ファミリアのレビュー・感想・評価
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まさかの。
心暖まるヒューマンドラマかと思っていたら、途中からあれ、仕返しいくんだ、昔のヤクザ映画(足を洗った元ヤクザの主人公が耐えに耐えた末に愛するもののために立ち上がる)か。
そしてまさかのグラントリノ。
移民がこれほど多くなっている今、こういった作品がもっと作られて然るべき。(昨年はマイスモールランドという作品がありました)
ブラジル人のパーティに呼んでもらいたいなぁ。
もっとお互いに知り合うことができればうまく共生していくことができるだろう。
若い2人のラブシーンやエリカの裸は必要だった?
あれこそ差別になってないのかな。
胸に響くような台詞は全部予告で見せてるのが残念。
売り方も間違ってるんじゃないかと思った。
かなり違った。
数年働けば家が買える?日本はそんな夢の国だと思われてるのか?
役所広司と陶芸に興味をもったブラジル青年とのヒューマンドラマかと思いきやあんなバイオレンス展開や息子夫婦の悲劇。かなり予想と違った。ラスト、焼き上がった陶器見せて欲しかったなあ。
【”怒りは怒りを来す。だが、そこからは何も生まれない。”紛争、在日外国人の雇用問題など、現代社会では喫緊の重いテーマを扱いながら、骨太なヒューマンドラマに仕立て上げた成島監督の手腕に唸った作品。】
ー この作品の舞台は豊田市であり、保丘団地と劇中で表現されたのは、保見団地であろう。
1980年頃から自動車関連企業が多い豊田市で、出稼ぎに来たブラジルの方々の割合が増え、一時は治安が悪くなった時期もあるそうだが、今では治安も落ち着き、自動車関連企業を支えて頂いてくれている。
隣市に居住するモノとして、敢えて、一言記す。ー
◆感想
・矢張り、主人公の陶器職人誠治を演じた、役所広司さんの存在感は凄いと思った作品である。
ー 序盤、彼が若かった時は、とんでもない暴れん坊だったと、隣人が語るシーンがあるが、後半この何気ない言葉が効いてくる。-
・アルジェリアのプラントで働く、自慢の息子、学(吉沢亮)が、アルジェリア内戦と思われる戦禍により両親を失った難民だったナディアを連れて一時帰国するシーン。
ー 誠治は、電話で聞いた時は驚いたようだが、彼がナディアの接し方が、とても良い。この人はだ人種が違えど、大切な息子が選んだ人を温かく迎える器の大きな人間なんだな、と思った。
そしてナディアを”とんでもない、地獄を経験した人なのに・・。”と愛おしそうに見る表情。
ココも、後半の誠治の後半の行動を示唆している。-
・半グレの榎本カイト(MIYAVI:こういう役を演じさせたら、抜群である。)が率いる、愚かしき若者達が、保丘団地に住むブラジル人の夢なき若者のマルコスやその仲間に執拗に、絡んで来るシーン。
ー だが、それには理由があり、カイトは大切な幼き愛娘を酔っ払ったブラジル人の運転する車で引き殺されていた事が分かって来る。彼は、ピンクの小さな水筒を常に大事そうに持っている。彼も又、ファミリーを壊された哀しき男なのである。だが、”怒りは怒りを来すでは、本質的な解決にはならない・・。”-
・そんなカイトたちから逃げて来たマルコスを誠治は、匿い、彼により壊された車のバンパーを見ても、”良いから・・。”と言って濡れた服の代わりに、代わりの服を差し出すシーン。
ー ここも、誠治と学の寛容な思想が垣間見える。-
・カイトのガールフレンドで、バーで働くエリカが翌日、洗った服と、修理代を持って謝りに来るシーンも然りである。
で、誠治と学はエリカたちが団地で催す、パーティに誘われる。
ー だが、マルコスはエリカに促され、少し頭を下げただけで、素っ気ない。話をしていくうちにマルコスの父が、ジャパニーズドリームを夢見て、友人達とやって来たが、リーマンショックにより次々と友人達が解雇され、団地の屋上から飛び降りた事を知る二人。私自身も当時の嫌な想い出が過ってしまったシーンである。
マルコスは”夢はない”と学に告げるが、学は”夢を持つことは大切だよ”と笑顔で返す。-
・学とナディアは、再びアルジェリアに戻るが、武装勢力に襲われ命を落としてしまう。
ー この辺りの、外務省の官僚の素っ気ない対応には、腹が立ったなあ。
何が”救出に向け、鋭意努力をしています、だ!”
