劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦のレビュー・感想・評価
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飛雄のセンターオープントスのシーンが最高でした! 力と高さのオープ...
飛雄のセンターオープントスのシーンが最高でした!
力と高さのオープントスをあげる飛雄が、速さと機動力の日向を信じて新たな可能性にチャレンジする姿に響きました!
2回観た結果、物足りない
原作、アニメファンです。
1回目観た時は作画の綺麗さと試合のスピード感にテンションが上がり、良い意味であっという間に観終わりました。
もう一度じっくり観たくて2回目観たのですが…
回想シーンはアニメの使い回しで絵柄変わるし、スピード感を重視しすぎなのか、無理矢理詰め込んだからなのか、冷静な頭で観ると違和感を覚えるシーンがちょくちょくありました。
絵柄が変わるのはアニメなら仕方ないで済んだけど、映画なら描き直してくれてもよかったのでは…と思ってしまいました。
あとノヤさんがレシーブ後にスパイカーの助走を邪魔しないように避けるのを夜久さんが誉めるところなど、なんの説明もなさすぎて意味わからない人いるのではと思ったり。
カットの仕方が雑に感じるところが結構ありました。
やっぱりそれぞれのメンバーみんなが主役の試合なのに、カットされすぎは勿体ないです!
人気キャラだけにフォーカスしました感が強い!
特典で何回も観に行くように仕向けてたくさん稼いだのだから、アニメでもっと烏野が主役目線のをやってほしいです(笑)
でも日向のドンジャンプの瞬間や、最後の研磨目線は映像ならではで最高でした。
最高なシーンが最高だからこそ、勿体なく思います!
アニメ版一気見後に鑑賞
烏野が多くの対戦チームと関わり変革しながら力をつけてきた様子をアニメ版で見ていたため、月島と黒尾の試合中の会話や影山と日向の展開にはおもわず胸が熱くなりました。
しばしば回想シーンが入り試合の熱がクールダウンすることは正直否めませんでしたが、その回想シーンにより音駒もガンバレという共感性が得られます。
敵と味方の対立構造ではないんですよね。その公平性が私がハイキューのすきな理由のひとつだと認識しました。楽しかったです。
クライマックスに度肝を抜かれた
クライマックスシーンを完全主観で描くという、とてつもなく難しい手法で描き切ったところにとても感動しました。
スラダンではリアル路線で動きを出来るだけリアルなバスケットの試合に寄せる手法だったのですが、ハイキューはそれに加えてリアルな一人称視点までやってのけたので、個人的にはスラダンの映画を更に進化させたような、そんな印象を覚えました。
一人称視点を加える事で、極限状態の時の人間の状態を内側から描いている。
あの臨場感をアニメとして仕上げたのはとんでもない労力だったと思うので、クライマックスシーンを仕上げた作画スタッフには脱帽するしかないです。
映画としては短い映画だとは思うのですが、短い映画に思えない程の満足感がありました。
次の映画も、ぜひ見て見たいと思いました。
追記
バレーボールのボールの動きもとても綺麗でした。
他作品ではありますがブルーロックでは潔が凛のシュートを「放物線の描く美しさに見惚れた」という感想を抱くのですが正にそんな感じ!
奇しくも潔の感想と同じ事をハイキューで思う事になろうとは思わなかったです。
本編未読でも楽しめる作品でした
偶々機会があり未読でしたが上映初日に観に行きました。元々スポーツ物はそこまで見ないのですが、孤爪との出会いから描いており、また要所々々に回想が入るので物語に入り込みやすかったです。あまり部活を頑張ってやった方ではないのですが、学生の僅かな期間の出来事と思うと何とも言えない気持ちになりました。試合のシーンもとても良かったのですが、初回で見た時に思わず涙してしまったのは猫又監督の握手のシーンで烏養コーチが手を出す際に烏養元監督も手を差し出すところでした。学生時代の苦々しい記憶や楽しかった事を思い出させてくれる良い作品でした。
すっげええええええええ!!!!!!!!!
