「まだまだ手探りだった時代」ランディ・ローズ lynx09bさんの映画レビュー(感想・評価)
まだまだ手探りだった時代
致し方がないのだが、「素材の少なさ」がどうしても浮き彫りになって途中少しだけ退屈してしまった。でも、音楽家のドキュメンタリーといえば「劇的に駆け上がり劇的に崩れ落ちる」のがテンプレみたいになっている所、悩ましい紆余曲折があった上にドキュメントならではの最期なのが、当たり前なのだけれども「リアル」を感じさせてくれて良かった。カリスマレベルのウデを持っていても「売れる」わけではないという現実。逆もまた然りであり、まさに諸行無常を感じずにはいられない。
何故日本でのデビュー板発売になったのか?日本というマーケットが持っている本質とは(これについてはファッション等にも言える)??に言及されている所では、当時その通りに感化されていたクソガキとしてはお恥ずかしい限りでした。
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