10年前に実際に起きた日本企業のアルジェリア石油プラントへのテロ事件を思い出してしまうシーンである・・。
深い悲しみに暮れる誠治に、同じくアルジェリアに赴任していた同僚が訪れ、”彼のお陰で助かったのです。”と言い、生前、学が残していた自身へのメッセージ”俺、父親になるんだよ!”
このシーンは、沁みた。涙に暮れる誠治が敢然と、カイトたちに対し、取った行動。ー
■これは、私の勝手な解釈だが、誠治は亡き学とナディアを、追い詰められているマルコスとエリカとだぶらせたのではないかと思った。
そして、学とナディアを守れなかった自分が命を張ってでも、マルコスとエリカを救わなければ、と思ったのではないだろうか。
<誠治の決死の行動で助けられた、マルコスとエリカが誠治の土窯を訪ねて来るシーンもとても良い。
そして、マルコスは明るい表情で、亡き学が言っていたように”釜の仕事をやらせて下さい。”と深々と誠治に頭を下げるのである。
今作は、紛争、在日外国人の雇用問題など重いテーマを扱いながら、骨太なヒューマンドラマに仕立て上げた成島監督の手腕が冴えわたる作品である。>
いろいろキツい
在留外国人労働者の使い捨て問題、地域とのトラブル、半グレ集団による暴力の闇、国際的な人質テロ事件…と、重たい材料がたくさんあるわりにどれも表面的な描き方で、映画の出来そのものがしんどくて観てるのがつらかった。ぐらぐら揺れる手持ちのカメラが何を映したいのかよくわかってないようにも思えて、まあ、ヘヴィな問題いろいろありますけど家族の絆でまるっとまとめちゃいましょう、みたいな雑な感じを受けた。
そんな気持ちで観ていたせいか、役所広司はうまいというより、いつもの役所広司を役所本人がなんとなくそのままやってるように見えたし(同、佐藤浩市)、ブラジル人役者のカタコト日本語セリフもキツい。子供ができた吉沢亮の喜び方とか、屋台のラーメン屋みたいな出入り自由なビニールの向こうで半グレがシャブ食ってるとか、MIYAVIが死んだ娘の保温ボトルでお茶飲んでるとか、多くの人が指摘している無用な屋上SEXの事後どっから毛布もってきたんだとか、ほんとどうなっているのか。ブラジル人女優の胸が見えるのは、眼福と同時に、裸を条件に出演が決まってそれこそ外国人労働者を搾取してんじゃないのか?と勝手に妄想して憤ったり…。
成島出監督作品は久しぶりだったけど、ご本人もいろいろ悩んでるのかな?ずいぶん前の八日目の蝉やソロモンの偽証はおもしろかったけど。本作、和製グラントリノという意見もあるが、そりゃ本家に失礼。イーストウッド監督の爪の垢を役所広司の焼いた茶碗で煎じて飲んでほしい。
最後に、佐藤浩市の白髪にしてあの額の狭さと毛量は地毛なのかどうかもかなり気になった。
短気、直情はダメよ
愛知県の田舎町の外れで陶器職人をする男と家族の話。
プラントエンジニアとしてアルジェリアに赴任中の息子が現地で射止めた悲しい過去を持つ妻と帰国してくる物語と、隣町で暮らす生い立ちにコンプレックスを抱える在日ブラジル人青年の物語をみせていく。
息子が幼い頃に妻を亡くしている主人公と息子夫婦の部分のドラマは、苦労人達の思いやりと素晴らしい人間性が満載で、もう文句なしでございます。
しかしながら、ブラジル人青年の方ですが…相手はハングレとはいえ、それまでトラブルがあった感じもない中で、金を持ち逃げし追われたヤツをそんな怒号が聞こえる中で体を張って逃がしたのが切っ掛けですよね?