春高バレー3回戦のたった1試合を、85分で描き続ける映画。その合間合間に、回想シーンを交えながら。
戦争訓練の名残としてのスポーツ観、「対戦相手を敵と思え。親の仇と考えてぶっ殺すつもりでやってこい」 をようやく脱し、選手が 「相手をリスペクトして闘いました」 と言える時代までたどり着いたことは本当に素晴らしいと思っている。ただ、「リスペクト」は相手と少し離れている感じ。そしてこの作品は、「リスペクト」 という言葉で隠れ気味になってしまっている要素、一言で言うなら 「お前、スゲーじゃん」 という感覚。競うこと=遊ぶこと=友情を深めていくこと。それをフルに、これでもかこれでもかと観せてくれる!!感じさせてくれる!!俺は、映画の後半、つまりほぼ40分間、自分の心の中からあふれ出てくるその思いで涙が止まらなかった。なんとも言えず、爽やかな涙。 「対戦相手ではあるが友人でもある」 という、誰でもその感覚の片鱗は知っているのに忘れがちなことを思い出しながら流す涙。
この映画はそうしたことを言葉で伝えてくるのではない。絵、セリフ、そして体育館の床に鳴るシューズの音、そこに描かれるバレーボールを通して、観ている俺たち自身の心にいつのまにかそういう言葉が浮かんでいる。そういう言葉の水先案内人をしてくれる感覚。そう、これこそが、映画だ!! 登場人物たちにセリフで語らせるのではなく、疑似体験した俺たちの心が、共通の言葉を生み出すことを導いてくれる映画! いや、すげぇ~!!
俺、ちばあきお作の「キャプテン」 が大好きなのだけれど、また、青春スポーツ映画では「ちはやふる」がNO.1だと思っているのだけれど、それらと肩を並べる大傑作を観られて、本当に幸せだ。あ~、映画ってやっぱ楽しい!!!
俺、2か月前までは「ハイキュー!!」の素人だった。でもなんか「ゴミ捨て場の決戦」は観なきゃいけない気がした、そこから、Netflixにあった4作、「終わりと始まり」「勝者と敗者」、「才能とセンス」、「コンセプトの戦い」 を、くそ忙しい時期と重なってしまったが、暇を見つけては、観ていった。自分でも頑張ったと思うが、実はそれだけ「ハイキュー!!」が面白かったともいえる。しかし、俺にとってはあくまで「ゴミ捨て場の決戦」を観るための事前準備だ、そして結果として、この準備をしたことは大正解、自分をほめたい!!観てなかったら、ここまでは楽しめなかったと思う。(頑張ってよかった、と思えるところも、なんかスポーツっぽくていいんじゃない?)
翔陽と影山の成長をみることはもちろん、音駒の研磨と翔陽の関係。さらに欠かせなかったのが、残る2人の1年生、月島と山口が覚醒する背景。つまりOBチームとの練習試合〜宮城県予選、そして決勝。東京での他校との合宿。これらを知った上で、本編を観られたことはほんとうに大切なことだった。みなさんにも時間があれば、ぜひおすすめです!!
とくに、黒尾と月島の関係は、俺、かなり好きだなあ。黒尾、いかしてるよ。「づっきー、最近のバレーは、どうだい?」
そして、このゲームのラスト。息遣いと研磨のモノローグだけの5分! これは、スラムダンクの「無音の30秒」 に匹敵すると感じた印象的なシーン。「苦しい。しんどい。終わらないでほしい」 という言葉に込められた、「お前、スゲーじゃん」という感覚!! そしてまたその最後も、俺には傑作と感じた。そうなんだよ、試合の最後って、素晴らしいエースとかで決まるわけじゃないんだよ。このエンディングが、また「競うこと=遊ぶこと=友情を深めていくこと」 を体現してるよね。ぜひ観てほしい。
P.S.
