FALL フォールのレビュー・感想・評価
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主人公の友達がイカれてる 82点
めちゃめちゃ高い、、高いところが苦手な方は観ない方がいいです!笑
私はどうやって下へ降りる方法が気になって観てましたがその手があるだなぁと!こういう考察しながら観ていく映画は楽しいです!
途中でホラー的な部分があってそこは少しはてなが出ましたが最後まで観れました!最後は感動してしまいましたが、とにかくアホな友人とは付き合わない方が良さそうと分からせてくれる映画です。
最高地点からの落下
予想通りの展開と、予想通りのオチと、予想通りのテーマ。
恋人を亡くした辛さに向き合うため、超高層テレビ塔に登って辛さを上塗りする。その立案者であり、主人公に寄り添う親友であったが、予想通り主人公の恋人と不倫関係にあり、さらには自身の辛さを主人公が抱える辛さと同等に扱っている。最終的に親友は死に、恋人も冒頭で死んでいる為、まさに死人に口なしである。
また、本作は超高層テレビ塔に登ることが目的であるため、場面を超高層テレビ塔に登るまで、登る最中、登った後、降りるまで、降りた後、と幾つかに細分することができる。その反面、登る/降りるという基本動作に代わり映えがなく、面白みに欠けるとも言える。本作は、その要素が前面に出ており、単調な展開に単調な流れで緊張感が得られなかった。
唯一予想できなかったのは、冒頭で恋人が死んだ場面のみである。
ひとことReview!
コレ本当に手に汗握る作品。高所と絶望を体感させてくれる逸品。どうやって撮影されたのか知りたいね。パンフレットが販売されなかったのは残念。
生き残る為には、手段を選ばない。切羽詰まったら、法的に駄目でも、そうするしか無い。そんな辛さを感じさせる。
勇気と無謀は違います。
ゼメキスの「ザ・ウォーク」以来の高所サスペンスアクション。出来ればかの作品のように3D上映してほしかった。3Dなら本作で得られる恐怖感は倍増したはず。
ストーリー自体はまんま「ディセント」。設定を地下洞窟から高所に持ってきただけと言えば身もふたもないが、ご丁寧に女同士のどろどろした人間関係までまったく同じなので脚本家は絶対にかの作品を下地にしたのだろう。ただ、本作特有の魅力も充分にあった。
お金目当てに危険なチャレンジ動画を上げ続けるのだろうと、主人公のベッキーは親友のハンターに問いかける。それに対しハンターは答える。一度きりしかない短い人生、その一瞬一瞬を大切にしたい、だからチャレンジし続けるのだと。
恋人をなくしてふさぎ込んでいたベッキーを電波塔クライミングに誘うハンター。勇気を振り絞って人生を前に踏み出せと言わんばかりに。
確かにくすぶった人生から脱却するには勇気ある一歩が必要だ。しかし、今回ハンターが選んだ手段はあまりにも無謀なものだった。
さび付いた電波塔はいつ倒壊してもおかしくない。梯子はあっても慣れ親しんだ岩山とはまた別の危険が伴う。登山のプロなら、登るコースを入念に事前に調査し、いかなる危険にも対処できるよう出来る限りの準備を怠らない。
ハンターの前述の言葉は確かに美しいが、事前準備も何もしない無謀な行為を行うのとでは話が違う。
結局その無謀な行為で命を落とすはめとなるハンターは自身が冗談交じりに述べていた通り落下しながら救援メールの送信をすることとなる。
鑑賞中、どうせ最後には助かるんだろう、どうせ役者さんはセットの上で演じてるだけだろうとわかっていながらも、次から次へと起きる手に汗握るシーンの連続、なんら手立てがない圧倒的絶望感も加わり、かなり精神的に消耗する作品だった。あくまでもいい意味で。
そして単なるシチュエーションスリラーに終わらず、昨今のSNS上での無謀な行為が蔓延している風潮にチクリと警鐘を鳴らした作品。
"オ◯ッコちびりそうになる…"な映画
鉄塔のてっぺんに辿り着くまでが1番スリリングで、1番怖かったですね笑
てっぺんからの景色はなかなかリアルで、股間がホンマ震えました…笑
鑑賞前、トイレにはしっかり行っておいてください!
