「タイトルが謎ですね」少女は卒業しない スキピオさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルが謎ですね
原作は「桐島、部活やめるってよ」の朝井リョウ、原作未読で観ました。
なかなか面白いです。田舎の高校の卒業式前日と当日の2日間を4人の少女の視点で描く青春もの。ジョージ・ルーカスの「アメリカン・グラフィティ」とか、もう少し日数はあるが「スタンド・バイ・ミー」のような作りなので、キュンキュンする青春もの。
原作は分かりませんが、映画では思いっきり恋愛に振り切って描いているので、前半は「ムッキー」となりましたが、最後は、、、やっぱ「爆ぜろ!リア充」ですわ。でもこういう甘酸っぱい話は大好物です。
役者は「サマーフィルムにのって」のビート板:河合優実が一番の看板でしょうか、PLAN75にも出ていましたね。先生に恋している作田さん役の中井友望って女優さんが、気になりました。Wikiでみると、ミスiD出身ですか〜、ことごとく私はミスiD好きなんだな〜。やっぱ、サブカル臭がするんですよね〜。
さて疑問はタイトルです。原作は知りませんが、映画では4人の少女とも、ちゃんと彼氏とはお別れして卒業しています。でも、何故タイトルは「少女は卒業しない」なのでしょうか?私なりの答えとして、先生に片想いだった作田は卒業しなかったのでは?と。
彼女だけ借りっぱなしの本を交換するところで、ラストは振り返って終わっています。他の3人はちゃんと前を向いて終わっているのに、先生から古い本を渡されて振り返って終わる。だから、タイトルは少女「たち」ではなく、単数で少女「は」なのかな〜。作田と先生って、コレって、コレって、、、、とイケナイ妄想をしてしまったのは、先週末に高校教師を見返しいたから、なのかな。
原作読んで答え合わせをしてみます。