俺は、正直、「これで終わりでいいんじゃないの?」と思っている。かなり思っている。俺が行なってきた ”「ゴミ捨て場の決戦」を観るための旅" の終着地点として、申し分のないものを観たのだから当然だ。でも一方で、そう感じてしまうのは、俺が「ハイキュー!!」初心者だからだとも思う。後編。俺が全く知らない選手たちとの闘いは、あらためて俺に驚くほどの感銘を与えてくれるような気がするやはり。後編もまた、観に行こっと!
おまけ1:ネタバレ
研磨のセリフ 「黒尾、俺にバレーボール教えてくれて、ありがと」
おまけ2
超攻撃的な烏野と守備的な音駒だが、実は同じ。粘ってるのが、地上か空中かの違いだけ。
でも空中のが辛いよね。
時としていちばん辛く見える道が、一番楽な時もある。
空中のカラスと地上のネコという対比だったとは、本作観るまで気づかなかったよ。お恥ずかしい。
おまけ3
畏怖より、興味と尊敬。名言なり。
上映時間は85分という短さだがとても満足
予告がすごい良くて気になり鑑賞を決意
鑑賞前1期から4期➕OVAを視聴済み
この時点で推しは音駒の黒尾くんと研磨くん
私バレーボールはよく知らない、昔ちょっとやったくらいの全くの素人
しかしそんな素人の自分でもとても楽しめる作品でした
ハイキューは主人公は烏野の日向くんがしゅじんこうですが、映画は個人的には黒尾くんと研磨くんがメインだと感じた
2人の幼少期のシーン、私は黒尾くんが初めてスパイク出来た所、研磨くんパパに(うろ覚えですが)「好きなことなら一生懸命やるから大丈夫!」と言う所などがグッと来ました
ラストの研磨くん視点の試合シーン、あそこは監督の満仲監督がやりたいとおっしゃってたようですがとても新鮮で楽しめました
「まだボール落ちてない!」のところは原作だと表情が描かれてますが、こちらでは研磨くん視点なのでもちろんなし
しかしこの演出と梶さんの演技で研磨くんの必死さがこちらにも伝わってきて、素晴らしいと感じました
満仲監督は多分映画作品の監督はコナンのハロウィンの花嫁以来かなと思うのですが、コナンとハイキュー共に何回も見たくなる作品でした
また次も監督の作品が見たいです
烏と猫の対戦
思わず声を出したくなる内容で、烏野と音駒の対戦で、プレー全部がかっこよく、何回も見に行ってしまうし特典がいっぱい公開されてるから、ハイキュー好きさんにはめっちゃ嬉しい
感動。
実際に自分もゴミ捨て場の決戦に立ち会っているかのように思える作品。
あの名試合を映像として見ることが出来たことが嬉しかった。
とにかく映像に躍動感があっておもしろい。研磨の一人称視点の映像には衝撃をうけた。
回想シーンが入るためどうしてもテンポが悪くなるときがある。
長編アニメでもやってほちい🥺
待ちわびた公開!
やっぱり映画となると、ぎゅっとなってるから、たくさん原作カットが多かった〜🥹
ツッキーと山口の矛と盾が、1番最初の見所だと思うのだけれど、あっさり系ラーメンって感じになってたかな。。。
個人的にはツッキーの「おかげさまで、本当におかげさまで」の、「本当におかげさまで」をカットしないでほしかったぜ。細かいけど。
でもやっぱり映画は最高だった!
監督も戻ってきたし、丁寧に作ってあって、原作頼りではなくアニメだから出来るこだわりも感じられた!
何度か映画館に観にいってますが、感動するところやぐわ〜ってなる瞬間は毎回同じリアクションをしてしまいます🙋♀️
んでもって、ゴミ捨て場は長編アニメで、カットなしでもっかいやってほしいし(それを言うと白鳥沢戦も?)、稲荷崎戦は映画にしてもっかいやってほしい!観に行くから!何度も!頼む!