*暇と時間とお金がある方は、どうぞ!笑
おしい
良かったです。でもおしい。
たかだか地上600メートルでスマホが圏外になるとか、
あの程度のドローンなのに何キロも先まで無線がつながってるとか、
に、目をつぶれれば良かった。
制作陣にとっては細かいところなのかもしれないが、リアリティを削いでしまって緊張感が薄れた。私だけかもしれません。
海底47mの上空版
海底47mのスタッフが手掛けているとの事で、かなり似ています。
あまり乗り気ではない主人公と、グイグイ引っ張っていく友達、幻覚を見るシーン、希望を見せた後に絶望を与える感じ、ラストの主人公だけが助かる結末など、似ているところが盛りだくさんです。
海底47mも最後主人公だけ助かるので、今回も主人公は助かるだろうなと予想して、見事に当たりました。
個人的には予想を裏切るという意味でもバッドエンドで終わって欲しかったところです。
シチュエーション頼みでは無い。残り5分の展開がスッキリの良作。
クライミングの事故で夫を失った女性が、そのキズを癒やすべく友人と600メートルの鉄塔に登るが、頂上でハシゴが外れ二人で取り残される。
果たして地上に戻れるか、もしくは外部に助けを求められるかという話。
多くのシーンが高所となり、ドキドキの展開に。
正直、夫を失ったあとの飲んだくれシーン、なぜ鉄塔に登るのか感情移入しにくい、完全に準備不足、誰にも事前連絡無しの自業自得パターンと、序盤は厳しい。
頂上に登る際の緊張感と外部へ連絡しようと四苦八苦するところは期待通りの展開。
が、この映画の見せ場は最後に待っていた。
外れそうなボルト、ハゲワシの存在、友人の男の影、充電裏ワザなどベタな伏線だな~と思っていたがそれがある意味ミスリードだった。
ドローンはなぜ主人公が飛ばすのか、
水を断る友人、
リュックを取らなかった友人、
食べ物は頂上にもあるとの言葉。
それらのモヤモヤが最後に全て繋がってスッキリ。
友人が落下したと思って下を見下ろす主人公とイヤイヤ生きてるよと思った観客の逆転現象。
一回あった夢オチもミスリードに。
ハゲワシと死体を生きるために利用するシーンで映画館に見に来てよかったと思いました。
友達は選ぼうね
嫌がっている人に強要するのにも限度がある。恋人の男性の死も、リスキーなスポーツをしてるんだから、死は覚悟しときなよ、と素人としては思う。そこが嗜好の違いなんだろうけど。そんな友達が、途中から急に死んだことにされてて草。幻覚とはいえ長すぎだろ。最終的に主人公だけ助かるが、肝心の救出方法が伏せられてて草。あれだけ広大な土地にある600メートルの鉄塔を解体する時は、解体業者がわざわざ登ったりしないで、横にパターンと倒すのが楽なのかな、なんて妄想をしているうちに映画は終わった。
タイトルのダブルミーニング
ホラー映画より怖い作品でした。
リアルな感じが凄いです。
ハンターさんが犯した不倫や数々の挑戦、後悔などの「失敗」と、落ちていく「落下」。どちらも「fall」。
ダブルミーニングなタイトルでとても凄いです。
個人的には主人公が、ハンターの死に気づくシーン、
ここが1番ゾッとしました。
構成のうまさが目立つ作品でした。
なっとく
このシチュエーションでやれることは限られるよね。
はじめに「どうして二人はタワーに登るのか」っていう背景説明があって、そこはイマイチ感あるパートになるんだけど、まあいいやって流すの。
そして伏線説明が入り「なるほど、これらの伏線が順番に出てくるのか」ってなって、タワーに登るのね。
そこからは「困った、困った」「こうやれば!」「それだ!」「うまくいきそう!」「だめだった……」を繰り返すの。
そして《海底47m》のスタッフが贈ってるから「そうですか。その技、ここで出しましたか」ってなってエンディングに。
この人たち、救急に連絡がついたとしても、救うの超難しそうなんだよね。
ヘリが近づいたら、暴風でもう落ちちゃうんじゃないかなっていう。
その辺はまあ、いいんだろうな。
予想通りに面白かったので、また、《海底47m》のスタッフが贈ってくれたら観るよ。
ワンシュチュエーションでここまで持たせるとは・・・
「降りられない」
それだけでも怖いが、その1点突破でこの時間を持たせるとは思わなかった
途中で仲間割れを起こす何とか考えていた
ハンターと亡き夫の恋愛クラッシュを彷彿とさせる部分が出ていたので
「これが原因で・・・?!」と思わせてからのあの展開
腹をくくった1人の力で解決した映画になった
ツッコミを入れると色々あるだろうけど、ツッコまずにのっかってみると凄く良いと思う
怖いけど、観たあとスッキリはしない。 疲労感…。 歯の食いしばりの...