その後の嘘は別として、そりゃあ当然やられますよね。
その根本に国籍の問題があるみたいこと言われても、落とし込み方が無理やりで、あー多様性ですかー…とこちらは何だか白々しさを感じてしまった。
その無理やり感と、ラストのあまりにもキレイで物足りなさを感じる流れはあったけれど、ドラマとしては非常に熱くキツく悲しかったし、色々と考えさせられる部分もあってとても面白かった。
お正月あけに観るには…
重めの作品です
今年一番目に選んだ🎬で
…かなり
ズシンと響きました
あとから後から理不尽な
事ばかり続くので役所さんの
演技に救われます
使い捨ての外国人労働者
矛先を向けられて
警察も太刀打ちできず
知らないふり
現実社会を写している様です
余談…
友人がもう一本見ていこう
というのですずめの戸締まりを
観て帰りました
想像してたのと違う、家族の物語
あらすじも見ないで鑑賞です。多分、こういう話だろうと思って見たらかなり違いました。
家族の話と言うよりは、ヤクザ(半グレ)の暴力映画という感じです。
さすがの役者陣です。特に役所広司と吉沢亮はかなり良かった。
ただ、ちょっとリアリティがないというか、話が良すぎて、ぎゃくに入り込めない感じもあります。
どうしても、排他主義というか、外国人差別のような感情もあり、自業自得だろ、、、とも思ってしまいます。
悲しいけど泣けないというか。
最後まで楽しめました。
貧困なる精神が支配する映画なのだ‼️❓
大きく二つ。
〇〇人に家族を殺されて、〇〇人に復讐したり、画策した日本人は古今東西存在しないし、多分、今後もいないと思います。
これだけでも重罪だと思います、こんなことを考えついて、さも、あるかのように映画にした時点で、遺族のことを蔑ろ、いわゆるセカンドレイプです。
もう一つ、出稼ぎで入国してる外国人のアウトロー率はかなり高いのは現実です、私も被害者ですし、その率が高いことを知りうる立場にあります。
外国人がアウトロー、ではなく、出稼ぎ入国外国人がアウトローです、差別ではなく、危機管理として警戒するべきです。
他にも、支離滅裂です、アフリカの営利誘拐が、テロになり、内乱になり、無茶苦茶です、外国のテロ被害者が司法解剖されることは無い。
とゆうか、アフリカと、ブラジルの出来事は無関係です。
この映画が何を意図していようと、最低最悪な映画であることに🎞間違いありません。
俳優に罪はありません。
これはハードボイルドだ!
“família”はポルトガル語で「家族」の意。タイトル通り、様々な形の家族が登場する。
前半は陶器職人の神谷と一人息子の学、学の妻のナディアの関係が主軸となり、そこに在日ブラジル人が絡む。後半は在日ブラジル人と半グレ組織、学たちに起きる不幸な出来事が重なり、息つく暇もない。
生まれ育ちや国籍、言葉の壁を超越して理解し合い家族になろうとする人々や、家族を失った者の怒りや悲しみが描かれる。外国人に対する差別や偏見も激しい。
観終わったあと、しばらく放心して言葉も出なかった。
予想をかなり上回る衝撃的な作品。 本年度ベスト級。
予告編では在日ブラジル人の苦悩を描いた作品と思いきや、その苦悩が超ヘビー級。
加えて海外でテロに巻き込まれるシーンもヘビー過ぎた。
妻に先立たれ陶芸職人として細々と暮らす役所広司さん演じる神谷がメイン。
神谷の息子。吉沢亮さん演じる学が国際結婚しようとする展開。
アルジェリアでプラントの建設工事に携わる中、婚約者と帰国して神谷に結婚する事を報告しアルジェリアに戻る展開。
一方、神谷の住む近くのブラジル人が多く住む集合住宅ではブラジル人と半グレ集団との争い(脅し)がハンパ無い。
あれは半グレなんてもんじゃない。
次々と登場人物が亡くなって行くストーリーに気分が落ち込む。
大人しい神谷がある事を切っ掛けに命を張った行動が意外過ぎた!
