ちひろさんのレビュー・感想・評価
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もう少し予想を超えて欲しかったな
最近観てとっても良かった『アンダーカレント』の監督作品ということで、以前から知ってはいたけど観てなかった『ちひろさん』を第一回丸の内映画祭で上映するというからせっかくならば……と丸ビル7Fホールにて鑑賞。 ちひろさん自身もいいキャラしてるし、温かいのにどこか冷たい風が吹く感じもいいし、この話がどんなふうに展開していくのかきになるし、気付けば引き込まれてた。だからなおさら最後が予想通りの展開に終わってしまったことが残念だなー。 お弁当屋さん夫妻みたいな関係に憧れる💕
ぶつ切りのようなシナリオ
いろいろな登場人物が出てくるけど、そこまで掘り下げられず投げっぱなし感がある ながら見する分には丁度いいけど、しっかり見ていたら意識がいろんなところに散って楽しめなかったかもしれない
この映画の主人公に会いたいので、また観たいです。 映画の脚本とか内...
この映画の主人公に会いたいので、また観たいです。 映画の脚本とか内容より、登場人物に惹かれました。 飾らない素朴で自然な感じが魅力の主人公でした。
のこのこ弁当食べたい
孤独も必要な時もある、 それでも1人では生きていけない。 誰かに出会い、その出会いが自分をまた作っていく。 そうやって今の自分がある。 親子でも他人でも、分かり合えない人もいる。 他人でも分かり合える人もいる。 人間って、誰かにふと寄り添ってもらえることも必要。 めんどくさいけど、人間って面白い生き物かも。
孤独を愛する
完成披露試写会にて鑑賞🎞️ 今泉力哉監督の新境地を見ることができた、衝撃の作品でした。 そして、今泉監督が今この時代に伝えたかったメッセージが、存分に詰まった作品だと感じました。 まず、キャストの方々について。 マコト役の嶋田鉄太くん。 こんなにも自然に「クソガキ」を演じることができる子役さんがいたのか、と感心してしまいました。舞台挨拶で「彼は良い意味で自由で、それが劇中にも良さとして出ている。」と皆さん仰っていた理由がよくわかりました。 幼いながら愛すべきキャラクターとして、ストーリーの大きな役割を担っていました。 そして、バジル役のvanさん。 "女" の強かさも、弱さも、不器用さも、妖艶さも、演技初挑戦とは到底思えないほど、本当に上手く表現されておりました。 原作のバジル姐さんが、そのまま現実世界に飛び出してきたような錯覚を覚えました。 そのほか、超実力派キャストの皆様が、純粋な世界とは距離を置く登場人物たちの人間模様を、非常に繊細に表現されておりました。 劇中ではひとつひとつの台詞が、愛を持って丁寧に産み出されたことが伝わってきて、『愛がなんだ』鑑賞後の心が満たされた感覚とよく似ていると感じました。 鑑賞後、遅ればせながら今作の共同脚本が澤井香織さんであると知り、私の中で勝手に納得してしまいました。 私がいくら文字を書いても表現しきれない、孤独を愛する"ちひろさん"のふしぎな魅力。きっと誰もが虜になってしまうのだと思います。 これを読んでくださっている皆さまにも、"ちひろさん"という女性を、是非劇場で体感していただきたいです。 同じ女性として、本作に出会えて本当に良かった。公開後、劇場ないしはNetflixで、もう一度この世界に浸ろうと思います。
穏やかな気持ちになれる作品
特に派手なことは起きない静かな物語ですが、ちひろさんの言動の所どころに響くものがあり、優しさというか、ほのぼのというか、観ていてとても穏やかな気持ちになれる作品です。私も異星人に対してちひろさんのように接することが出来たらなと思いました。あと、失礼ですが今まで有村架純さんの演技を上手いと思ったことはあまり無かったのですが、この作品ではとても自然に演じられていて上手いと思いました。また、周りの方々も皆さん上手で、特に女子高生と子役の子がとても良かったです。
人どうしの関係で、刺さるセリフがところどころに。 "みんなで食べて...
人どうしの関係で、刺さるセリフがところどころに。 "みんなで食べても美味しくないものもある" "一人で食べたって美味しいものは美味しいよ" とか。 食事の描写がすごく美味しそうで。 お弁当、餃子、焼きそば、お団子… 無性に食欲もわきました。
あまり邦画を見ないけど、すごいよかった 自分の知らない人の日常をの...
あまり邦画を見ないけど、すごいよかった 自分の知らない人の日常をのぞいたみたいで面白かった お弁当屋さんのお弁当買って帰ろうかな
ちひろさんの周りに流れる雰囲気、好きだなぁ!