怖いけど、観たあとスッキリはしない。
疲労感…。
歯の食いしばりの癖がある人は、マウスピースがあると良い。
Tower of Top
600mの塔のてっぺんに取り残される…?どういうこっちゃという感じでワクワクしながら鑑賞しました。
いやー最高でした。高所恐怖症とかでは無いんですが、ずっとお股がヒュンヒュンして、手汗が出まくっていました。
タワーへ登る動機は旦那が亡くなった恐怖を乗り越えようぜ的なノリで向かうので、ベッキーが不憫に思えますが、そうでもしないとあんな高いタワーに上らないと思うのでこの動機は致し方ないなと思いました。
タワーへ向かう前にいきなり事故りかけるもんですから、ハンターのズボラさが滲み出ますが、終盤までへこたれることなくこのテンションが持続するので、キャラはずっと保っていたので良かったです。
ハンターはしょっちゅう揺らしたりするので、そりゃ壊れるわなと思いつつ、ベッキーは常識を持って宥めながら進み、タワーへ辿り着きますが、よくここまで登ったなと思いました。足がすくむとかの問題ではなく、タフネスすぎね?と思えるレベルで笑ってしまいました。
タワーで立ち往生している時に、極限状態あるあるでのギスギスは発生しますし、お馴染みの浮気が要因ではありますが、長い時間やり合うわけではないのが良かったです。2人が協力する流れに自然になるのも良かったです。スマホをロープで垂らしてインスタの投稿を試みたり、スマホを靴に靴下とかで包んで下に落としたり、人が来たからカラーガンを撃ったら車を盗まれたり、ドローンの充電をてっぺんにあるランプで試みたり、ドローン飛ばしたら車に見事に轢かれたりと、中々濃厚でした。
やたらベッキーにばっか仕事任せるなと思いましたが、ハンターが最初の段階で落下死していたという種明かしは中々衝撃的でした。その跳び移りは無理だろうなと思っていましたが、成功して良かった〜と思っていたらしっかり失敗して、挙げ句の果てに鷲に食われまくるというのも絵面のインパクトが凄かったです。その鷲をとっ捕まえて、肉を貪り食うシーンはなんともジャンキーでした。ハンターが貪られた腑にスマホを突っ込んで、無事インスタの投稿&父親にメッセージが届いて、救助隊が爆速で駆けつけてめでたしめでたしというのも急展開すぎましたが、悪くなかったです。
ワンシチュエーションながら尺を持たせて、高所ならではの恐怖を通常形態の劇場で感じさせたのも最高でした。粗いところはありましたが、挑戦的な作品は大好物です。
鑑賞日 2/7
鑑賞時間 16:25〜18:20
座席 K-4
高所恐怖症でない人も高所恐怖症になるかも
地上600メートルの老朽化したTV塔のてっぺんから降りられなくなると言う、高いとこ=恐い所を突き詰めた一発アイデアのド直球サスペンスで、めちゃ怖かったです。錆びつきガタつく鉄塔を登るシーンは、カメラが徹底的に見下ろすアングルで攻めてくるので、すごい緊張感で冷や汗が出ます。てっぺんの足場は一畳程度の広さしかなく、ここからぶら下がるシーンもドキドキします。主人公達が救援を呼ぶためのあれこれの工夫も、伏線もあってなかなか面白いです。これで足場が崩れそうになる設定があったら、心臓には悪いけどもっと怖かったかも。役者さんはあまり知らない人だけど、相棒役のバージニア・ガードナーのユーチューバー振りがよかったです。
高所恐怖だけ、ではない面白さ。
ロッククライミングで夫を亡くした女性が老朽化した600mのテレビ塔に登る?!という、あまり考えにくい動機はともかく、劇場は満席に近い人気でした。
実は高所恐怖がぜんぜんないわたしには、高所による怖さは手に汗握るほどではなかったんですが、いろいろ起きるアクシデントにはハラハラさせられっぱなしでした。
そして実はこの映画、高所恐怖だけではなくそれ以外にもいくつか仕掛け有りでワンシチュもののスリラーにしてはよくできててすごく面白かった。
実は亡き夫は、自分との結婚前に自分の親友と二股交際をしていて、それを自分だけが知らなかった。それが600mの上空で少しづつ明らかになるのがすごく面白いし、実は親友は途中で亡くなっていて、自分は幻を見ているだけだったと気づくとか、なかなか凝った作りで面白かったです。
グロ苦手なわたしには、高所のハラハラよりハンターの遺体やベッキーがハゲワシに突かれるシーンの方が怖かったです^^;
ワンシチュエーションでここまで作った、かなり意欲作だと思います。
最‘’高‘’の映画
これは映画館で観るべきという勘が働き、知らない俳優陣に期待できなかったものの観に行きました。
…『カメラを止めるな』的な満足度でした!