あそこまでする行動に至った理由こそ本作のタイトル「ファミリア」その物って感じ。
本作はあまり話題になって無いけど、豪華なキャスト陣に期待して鑑賞したけど観て正解だった感じ。
集合住宅の広場でのブラジル料理が美味しそうでした( ´∀`)
寡黙
寡黙を貫くのがどれだけ強くなければならないのか、また、なぜ寡黙を貫かなければならないのかを追求した作品だと思う。
でも、やはりやるせない想いも感じました。良い作品だと思うけど、
仮に家族が外国で………………、………………ったら………。ここまでの交渉しか今の日本は…………。
ーーでも役所さん、時代劇だろうがSFだろうがドラマだろうが、ヒーローやっても、ひたむきさが滲み出でる。すごいなー。
家族愛は良いとして、そっからの行動の是非を問うと言う
家族愛は、神谷も榎本も同じ。更に言うと、マルコスモエリカも。
恨みにとらわれてしまった榎本は人の道を踏み外す。「ブラジル人」をひとくくりにして、決して晴れることの無い鬱憤をぶつける。
人種も生まれ育った国も関係なく家族として生きて行くことはできる、と言うテーマ性。安易に社会批判・政治批判に走ることなく、人間ドラマに徹しつつも、ノワールを軸に、見る人を引き込むストーリーを作る。悲劇の中に、希望を見出せる話の締め方。
ツッコミどころもある脚本ですが、木下グループらしい作品で、これは好き。
ちなみに「機械の部品」として人を扱うってのは、それが日本人だろうが外国人だろうが、変わりないんですけどねw
もっと言うと、機械の部品で終わるか。自立して、自分の足で立って生きて行けるのか。ってのは、その人次第だよ、って事で。
良かった。
結構。
以下、脱線。2013年1月に起きた、日揮のアルジェリアプラント人質事件をモチーフにしたストーリー。
映画の中では、学の身代金を外務省に届けるも、政府側は「テロへは毅然と対応するのが日本の基本政策」と言う旨から、これを受け付けない、と言う流れが描写されていましたが、これは過去に発生したIS等による人質事件の事例を混ぜこぜにしてシナリオ化していると思われ。
例のアルジェリア人質事件に関して言うと、1月16日に襲撃されたプラントには17人の日本人が取り残され、当時安部首相はアルジェリアのセラル首相に「人命最優先」の対応を直談判。なぜならば、日本は救出のための特殊部隊を現地に派遣する事が9条の制約から出来ない上に、犯行グループと思しきイスラム勢力との伝手も無いから。犯行グループはマリの国際テロ組織であり、マリへ軍事介入したフランスに領空使用を認めたアルジェリアに対する「報復」を宣言。背景は複雑だったんです。アルジェリア軍は事件発生の翌17日から空爆による強硬策に出ます。プラント周辺には、人質となった母国の特殊部隊が展開する中、21日にアルジェリア軍特殊部隊がプラントに突入しテロリスト部隊を制圧。日本人人質は、10名が犠牲になりました。
でですよ。この時も「9条の壁」が問題になった訳ですよ。
プラント突入は、公式には「アルジェリア軍特殊部隊」になってますが、7人の人質を取られた米国や、2人の人質を取られ3系統の特殊部隊を持つ英国が黙っている訳がなく。展開した特殊部隊は、自国の人質救出のため、同時に行動したものと推測されています。
更に言うと、この事件は日本政府に課題を突き付けました。その教訓は、2021年のアフガン撤退の際に、実は生かされていたのではないかと。結局あの時、日本人は家族も含めて全員脱出。散々の悶着と批判はありましたが、9条の制約のグレーゾーンと裏取引で上手く立ち回った模様。また、マスコミは一切報じていませんが、出国を希望した日本への協力者500名の現地スタッフのうち、10月末までに300名以上が日本政府の関与によって出国しており、うち20名ほどは日本へ定住予定と伝えられています。あの状況の中、どうやって出国できた?のかは不明。おそらくは、アフガンに影響力を持つイランへの強力要請があったものと推測しています。アメリカと対立するイランとは、比較的良好な関係を、当時は維持できていたためです。