自由奔放で、誰とも分け隔てなく付き合うちひろさん。一方で、暗い過去を持ち、孤独を抱えて生きている。そこが神秘的というか、人を惹きつける所以だろう。 弁当屋の女将さんやホームレス、ホステス仲間、家庭に問題を抱える女性高校生と小学生…彼らとちひろさんの触れ合い…ただそれだけのシンプルなストーリーなのに、心が温まる良い映画だった。
終盤、慣れ親しんだ弁当屋を急にやめてしまう。 何があった? 実は原作は人気コミックらしい。 映画を見た後、コミックを読んでみたが、 ほとんど原作通りだった。
動画配信で映画「ちひろさん」を見た。 劇場公開日:2023年2月23日 2023年製作/131分/PG12/日本 配給:アスミック・エース 有村架純 豊嶋花 嶋田鉄太 van 若葉竜也 佐久間由衣 長澤樹 市川実和子 鈴木慶一 根岸季衣 平田満 リリー・フランキー 風吹ジュン 元風俗嬢であることを隠さないで暮らしている 弁当屋のアルバイトちひろ(有村架純)の物語。 彼女は小学生や女子高生やホームレスや野良猫にも優しい。 誰とでも仲がいいのだが、 なぜか母親の訃報を聞いても何も感じないという。 死んだ海鳥を埋葬する、 亡くなったホームレスを勝手に埋葬する。 大丈夫ですか? ちょっと心配になる。 終盤、慣れ親しんだ弁当屋を急にやめてしまう。 何があった? 実は原作は人気コミックらしい。 映画を見た後、コミックを読んでみたが、 ほとんど原作通りだった。 満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
人をゆるやかに繋ぐ空気のような存在
こういう一癖ある人がその人間性で周囲を緩く変化させていく話が好きで仕方ない。ただ明るいわけではなく、どこか寂しげでありながら、独特の雰囲気を醸し出す有村架純の名演技。 横道世之介系列の新たな傑作だと思います。
清濁合わせのむマリアさまの話
有村架純の魅力と素晴らしい演出と港町のバックグラウンドが相まって、じわじわと沁みてくる。ホームレスのおっさんに風呂まで入らせて洗ってあげてしまう。そこまでするかって感じがあるが、監督の演出力と有村の演技力の相乗効果で、映画が伝えようとしていることが、しみじみと心に響く映画だ。ネットフリックスの映画って、大袈裟な感じであざとすぎるけど、そこが飽きさせない。
不思議な魅力のちひろさん
自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。 原作がある作品だったんですね。 ちひろさんのなんと表現するのがいいのか分からない感じ(飾らなさ?寂しげ?何もなさ?)は表現されている気がしました。 ちひろさんは結果的に人と人を結び付けているのに、ちひろさんはあまり繋がりに執着していない感じ、不思議ですね。最後、遠くに行ってしまうんだろうなと分かりつつ、行って欲しくないなという気持ちになりました。 マコトくん役の子の演技がとても良かったです。やっぱり有村架純さん可愛いですね。
自由で華麗、そして強い
原作漫画は途中まで読んた記憶がある。 現実世界で元風俗嬢を公言するのはかなり勇気がいることに思える。普通の弁当屋で働くならなおさら。でもちひろさんはそんな周りの心配を笑い飛ばすかのように自由で華麗にそして強く生きる。そういえば原作を描いた安田弘之の代表作は「ショムニ」だったことを思い出す。少し破天荒で強い女性を描くのがうまい。 そんなちひろさんを有村架純が演じるのはかなりのチャレンジ。いや、あい変わらずかわいかったし、少しやさぐれてるのもうまく演じていたんだけど、もっと違う人が演じていたならば印象が変わったのになと思ってしまう。悪くはないんだけどね。 恋愛するのも人から期待されるのも人に期待するのも好きじゃない生き方。見る人によってはとても寂しい生き方かもしれない。でも、ちょっと羨ましくなってしまう。社会のしがらみにある程度縛られているからなんだろう。ただ、映画としてはそれほど高い点数はつけられなかった。
びっくりしました。
原作の羅列でしかなく(台詞もまんま)、しかも、安田さんの漫画に込められた1番肝心な、心動かされるカットが微塵も表現されていない悲劇。読解力のないプロデューサーや監督は今すぐ職を変えるべきで、Netflixの担当者ももっと映画とは何かを考えた方がいいのではないでしょうか。豪華キャストやスタッフがみじめであり、時間とお金の無駄です(たしかに映画は浪費の部分がありますが、これは肥だめに有村架純を突き落としています)。
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