「真実はいつもひとつ」劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE uzさんの映画レビュー(感想・評価)
真実はいつもひとつ
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話はサクサク進むものの、早すぎて逆に考察するヒマがない。
設定や人物もかなり入り乱れてきたのだし、TVシリーズでじっくり見せてほしいなぁ。
砺波は紛争を操作して結局どうしたいのかとか、色々分かりづらかった。
また、背景CGが頑張りすぎててキャラ絵との親和性が低い。
もっと言えば、描き込みすぎて目が散ってしまい、見るべき箇所に目がいかなくなってしまっている。
細部にわたり描写が細かいだけに勿体ない。
シリーズ通してだが、肉弾戦アクションのもたつきも気になる。
何やってるか分からないのも良くないが、実写でももっと速いので、迫力もカッコよさも足りない。
今回の朱は輪郭や口元の丸みが強く、可愛らしい姿が見られると少し期待しましたが。。笑
どんどん良いキャラになっていく霜月さんはもっと見たかった。
フレデリカさん、あんなに動けたのも意外だし、なんだか宜野座とコンビっぽくなってましたね。
3期が“ああ”だったからには今作の構想は既にあったハズだが、間が空きすぎていた。
色々大変なのだろうが、公開スパンは何とかしてほしい。
「正義も真実も多面的」だが「正義は移り変わり、真実だけは絶対」といった台詞や、正義に対するアプローチはSFだからこそ映える。
それだけに、「罪の意識がないと裁けない」欠陥システムに頼る社会はそろそろ変革してほしい。
ちなみに、雑賀先生の遺体が綺麗すぎやしませんかね。
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