前半は俳優の芝居も含めてそうでもないけど、後半、つまり、タワーに登りきって降りる段階になってからが、ホラー映画より怖いです。
小学校の道徳の授業で、「登るより降りる時の方が気が緩んで怪我をしやすいんじゃ」と習ったことを思い出しました。
IMAXや3Dじゃなくても、こんなに臨場感出せるんですね。
予想では、スマホやドローンに頼るのはやめ、てっぺんからロープでまずパラボラアンテナまで降りて、ロープを回収し、そこからまたそのロープで足場まで降りて、自力生還を果たすと思ってたんですが、てっぺんにカラビナ付けて?ロープ括り付けてるんだから、ロープを回収できないと終盤の描写で気付き、すっきりと絶望できました。
優しい父親が、『ウォーキング・デッド』のニーガンに似てると思ったらそうでした。父親が正しかった、みたいな結末でしたが、浮気してた夫と親友のことも許して、志しのあるクレイジージャーニーになってほしいです。
あと「肉を切らせて骨を断つ」ではなく、「肉を喰わせて骨を断つ」でした…
物語る手汗
ワンシチュエーション・スリラーといえば、次々に変わる状況と様々な困難。
しかし今作の設定では猛禽類の襲来くらいしか思い浮かばず、どうなるかと思いながら鑑賞。
結果、そこは予想通りであり、「新たな危機」という面では物足りなかった。
基本は主人公たちが何かを思いつき、失敗しての繰り返しであり、そこに愛憎のもつれや親子愛を入れ込んだのは、好みの分かれるところかと。
個人的には、要素はよかったがやや間延びした印象。
種の蒔き方は分かり易くも丁寧で、女性の腕力でそんなことできる?ということも、それ自体を伏線としていたのは上手い。
(あのとき以外にも現実離れした場面は多いけど)
最後の解決策も、しっかり前フリが効いていて素晴らしかった。
だが、梯子を登るだけなら技術は必要なく、しかもそれがあるなら「使う人がいた」ということ。
難易度に対して犯罪性や老朽化による危険性が高く、バズるより炎上しそう。
などとツッコミつつも、異常な手汗が没入感を物語っていた。
理屈はどうあれ、身体や心が反応してしまったら認めるしかありません。
そもそも、風も強いであろう地上600mで手を離してる時点で恐ろし過ぎた。
劇場で観るべき作品だと思います。
超開放的なワンシチュエーション!
フリークライミング夫婦とお友だちの女の子がクライミング中に旦那を亡くしてしまい、1年経っても悲しみに暮れている奥さんに、立ち直らせるために600mの鉄塔を登ることを女の子が提案。女の子は世界を旅しながら危険な場所に登ってはイイネとお金を稼ぐインフルエンサーになっていた。二人は悲しみを乗り越えるために600mまで登り散骨を済ませ、たくさんの自撮りやドローン撮影を終わらせていざ降りようとすると老朽化したハシゴがサヨナラしてしまいさぁどうしよう?
という導入ですが、話としてはフローズンのような高いところで物資もない中であれやこれや試してみるワンシチュエーションものですが、今回はとにかく景色が良く、高いところが得意ではない私はしばらく両手にじんわりと汗をかいてしまいました。
途中で死んだ旦那と女の子がよろしくやっていたことが分かったり、途中で寄ったダイナーでの盗電した方法が活かされたりとありますが、全体としてはまぁそうだよね、そうなるよね、という感じで状況に手に汗握る感じにはなりませんでした。ワンシチュエーション故に盗電方法が活かせそうなのはすぐに分かってしまいます。
しかしワンシチュエーションものとしては基本を抑えており、かなり狭いですが初めてのワンシチュエーションものという方にはオススメできる良作だと思います。
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