「10年前にPHYCO-PASSという作品に出逢い、今日映画を見て興...」劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE さわいもさんの映画レビュー(感想・評価)
10年前にPHYCO-PASSという作品に出逢い、今日映画を見て興...
クリックして本文を読む
10年前にPHYCO-PASSという作品に出逢い、今日映画を見て興奮が冷めきらないままこの文章を綴っています。初稿の為、拙い文章になってしまいますがよろしければどうぞ。
第一に戦闘シーンがやっぱかっこいい。ドミネーターの展開する瞬間とかバカみたいな規模の戦闘機使っての銃撃戦は心をくすぐられざるを得ない。
第二に本作品が現代社会に投げかける問題提起が半端ない。当時なんとなく見ていた僕とは違い、今や自分も就活を始め、様々な企業がIT事業に力を入れていることを知った。本作品で言うシュビラシステムのようにすべてをAIに管轄させることで、ミスも起こらない平和な世の中になるのではという、なんとも短絡的で間抜けな思考になっていた。AIにすべてを任せることは、数値が判断の基準になってしまい、今までの人間的な価値観の否定に違いない。さすがに理系大学生として思うところがある。
第三に人間の描写がうまい。僕が感情移入しやすいタチなのもあるが、数回涙してしまった。この世界は死にそうな人がちゃんと死ぬ。しかも、サクッと死ぬんじゃなくて熟成させたうえで論理的に死ぬ。なんとも無常に。
次のPHYCO-PASSシリーズも首を長くして待っています。その為に頑張って生きてみようかな。
コメントする