サポート・ザ・ガールズのレビュー・感想・評価
全9件を表示
Calm Down♥テーマはそれだけ。
テーマは1つ。Calm Down
雑に最初の導入部は描かれている。人間関係が全く分からない。様だが、そんな事はどうでも良いと分かって来る。
要は、コンフューズする彼女の姿だけ追えば良し。
男どもは元弁護士の老人でも、若い物理的女性には興味ある。また、典型的な男性のスポーツであるボクシングの勝敗に、この酒場でワイワイ騒ぐ。肝心な場面が見られず、地団太踏む髭面男の虚しさが分かる。結局はアリ対猪木の様な試合が笑わせる。つまり、『そんなに見たけりゃ家で見ろ』となる。
つれづれなるままにひぐらしバーで仕事して、安月給で生活をしなければならない貧困なるアメリカ経済を思い切り皮肉ったのだと思う。
アメリカには実際にこんな男たちいるし、さらにクスリと拳銃が加わる。だから、あのクラッカーは嫌味そのもの。ものすごく良い。
もっとも、アメリカにはロスアンゼルスに一回行っただけだが。
"Whammies Girls"
女性蔑視や差別など多少あるにしても物語のテーマとして強い何かを感じられない、と、思うのは自分が男だからか!?
主人公であるリサが孤軍奮闘する姿に同情や共感よりも一人で悩み頑張りテンパってる奴って居るよなぁって冷めた目線で、それよりも我慢しながらも明るく無邪気に振る舞うメイシーや無愛想でクールなダニエレのキャラクターに魅力を感じる。
刺激的なパンチが足りないというかショーン・ベイカーみたいな『タンジェリン』のようにシッチャカメッチャカで怒涛の展開を期待したりそんな雰囲気で話が進んでも。。。
三谷幸喜作品なりのハチャメチャから、ウーマンドラマ
スポーツバーで働く女性たちが奮闘する話。
最初はあまり惹かれなかったけれど、三谷幸喜作品のように次から次へドタバタトラブルが起き、振り回される主人公に次第に共感できていった。
個性的なメンバーが多く、微笑ましくみられる。
そこから、もっと社会的な大きな話かと思いきや、かなり身近な目線で進み、これはこれでいい。リアルな話である。
ラストシーンは、この状況と女性らしさを表している...と受けとこっておこう(男性なのでわからない笑)
2023年劇場鑑賞45本目
「車が走る音が好き」
シスターフッドもの作品であり、そして何より現場責任者のお仕事作品ともいえるプロットである
そして今作のキモは、誰かを"正義"として崇め立てるカタルシスは一切無く、主人公も含めてその全てが"脛に疵持つ"一筋縄では行かない登場人物のオンパレードである 要は転んでもただでは起きない強かさをキッチリ描くという点に於いて、勿論感情移入は出来ないが、但しその不貞不貞しさをカラッとしたアメリカのハイウェイ近郊の気候と重ねた様な粗っぽい画質と共にスクリーンに映し出す造りである
なので、ストーリーエンドの構成には賛否両論があるのは致し方ないが、しかし今作はその現実を淡々と描く事にフォーカスされているであろうことなので、ハッピーエンドには終わらせないビターな印象に、観客へのメッセージ性を突きつけてくる 曰わく「こんな出口の見えないハイウェイのような入組んだ複雑さを作り出した人類はそれいいの?」と・・・ その全てが合理性を突き詰めれば、どんどん人間は排除され、そして残ったのはロボットだけ ハートシールを剥がしまくるのは感情を消し去るメタファー 或る意味、ディストピア作品としても読み解けるかもしれない内容である
そんな中、唯一自分が寄り添える人間が、主人公の夫 あの男の気持が痛いほど理解出来るのは自分以外にいない筈だ エンドロール後の、あの声だけの台詞は、あの夫なのだろうか・・・ 何方かご存じの方教えて下さい
アリーマイラブ好きなので。
主演のレジーナホールはアリーマイラブのコレッタリップなので、懐かしくなって見に行ったのですが、コレッタ(違う)をクビにするレイシストなオーナーが、これまたアリーマイラブのマークアルバートだったので、本当にびっくりしました。
※アリーマイラブは98-02年のアメリカのテレビドラマです。私はこのドラマが大好きなのです。
