全然違います。テレビ的じゃなくて、圧倒的に絵画的。ドキュメンタリーなのに、先を急いでいない。だから、ゆっくり時間が流れる。空の雲を映したカット、畑に雨が降り注ぐカットを挿入し、詩情を醸し出しています。ワイン好きならばもちろん必見だし、ワインを飲まない人でもかなり楽しめる映画ではないかと思います。

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駒井尚文|映画.com編集長

4.5土地に流れる時間を感じさせる

2022年12月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

広大な自然と人々の記憶が描かれているように感じました。
自然のサイクルの中で人々は時の中で人生を積み上げ熟成させる、そんなこれまで続けてきた営みにプライドを持って語る。そうやってきたからこそその長い物語が尊敬を集めるのだろうと思います。

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たけP

2.5退屈な映画であった。飲んだこともないワインを語られてもね。

2022年11月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ワイン好きであるが、1本何十万もするワインなど飲んだこともない。その味を語られてもわかるはずもない。ロマネコンテイを一度開けてみたい気もするが、一般人には手が出せない金額だ。

プライドを持って、葡萄酒を生産していることは理解出来る。が私には高慢にみえた。庶民が手をだせるワイン製造者の話をききたくなる。

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いなかびと