そして、SPYAIRを使ったことが何よりも嬉しいというか、スタッフさんの愛を感じましたね。
主題歌のオレンジがめちゃくちゃ良くて、映画にぴったりで、研磨の感情を綺麗に表してる。
エンドロールでも感傷に浸ることができて、
すごく、、エモい(語彙力)。
(あとクロが1番好きなキャラクターだから、クロがいっぱいうつってうれち😘)
因縁の対決に流れた汗
"ハイキュー!! FINAL" 二部作第1部。
IMAXレーザー/GTテクノロジーで鑑賞。
原作マンガ、ノベライズ共に未読、
テレビシリーズは第1期の第1話~第10話を視聴済み。
にわかの私でしたが、因縁の対決に白熱しました。私が視聴したテレビシリーズの回にはまだ音駒高校は登場していなかったため、孤爪研磨にフォーカスしたストーリーにはじめは面食らいましたが、日向翔陽とのライバル関係や黒尾鉄朗との友情が回想シーンや過去編として挿入され、初心者にも分かり易い構造だったので安心して観ることが出来ました。
練習試合を重ねた両校が「もう一回の無い試合」で対峙し、磨き合ったプレースタイルがコート上で激突する様に手に汗握りました。頭脳冴えわたる研磨に翻弄されながら、試合の中で進化する翔陽に感化され、研磨がバレーを楽しみ出す展開は少年マンガっぽさ全開でアツい。研磨主観のクライマックス、IMAXの大画面によって臨場感が凄まじく、最高のシーンでした。普段流さない汗によって決した試合でしたが、流した汗が美し過ぎる。次作へのブリッジも見事でした。
「畏怖よりも、興味と尊敬を」
完全に今を生きることってきっと難しい。過去にあれをやっておけば、これで失敗したら…私たちは過去と未来に跨って生きていて、だからこそ後悔も不安も尽きない。目の前に自分より優れているものを見た時なんか尚更だ。今を見つめるのが怖いから、変えられもしない過去に逃げるか不確定な未来に夢を見る。それでもたまにその状況を楽しめる人がいて、自分とは違う種類の人間なんだろうなと諦めのような気持ちで見ていたけれど、もしかしたらその裏には私の経験したことのないような努力があったのかもしれない。後悔の残らない過去と、そこから紡がれる未来への確信が、人を今に留めるのか。また、ラストシーンでの研磨目線の映像と音声は斬新で印象深かった。頭の中に響くような必死な息遣いに周りの応援は何も届かない。限界を伝える震えた視界、それでも頭脳を働かせようと忙しなく回る目線。体温が引きずり上げられるような没入感はきっと映画館だからこそできたことだ。なんでもすぐに配信で見れるようになるからこそ見にいくか迷ったのだが、これはお金を払って良かった。ぜひ映画館に見に行ってほしい。
ハイキュー!!なりのリアル
音駒VS烏野。
3セット目、21-25で音駒が負ける。
1点、一秒、止まる時間。劇的な敗北、そんな物は無い。
21-25というタダの数字。結果。それがリアルなのだ。
映画スラムダンクを見た。残り10秒1点差。勝つか負けるか。時が凍り始め、針の音だけになる。
そんな演出は無い。それが、ハイキュー!!という作品、高校生の一部活としての描き方としてのリアルだった。
ケンマの一人称視点、そして日向の目標であったケンマに「楽しい」と言わせる事。ケンマの「ずっと楽しいままでいてね」、そして日向の翔ぶ時の、床を蹴る音。BGMが消える瞬間はやはり、ゾワッとした。見る価値のある作品、これだけ評価されているだけはある。
映画鑑賞というより、試合観戦。
試合を決める最後の1点の描写の見事さ。
そしてミスプレーと実況が言うのではなく、
「敵味方みんながボールをつないでついた汗で手が滑った」と表現した見事さ。