マークとコレッタはアリーマイラブの中では絡みがないのですが、嬉しくなりました。
スポーツバーのマネージャーのコレッタ(違うけど役名覚えてなくて)は、自分は離婚しそうで、店の女の子のトラブルに親身になってあげてて、なんか強盗入ってるし、スポーツバーなのに映らんテレビの対応とかもしてて、とっても有能なマルチタスカーなんだけど、どうにもこうにもうまくいかなくて、その原因がクソオーナーで、そのくそオーナーとついに決裂して仕事を辞めることになった、と言う話。
フェアではない世界で、女同士助け合って必死に生きるけど、上手にはいきまへん。でも、それでも生きていくねん!という感じですかね。
転職面接先の屋上で、一緒に店を辞めた女の子たちと叫ぶラストは、唐突でありながら爽やかでもありました。
趣旨がわからないわけではないのだけど…。
今年2本目(合計655本目/今月(2023年1月度)2本目)。
タイトル等からは、いわゆるフェミニズム思想が映画の中で描かれているのだろう、ということはわかりますが、それ以外のこと(人種のこと等)も出てきます。もっとも、映画としては完全に娯楽映画になっており、換言すれば「学習映画」のカテゴリではないようであるため、いかに多くの知識(ここでは、一般的な差別に何があるか…といったこと)を知っているかが理解のカギになります。映画自体90分という事情もあるので、他の方もあるので、エンディングにいたるまでの「道筋」に至る「のみ」で、ほかの「脱線」的なことがほとんど存在しないため(その関係では、「趣旨がよくわからない」方向にはならない)、「わかりやすい」一方で、「伝えようとすることがわかりにくいと理解全体で混乱する」パターンです。
この映画はどちらかというとこのパターン、つまり「伝えたいことはわかるのだが、時間の関係で90分では難しかったのでは…」というところにすぎます。スポーツテレビバー?に勤務していて、試合の日に中継をするはずであろう時間帯にいきなりテレビが故障して客が怒り出す…のは当然なものの、このシーンも「いっても仕方がないのに文句ばかりいっている」だけで、90分という時間ではこれさえもったいないです。
結局、
-------------------------------------------------
(減点0.3/90分の映画の中に詰め込むテーマが多すぎ)
・ 男女同権思想、人種による差別反対…などいろいろな考え方がありますが、それを90分で伝えるのはやはり難しいんじゃないかな…というところです。映画ではいろいろ頑張ったのだろうという点は見当たりますが、ぶちっと切れていて「一応、扱っているものは扱っているが、どう決着したのか描写がないかうまく描写をごまかしている」ところなども多く、「ちょっと量に対して90分では難しかったのでは…」というところです。
ただ、幹となる部分の思想、つまり、「男女同権思想」については明確に感じることができましたので、指摘としては「ほかにも入れることは構わないが、90分で全部入れることを考慮するとき、明らかによくわからないセリフ等がある」という点でしょう。
-------------------------------------------------
…です。
疑問
起こることも、対応も、中途半端過ぎて事態が改善したのかすら分からない…
なんとなく行動しなんとなく選んでいるとしか思えない。ただ正しく対応するという意思だけは明確。
でもそれで充分なのかな…?
疑問ばかりが募る…
これだけ問題があったら大変
映画のいいところは、いろいろなお国の生活を見ることができる所。
アメリカのワーキング事情が見られる映画。
アメリカでフーターズに行った時を思い出した。あそこのバックヤードもこんな感じだったのだろうか?
しかし、これだけ問題が積み上がると大変。仕事を思い出した。リサの気持ちに共感するが、映画鑑賞の時じゃないかな?
ストーリーがダラダラとしている。もう少しメリハリつけた方がいい。
全9件を表示