「両論併記」ファミリア みみずさんの映画レビュー(感想・評価)
両論併記
の体を装ってはいるが、日本側が半グレの時点で移民側に肩入れしている。
それが結果的に本質的な問題点をぼやけさせ、感情的な描写が色濃く出てしまっている。
移民だけでなく、中東や役所の生い立ちまで絡めて複雑にしてしまっているので、
それらを回収し切れていないと感じた。
結果としてあっけないハッピーエンドになり、人権活動家が喜びそうな内容になっている。
個人的には違和感を感じることが多く、家族の描き方としてはモヤモヤが残った。
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