研磨視点
ハイキュー!!で恐らく一番疲れるゲーム、烏野VS音駒戦。
何度となく練習試合はしたが、初の公式戦。
テレビシリーズだったら、1クール使ってもおかしくない内容を80分程に凝縮。そのため、スピーディーな展開であるが、色々な部分が削られてしまったのは否めない。ハイキュー!!で、今まで脇のキャラの心情まで描いてきたものをあえて切った劇場版用演出。劇場版としては良いけど、ハイキュー!!全体の作りとしてはどうなんだろう。各種大人の都合で、テレビシリーズでは無く、劇場版でファイナルとなったが、出来ればテレビシリーズで作って欲しかったとは思う。けど、それだとこの作画の熱量は無理だったろうなぁ。
回想が多いと言う意見もあるようで、確かに多いんだけどそれが無いと只の試合中継になってしまって、人間ドラマが無くなるからなぁ。
可愛かったショタ黒尾、何故あんな胡散臭く(と周りから思われている)なってしまったのか。
そして、エンドロール後に出て来たラスボス。その戦いが本当のファイナルになるが、原作知ってると、あの試合だけで終わったら凄い後味悪くなると思うがどうすんだろう?長めの上映時間にして、卒業後のアレをダイジェストながらも入れて来るのか?
チビクロ、チビケンがかわいい!!
◎良かった点
① 85分というコンパクトさは ハイキュー!!初心者さんでも疲れず気軽に観られると思う。これを機にハイキューファンが増えてくれたらうれしい
②自分もコートや体育館客席にいるかのような臨場感が味わえる画作り。ネットってあんなに高いんだと驚いた
③回想シーンの幼少期黒尾さん、研磨がめちゃくちゃかわいい
④試合ラストでの研磨目線の作りは徹底していて研磨にシンクロする新鮮な体験をした
▲残念だった点
① せっかくの劇場版なのになぜ 85分なのか? 凝縮ではなく、頭いい人が良いとこ取りのそつなく85分にまとめましたミッション完遂映画で泣くに泣けなかった
② この作品の主人公は日向翔陽(黒ユニフォーム 10番)であり、黒ユニフォーム烏野高校がメインなのだが、赤ユニフォームの音駒がメイン、赤5番の研磨が主人公だと勘違いされるかたが居ても仕方ないくらい烏野メンバーは脇役扱い
③ 素朴にバレーボールルール知らないかたに意味が分かるのだろうか? という不安
④ 病院メンバーの意味が初心者さんに理解出来たか不安。85分にして原作の猫又監督、烏養前監督シーンをバッサリカットしたなら、混乱を避けあの部分もばっさりカットする勇気があれば、その時間を別のシーンに使えてもっと昇華できたかも
⑤エンドロール後にドンジャンプご本家? の光来君のシーンがあり、そちらの音は迫力があったから差別化するためなのかもしれないが、原作で泣けた日向のドンジャンプ成功が軽い扱い(に私には思えたの)で音駒戦見せ場の一つなのに勿体ないと感じた
⑥ ツッキー(黒ユニフォーム11番)の名前が「ノブカツ」君だと勘違いされていないか不安(← こういう原作知らないと意味分からない小ネタは入れてくるのでターゲット層をどこにしているのか? と疑問。入れるなら誰でも分かるようにしてほしかった)
鑑賞3回目。
良くも悪くも 85分。
映画が始まり一番最初に映るのはカラスだが人物は研磨君。この始まりだと初心者さんはこの作品の主人公=研磨だと思っても仕方ない始まり方。
汗だくで疲労困憊な旭さんと田中さんが「今、何セットめ?」「5セットめくらいじゃないっすか?」というシーンがあったが、烏野高校側が全然描けていないのでなんであんなに疲れているのか非常に分かりづらい。