ちょっと脱線しましたが、言いたかったことは、当時の安倍政権は、そんな冷たい態度は取ってねーよ、って事で。
重い映画…⭐︎
予告編を何度も見て、お正月明けに楽しみにしていた映画だったが、予告編から抱くイメージとは全く違った内容の作品だった。
陶芸を営む役所広司演じる神谷のとこに息子の学(吉沢亮)が結婚相手のアルジェリアで出会った女性を紹介するために
赴任先のアルジェリアから帰国するところから始まる。
この後が、予告編では思いもよらなかった暴力的なシーンや悲劇が待ち受ける。
愛知県が舞台とのことなので、おそらく豊田市の郊外のブラジル人達が期間工などで多く住んでいると思われる
団地で、妻と子供をブラジル人に殺された(実際は、飲酒運転の事故)MIYAVI演じる榎本海斗の凄まじい憎しみが
彼等に向かっていく。
あるきっかけで、彼等の仲間と関わることになった役所広司と彼等との物語、MIYAVI の物語、そして息子・吉沢亮が
アルジェリアでテロに巻き込まれて、妻と二人とも亡くなってしまうという悲劇。
鑑賞しているうちに、個人的には段々と重苦しい気持ちになって 悲しいとも違う複雑な感情が湧き上がってきた。
息子が亡くなった後、役所広司がMIYAVI 率いる半グレ集団に一矢報いる行動に出るが、それでも何故か救われない
ような気持ちになる。
文化も何もかも異なる人々と分かりあうのはいかに困難なことなのか…
突きつけられているように思う。
昔、ブラジル人の集団と公営のバスに乗り合わせた時に、バスの最後部で彼等が他の乗客がいるにも
かかわらずに大声で皆んなで歌を歌い、楽しそうに騒ぎ始めた姿を突然思い出した。
難しい…答えはわからない。
泣けるとは思ったけど
9本目。
希望を持たせて終わったし、泣けるなあと思いつつも、極端過ぎと言うか、どうしてもそっち方面と絡めなきゃいけないのかなって。
いや、そうした方が分かりやすさはあるんだけど。
20歳の時に半年、仕事の研修で名古屋の工場で日系ブラジル人と一緒に仕事し、ブラジル人だらけではなかったけど、団地に住まわされた自分としては、特にそう感じたし、貯めたお金でブラジルにマンション買った人もいたからな。
でもまあいっかと、次のドリームホースを観ようと思ったら、席がほぼ埋まり、やや消化不良で終わる3連休。
ワケドファジレが可愛いかった
一人暮らしの陶芸家・神谷誠治の家に、大企業のプラントエンジニアとしてアルジェリアに赴任中の息子・学が婚約者ナディアを連れて帰ってきた。学はアルジェリアでの仕事が一段落したら会社を辞め陶芸を継ぎたい言った。一方、近くの団地に住む在日ブラジル人のマルコスは、ブラジル人を憎む半グレ集団から暴行を受け、逃げていたところを誠治に助けられ、父を思い出し、頼るようになった。アルジェリアに戻った学とナディアはプラントがテロ組織に襲われ・・・という話。
2つの話が絡んでて、どっちか1つに・・・って思ってたが、最後はなるほど、って思うようなストーリーは良かった。
騙されて日本に来た外国人労働者は多いのだろうなぁ、と思う。そして、何か問題を起こしたら強制送還、という恐怖もマイスモールランド、を思い出し、なんとかならないものかと考えさせられた。
そして、誠治役の役所広司がとにかく素晴らしい。息子や嫁、そして頼ってくるブラジル人などへの愛情が伝わってくる。
また、MIYAVIの強烈な悪人ぶりも素晴らしかった。
マルコスの彼女・エリカ役のワケドファジレが目力があってエロくて可愛かった。
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