一応解説者や応援組のセリフ等で言わせてフォローしているが視覚での共感さが全然ないから音駒メインで描こうと決めたのならいらなかったシーン。かえって混乱招く。
「スピード感ある」とも言えるがとにかくサラッと試合が進んでいく。もっと緩急、取捨選択したほうがお客さんを惹きつけたのでは? 画は双方しんどそうに描いてあったがサラッと試合進んでいくから何がそんなにしんどいのかと共感できないのはつらかった(原作では理解できた)
日向のドンジャンプは比喩のように崖っぷちに立たされた描写だったが、せっかくの映画館なんだし、やっぱり「ピョピョーンじゃなくて床を蹴る音」をもっとずっかりと見て聞いて、感動したかった。
何も知らないで観に行くほうが楽しめる仕上がりだと思う。ハイキュー!!恒例の突然回想シーンワープは良い時と混乱招くシーン(あの構成だと個人的にはツッキー回想とか)とがあり万人受けするかは疑問。とはいえ、チビクロ、チビケンシーンは本当にかわいくてあれあっての、研磨「クロ、俺にバレー教えてくれてありがとう」だから、幼少期についてはとても良かったと思う。チビシーンだけでも観る価値あるかもというほど。
初めから最後までクライマックス!!
アニメ版をたぶん一通りは見たはずだが、少々ハイキューから離れていたので、どこまで楽しめるか、キャラ覚えてるかな?と不安点と
音駒VS烏野の因縁の対決がここで決着がとうとうついてしまうのか、と
見る前から残念な気持ちで映画館に入った。
しかし、映画ならではのクオリティの高さと迫力、スピードと人物の感情表現、アニメ映画の可能性と、スポーツ物もまだまだ面白いぞ、と思い知らされる、凄まじい映画だった。
心理戦と思いきや、肉弾戦、軽快な点の取り合い、苦しい持久戦、
研磨と陽向のサバイバルナイフでお互いの首を取りにいくシーンはまるでバトルアニメのそれであった。
ものすごいスパイクでも1点、
ブロックでも1点、
サービスエースでも1点
サーブミスでも1点
お見合いでも1点
そして、最後の汗で手を滑らせてトスをミスっても1点
負けたら即、試合終了
もう一度がない試合
最後のプレーで無慈悲にも試合が終わる・・・
日向翔陽が点数のこと忘れて試合を続けようとした気持ちと、試合終わりだぞ、の一言が見ている俺でも、すぐには飲み込めなかった。
えっ?終わりなの?
フィクションとはいえ
次の試合も楽しみになりました。
あと、音駒が泊まった旅館がまたたびという名前が良かった。
汗を勝敗に絡ませすぎていた
1人ひとりの感情の描写は上手かったです。
特に日向と影山の絆は必見。試合中に研磨によって精神的にボコボコにされた日向。
100%の力で飛ぶ事ができない日向に影山はパスを出さないと考えていた研磨の予想に反し、影山は自分のパスによって日向を100%の力で飛ばし完全復活させる。
このシーンは痺れました。他に研磨と黒尾のシーンも良かったです。黒尾の汗と涙で滲んだ表情はグッとくるものがありました。
一方で試合の展開には納得できませんでした。汗で日向の足が滑ってセットを落とし、その次のセットでは研磨が汗でボールを落として烏野が勝利するという内容がうーん、、、
汗で滑るのは、1回で十分かと思います。2回目はいらなかった。汗で滑って試合の勝敗が決まることで、実力の差は無くどちらが勝ってもおかしくなかったとしたそうな雰囲気に冷めてしまいました。
実力はどちらも十分にあるチームですし、試合の勝敗の付け方に悩んだとは思うのですが勿体無い終わり方です。ああ勝ったんだ、ああ負けたんだと心に響くような実力の勝敗が分かる終わり方が欲しかったです。
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